2014年12月28日日曜日

アベノミクスの影

economicsからパクり、自ら進める経済政策にアベノミクスと名付けたその結果が、12月26日総務省から発表された「労働力調査」から明らかになった

非正規労働従事者がついに2000万人超え

しかも前年同月比で、非正規が48万人増えた一方、正規が29万人減少、
正社員を減らし非正規雇用に置き換える動きがますます進行している、

年齢別の非正規比率で詳しくみると、15~24歳で、非正規50.5% この年齢の若者の半数以上が非正規の労働に従事している結果となっている、

一部の投資家や大株主などマネーゲームに参画する金持ちたち、法人税の引き下げなどで利益を蓄える大企業だけがアベノミクスなる政策から恩恵を受け、多くの若者が、低賃金労働、サービス残業、24時間一人体制勤務など劣悪な労働条件で働くことを強いられている、

もう少し待てば賃金も上がると、口ではいうのだが、いったいいつになるのやら、、

派遣、契約、パート、アルバイト、フリーターと呼ばれる一群の若者たちを中心に、年収200万円時代が訪れたといわれてすでに久しい、
すでにリタイアした年金生活者ならばまだしも、こんな状況で結婚なんかできはしない、

子育て支援?で、金を出す?ふざけるな、
欲しいのは金じゃない、将来に不安をかかえることなく働ける仕事が欲しいのだ、

若者よ、怒れ、もっともっと本気で怒れ!




歌は、「泉谷しげる氏 帰り道」

2014年12月13日土曜日

明日は句会

出張からもどった、

もどったその日も大酒のんでまた今日も酒のんで、句会のあとの反省会?(うちあげ、かな)でも飲むから、酒ばかり三日間、、

自宅で晩酌は一切しないから、外でばかり、
自然と、酒飲み友だち(本当に友だちだかどうだかはわからない、その微妙な感じを愉しんでいるのが酒飲みなのだ)ができる、

今日もその飲み友だちと会い、飲んでしまった、
連チャンで飲むのはつらいので、かなり無理をしているかも、

出張に行けばそんなにも飲めないので、バランスは取れているのかもしれない、

さて、俳句
今回の兼題は「山眠る」


里人の藁打つ音か山眠る

晦日蕎麦猫も子も寝て夫婦蕎麦

木枯らしや背中の唐獅子哭いて逝く

湯豆腐に万太郎句のふと過(よ)ぎり

以上四句だそうかと・・、


また来週月曜日から同じ場所に出張、
関東平野は寒いけど、まあ、行ってくる、、


2014年12月7日日曜日

明日から出張

明日から出張はタイトルのとおり、
帰りは金曜日の夜、それが2週間続き、今年度の終了は12月24日の予定
あくまでも仕事が上手くいったときの予定なので、延長も大いにあり得る、

たぶん上手くいくので延長はないはずなのだが、相手がある仕事、
相手の都合で日程が変わることもたまにある、

なのでしばらくここを更新できない、

何人かのお目にとまる程度のこの雑記、
大したことも書いていないので、更新できないとしても、社会の進歩を阻害するとか、日本の歴史に汚点を残すなどの心配がないので、それだけは安心している、、

ということで、またいつか、

昨日、親しくしていた年下の友人が亡くなったと連絡をもらった、
酒を飲んでいて大酔っ払い状態だったのだが、いそいでタクシーで彼の自宅へ出向いた、
腎臓を悪くし、心臓の手術までおこない、最近では車椅子生活で、さらに透析を続けている彼だった、

享年43だった、

酔っているせいなのか、感情が壊れてしまい、何を見ても聞いても遺族と話しても、ただただ泣けてくるだけ、夜いきなり訪れ泣きじゃくるぼくの扱いに困惑してしまったのに違いない、

迷惑をかけてしまったかもしれないのだが、あまり反省はしていない、
友が死ぬ、このフツーとは違った事態のなかで取り乱さない方がおかしい、
勝手にそんな解釈をして自らを納得させている、

今日は二日酔い、そこだけは反省している、
何度も何度も同じようなことを繰り返ししているぼくではあるのだが、、、






2014年12月4日木曜日

仕事

長く休んでいる、
今年の四月以来、考えたら十日も働いてはいないのでないか、
それでも食べていけるのが羨ましいと、ひとから言われるのだが、若い人の労働に頼っている身分なのでなんとか食べているものの、決して贅沢をしているわけではない、

週に何度か外で酒を飲み、昼は外食をはじめ三度三度の食事をとり、暖かい布団に寝て好きなだけ本を読む、贅沢はしていないといったものの、こうして書いてみると、けっこう贅沢な生活かもしれないな、

贅沢はできません、歳をとったせいかお茶漬けと鰺の干物が一番の好物で・・・、

そのお茶は100g5000円もする高級茶で、鰺の干物もわざわざ瀬戸内から空輸で取り寄せた超高級品だったという、今は亡くなった元経団連会長の話が思い出された、

そこまでいかないにしても、雨風をしのげる家に住み、毎日好き勝手に風呂にはいれる、飯に困らない生活、これを幸せというのだろうか、、

以前からの引き続きの仕事があり、おおよそ2ヶ月間、仕事をまかされた、
現場まで片道80kmの距離、車で2時間かかるので、泊まることにした、
月~木は宿泊し、金曜日の夜に帰宅し、また月曜日に現場に向かう、その生活がおよそ2ヶ月続く、

まだ現役で働くことができる、あなたにお願いしたいと仕事の依頼がくる、
そのことが素直に嬉しい、

放射線治療の効果がめざましくあり、気になっていた腫瘍のほとんどがなくなってしまった、
そのせいなのか、今度は帯状疱疹に悩まされ、右足に痛みが残ったままの今なのだけれど、なんとか仕事ができそうな体調にまで復活している、

もしかしたら、今度の仕事が自分としての最後の大きな仕事になるのかもしれない、
悲壮感とはべつの、やり甲斐と働き甲斐に恵まれて、さーて、一仕事、やってみますか!


2014年12月1日月曜日

やわらか~い

新しくできた焼き肉屋を見つけ、食べに行った、
一駅離れた場所にその店はあった、
開店したばかりだったようで、店内は全てが真新しく清潔、ママらしいご婦人も本場?韓国人のよう・・、

焼き肉屋に行き、いつも最初に食べるのはキムチ(白菜キムチ)、
キムチが美味しければ、その店の何を食べても美味しいはずだ、そう思っている、

キムチ一人前300円、好きなオイキムチも一人前300円、美味しかった
カルビ380円、ハラミ380円、これも美味しかったし値段も良心的で懐に優しい、

和牛カルビ980円というのがメニューの一番最初に載っている、
こちらは二人連れ、久しぶりの焼き肉なのに、380円ばかりでは男の沽券にかかわる、と
それも注文、

それが失敗だった、

最近よく見る食のレポートが、口を開けば「やわらか~い」とのたまうアホ解説ばかり、
肉はもちろん、肉ジャガのジャガから、西洋甘味にいたるまで、すべてやわらか~いと言えば、それが最大の賛辞であるかのよう、

そのうち、豆腐を食っても、味噌をなめても やわらか~い、というのだろう、

うちは、二人とも、やわらか~い肉は好みではない、
肉の柔らかさと味とは別物だと考えているし、そもそも、味の評価になんらつながっていないではないか、
国産和牛のA5ランク、脂が美味しくて口の中でとろける・・、
何度かそういう作られた牛を食べたこともあったが、決して美味しいとは思わなかった、

ある程度の歯ごたえがあり、噛めば噛むほど肉汁があふれ出す、そういう肉がうまいのだと思う、
こればかりは、人それぞれ味の好みなので、やわらか~い肉を好きな人もこの世に何人かいてもかまわない、
しかし、なんでもかんでも、やわらか~い、で済ますアホ食レポのあいつらやこいつら、
本当に美味いものを食ったことがあるのかと、心底疑っている、

さて、980円の和牛カルビ、二人前も頼んだのだが、やはり口に合わなかった、
焼けるたびに脂がジュンジュンと火に落ちていき、残った肉といえば最初でてきた肉の半分ほど、
こんな肉のどこが美味いのか、さっぱりわからない、

なんで頼んだのよ(この前も同じ失敗したじゃない)、連れ合いから怒りの目線、

せっかく男と女と二人で来たのに、380円の肉ばかりでは、なんかさ・・・、と言い訳しきり、

お店推薦の高い肉を、それならと注文し、何度か失敗してきた、
口に合わない、のだ 合わないハムニダ、、

数が少ないから、量が採れないから高くなる、値段が高い、だから美味い、
たくさん採れるから値段が安い、だからまずい、
値段と味とはまったく違う世界の異なる了見のはず、、

諸君!ひからびた味音痴的ブルジョワ趣味から永遠に脱却しようではないか、
味の世界における真の味覚解放運動に積極的に参加すべし、

その決意を一層深めた夜であったニダ、、






2014年11月18日火曜日

高倉健さん逝く

健さんが亡くなったとニュースで知った、

まだ十代の頃に健さんの映画を観てファンになった、
ヤクザ映画、いや健さん主役の映画だけは任侠映画と呼びたい、の中で見せる、耐えて耐えて耐えぬいて最後に怒りを爆発させるその姿勢と、おこがましくも自分とを重ね合わせ酔いしれたものだ、

健さんの任侠映画はその筋の方々だけでなく、多くの労働者、学生に迎えられ、学生運動華やかな時代、東大紛争の最中に立てたれた看板、通称立て看に、止めてくれるなおっかさん背中(せな)の銀杏が泣いている、と文句が飾られマスコミの話題にもなった、

銀杏が東大のシンボルであることは説明不要のはず、

池袋文芸座でのオールナイト興行で、映画主題歌が流れると、場内の全員が声を合わせ歌ったこともあった、そんな場面はその後どの映画でも映画館でも体験したことはなかった、

任侠路線の終演とともに、東映は実録ヤクザものへ、日活はロマンポルノと進路を変え、そうした中に健さんの姿を見ることはなかった、

幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、遙かなる山の呼び声、などなど、でさまざまな映画の賞をとり、演技力を見せつけたりもした、

またその誠実で実直な人柄から、共演した多くの女優男優、監督、スタッフなどから賛辞が寄せられ、健さんの悪口を言う人は一人もいないとまでいわれている、

その多くはもう既にいろいろなメディアで紹介されているので、ここで書くことは何もない、
Wikipediaで見てほしい、

健さんが亡くなったら、告別式には是非礼服で参列しよう、と誓った人が昔いた、
彼女はスナックのママだった、
そのスナックもすでになく、ママが何処へ行ったのか、ぼくは知らない


2014年11月13日木曜日

追い出し会のあれこれ

麻雀をしたり酒を飲んだりしていた年下の友人が、地元を離れることになり、追い出し会をやることになった、
彼の婚約者らしき彼女も参加し、総勢8人、スナックを貸し切り状態にして11日の夕方6時からそれは行われた、

カウンターに横並びに座ったので、端に座った人同士は話すこともままならない状態での追い出し会、結局は、カラオケ大会の様相に終始したのだが、まあまあ楽しかった、

ハイボールを3杯飲んだところから、調子が上がり始め、その後何杯飲んだのか、正確には覚えていない・・・、くらい飲んだのだろう、

男性会費三千円、女性は無料だという追い出し会、幹事に訊いたらあとで徴収するといわれたのだが、まだ払ってはいない、
それが気になる、、

今年の板橋区俳句会が、8日に行われた、
ぼくが所属している句会からの参加者は、ぼく一人だけ、
前もって投句してある中から、選者によって句に点数が付けられ、その点数の発表が会の全容、

その間に(一般の部の発表の前に)、小学校中学校の部の発表があり、小学校30位まで、中学校30位までの句の発表と表彰・・、この時間がイヤになるほど長い、、
途中で帰りたくなるほど長い、
ただ、所属する句会からの参加者はぼく一人だったので、なんだか句会の代表のような立場になってしまった気になって、途中退場はできなかった、

自分の句には大して点も入らなかったし、帯状疱疹でお尻は痛いしで、修行の気持ちから椅子に座っていた4時間、つらかった、、

会場で一番受けた俳句は、小学三年生の少女の句、一位ではなかったけれど、
夏休みおばあちゃんちは天国だ 

小学生の素直な気持ちが込められていて、どっと会場が沸いた、

交通事故で父親を亡くした少女の句、天国はもう秋ですかお父さん が以前話題になったことがあった、
あれこれ技巧を凝らした海千山千句よりも素直な句が感動を呼ぶことは間違いないようだ、、


2014年10月29日水曜日

注目しているガールズコーラス



Little Glee Monster リトルグリーモンスター 略してリトグリ

今年10月にメジャーデビューしたという6人組、たまたま、ある番組で知りました、
歌のうまい女の子を決める大会に出場した中から選ばれた6人(全員中学3年生)なのだとか、

コーラスがしっかりしていて、それぞれのパートの声もメリハリが効いて、
ただ人数が多いだけでなんのハモリもないどこかのアイドルユニットとは一味も、
いや、まったく違います、

7人いたなら、七色唐辛子と表現したのに、6人しかいないから(当初は7人だったらしいのですが、途中で一人抜け6人になってしまったのだとか)、
6色クレヨン?(パステルの淡い色ではないような、と勝手な解釈を・・)、

歌、演奏、音楽の分野で本当に才能がある人たちが好きです、
久しぶりに才能ある子たちを目撃できた
どこまでいくのか未定の若い才能、芸能界の悪?に染まらず、どんどん大きく育って羽ばたいて、世界を目指して、

スティービーワンダーがデビューした時、彼は12歳だった、
神童、天才といわれた彼はぼくと同じ歳、
なぜか気になって、神童でもなかったし天才でもないぼくは今も彼の歌が好きで聴いています、

リトグリが、彼のようになるのはムズカシイかもしれないけれど、上限なんか気にせずに、上(てっぺん)を目指すことが若い時には特に大事でしょう、
小さくまとまらないで、荒削りでもいい、はちゃめちゃに弾けてほしい


上見て進め 下見て暮らせ by ぼくの祖母




2014年10月25日土曜日

投稿ネタ

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場所: 中華人民共和国 福建省 寧徳市


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赤字部分は自分で追加したもの

このIPアドレスからは以前もログインしようとしてきた、
現在、中国人に友だちはいないし、元中国人だった友人の女性は、日本人男性と結婚し、日本名「秀子」と改名しているし、中華人民共和国 福建省 寧徳市には行ったこともないし、行く予定もないし
どのみち、中国ハッキング野郎か、女郎か、そんな連中の仕業に違いない、

何をしようとしているのか、わからないのだが、気味が悪い・・、

まあとにかく、何も書くことがなくて困っていたときだったので、ネタができてプチうれし、

帯状疱疹が悪化しかなり痛い、
右足の裏が腫れ上がり歩くのもやっと、このまま治らなかったらどうしよう、
死ぬのは仕方がないとしても、歩けなくなるのはイヤだなあ・・、

品川心中という古典落語の名作の中で、情死を迫られた気の良い男が、

海に飛び込もうという女の誘いに、風邪ひいたらどうすんだいと、断り
針で互いを突っつこうというのに、痛いじゃないか、と断る情景がある、

どうせこれから死ぬのに、なに言ってやがるんだい、と女が男の度胸の無さに呆れるというところなのだが、
この右足裏から、ずんずんと響いてくる痛みが永遠に続くのは死ぬことよりも辛そう、あ~いやだいやだ

2014年10月24日金曜日

体調不良につき

あんまり体調がよろしくない、

免疫力の低下から帯状疱疹が発生し、臀部、右足の先端、足裏と、水疱ができ、そしてつぶれ、歩くときも痛みがある、

今日やっと放射線治療が終了したので、これからそちらの治療も始まった、

書く意欲もあまり湧かない、
こんなことも長い人生の中では何度かあるのだろう、、

仕方ない。。


2014年10月17日金曜日

月食

数多い趣味の中の一つに、カメラがある、

子どもが生まれたことを機に(こういう親は世間に多いと思うのだが)連れ合いに暗示をかけ頼み込み、カメラを購入、たしかPENTAXのME Superだった、
50mmF1.4の安価な標準レンズのみを取り付け、子どもばかり撮っていた、

そのあと、オリンパスに移行し、今はNikon製カメラ一台とSONY製一台、それと捨てきれないオリンパス一台、計三台で撮影を愉しんでいる、
時代を反映しすべてデジタルカメラばかり、
高いレンズは買えないので、中古ばかり、一万~二万円クラスのレンズで、望遠系広角系マクロ系、いろいろ取りそろえている、

猫、花、道ばたの草、主なターゲットはそれら、
撮ったものは発表することもなく、家人に見せることもなく、PCのゴミと化している、

300mmレンズを一本持っているので、先日の月食時、ベランダに三脚を持ち出し、狙ってみた、

マンションのすぐ横を道路が走っているので車の往来もそこそこある、
夜とはいえ、ベランダに出てカメラをセットしている姿は、下を通る他人の目にも映っているはず、
その視線を十分意識しながら、プロカメラマンになったかのような気になって気持ちよく、見栄を張ることができた、

できあがった絵は、例によって大したことはない、

300mmでは、こんなものだろう、

いちおうアップして(うpと書くのがネットらしいのだが、おじさんだから若い人のマネはしない)おく、、






2014年10月8日水曜日

治療4日目

放射線治療というものを体験したみたくて治療をした、というのには強がりも少し入っている、
が、本当の気持ちもいくらかは混じっている、

ここを読まれている読者の大半の方々は、血液性癌にも、当然、治療にも、抗ガン剤治療にも放射線治療にも無縁の方々がほとんどだと思われる、
しかし、今後、絶対に罹らないとはいえない癌について、どんな治療があるのか、どのような方法が取られるのか、費用はいくらなのか、記しておくことも無意味ではないだろう、
なにしろ、日本人の二人に一人が癌になり、毎年23万人もの人間が亡くなる最大の死亡原因が癌だという事実が存在するのだから、、

ぼくの場合、血液性癌、話はそこに限定されてしまうのだが・・、

そんなわけで、今日で4日目となった治療の断片を書いておくことにする、

悪性リンパ腫による腫瘍の増大が、痛みをともなわないまでも、目視によっても確認できるほど大きくなり、きつめのズボンをはいたときなどに圧迫による違和感を感じるまでになった、
生活に支障はないものの、気になるといえば気になる、

鼠径部という微妙な場所(性器に近い)にそれはあり、自己か親近者、医療関係者を除き公開されるものでもないとはいえ、小さくなればより良い、そんな気持ちから放射線治療を受けてみることにした、

鼠径部のCTスキャンを再度おこない、腫瘍の大きさ=面積と深さを確認し、その状態をコンピューターに把握させることから治療は開始される、
その確認と、身体固定のための足型作成に約半日費やされる、
固定しないと毎回当てる場所が変動してしまい、適切な照射が維持できなくなるからだ、

また使われる放射線の強さと量を、深さ方向によってパーセントで区切り照射される、
患部以外の場所にはできるだけ当てたくないので、体内深くなるに従って、表面から95%50%35%と、放射線の強度を変えていくことで身体への負担をできるだけ少なくする、それらはすべてコンピューターが自分で計算し、毎回同じ量を同じ場所に当てることが可能となる、

鼠径部を中心に裸の身体に基準線をマジックインキで描き、治療器から発射される赤い光線(赤外線だと思われる)に合わせて毎回ベッドでの身体の位置を微調整し、治療がはじまる、

この基準線は治療の間中、消さないようにと指示があり、お風呂にはいってもナイロンたわしなどでごしごしこすらない、拭くときもタオルでこすらないで上から押さえるようにしてくださいなどの指示が出される、

腹部、腰部に太い黒線が何本も走り、これでは銭湯はおろか、うっかり他の場所で服を脱ぐことも出来やしない、
浮気防止には格段の効果ありなので、夫の浮気癖に困っている奥様には、是非是非、ご主人に放射線治療を勧めていただきたい・・・、、

元々の色白肌に運動不足から腹部肥満も加わり、腹に描かれた線を見ていると、区画整理された中華肉まんのよう・・、

治療時間はおおよそ2分弱、位置の微調整に時間がかかるものの、決まってしまえばあとは全自動照射なのですこぶる早く終わる、
ベッドの上で、ズボン、下着を全部下ろし(そこが気弱な人には少し気になるところかもしれない、看護師の中には女性もいるのでね)、性器丸見えの状態での照射、ティッシュペーパー一枚で覆われるとはいえ、マーキングを確認してからの照射なので、医療関係者とはいえ他人に性器を見せることになるのは間違いない、

初診時に、初診代と足形作成に約1万3千円、治療代に2820円、計1万5千円ほど、
2回目からは、毎回2820円がかかる、
前後15回の治療なので(この回数は患者の状態で変わってくる、10回の人もいれば20回の患者さんもいるのだとか)、

ぼくの場合は、1万3千円+2820円×15回=55,300円で、全ての治療が終わる予定、
10万円かそれ以上だと見込んでいたので、ちょっと嬉しい、
治療にお金がかかるのは仕方がないとしても、少しでも安ければ財布にとって健康的だから、、

治療終了は、10月24日の予定、
気のせいか、少し腫瘍が小さくなってきたような気がする、、、











2014年10月2日木曜日

今日も通院

なんとなく病状日記の感を呈したきた今日この頃・・(苦笑)、

明日から始まる放射線治療に備え、範囲と深さを決めるためのCTスキャンが午後からある、
マジック(インキ)で鼠径部に印をつけるので捨ててもかまわない下着を着用してください、と言われている、
捨ててもかまわない下着は持っていないので、それ用のをスーパーで買ってこようかしらと、連れ合いが・・、
なんだかなあ~~、

治療に要する照射時間は2分くらいだと医師からは告げられているのだが、通院するので結局半日がかりの治療となってしまう、
毎日2分、15日間の通い、お値段は30万~40万円なのだとか、保険適用なのでこの3割の負担ですむのだが、、

このお金がない人もいることだろう、

前にも書いたのだがお金がない人は治療を受けられない、
人工血管やら心臓移植、ES細胞による臓器再生まで、現代の高度医療はますますその技術を発展させて行き着くところまで来てしまったかのようなのだが、反面、その恩恵を享受できない人々のなんと多いことか、、

ぼくにしたって、たとえ心臓を移植すれば助かるといわれても移植代2千万円のお金はとても払えない、

山本周五郎の作、赤ひげ診療譚に象徴される庶民の生活に密着した医療従事者の存在が切に求められている、

以前、テレビでみたのだが、東京山谷の通称ドヤ街に根をおろし、高齢化を迎えた住人の最期を看取るべく格安の治療費をもって医療に従事している医師、看護師たちが居ることを知った、

大学病院で最新の設備に囲まれ研究に没頭することも医師の姿の一つではあるだろうし、そうした研究がなければ人の生命をおびやかす病気や細菌に立ち向かう術が発展しないことも事実なのだろうが、心情的には、街場の医師の活動に気持ちが寄り添う、

写真は、久しぶりに散歩にでかけた光が丘公園の花から、
例によって、花の名前はわからない、

公園で「なんたらかんたら祭」を開催していたのだが、入場料があり大人350円、
あの広い公園の一部を厳重に柵で囲み、入場料を払わない人が勝手に立ち入らないようにしてあった、
勝手に立ち入ろうとして一周回ったけれど、抜け穴を発見できなかったぼくが言うのだから本当のことだ、

徒然草の一節を思いだした、
山道で大柑子(蜜柑?)を見つけたのだが、その周りに垣根があり、誰も居ない山の奥なのに盗られまいとして柵を施す、そこに現れているのは、まさに人間の欲そのものなのだ、とかなんとか、そんな内容だったと記憶している、

垣根の中の祭には屋台もたくさん出ていて、覗いてみたい気もしたのだが、参加者から入場料を取るというそのことに無性に腹が立ち、何も見ないで帰ってきた、






2014年9月26日金曜日

今日は通院

午後2時半の予約、

放射線治療の具体的な内容について、医師から説明を受けることになっている、
照射する範囲(面積と深さ)について、また治療に副作用があるのかないのか、詳しく訊こうと思っている、
あっ、大事な問題、治療費もきかないと、、
いくら効果があっても高価ではねえ~(だジャレになってしまった?)

昨日、テレビで、糖尿病治療の新しい可能性について放映していた、
胃を半分、縦に切除し小腸も短くし、それらをつなぎ合わせることで、食欲が減退し、肥満が治り、その結果、施術を受けた糖尿病患者の85%が治った、というものだった、

ぼくの糖尿病に対してのイメージは、罹ったら治らない、せめて現状維持か悪くなる一方で生涯不治の病、というものだったのだが、最新医学の発達はその壁をクリアしたようなのだ、
ただし、
治療にかかるお値段が200万円

ぼくはそんなにビンボーではないと思っているのだが、ぼくにとっても、ちょっとやそっとで出せるお金ではない、
年収何千万円もある、お金持ちにとっては鼻くそみたいな出費なんだろうけどさ・・、

施術した医療機関が、四谷メディカルキューブという、先日PET検査をしてもらった機関だったので、あ~ここ、ここ、PETをしたのはここだよ、と連れ合いに説明しながら、興味深くテレビの前に座って見ていた、

医療の現場における貧富の差の問題、
お金があるから高度医療の恩恵を受けられ、お金がないなら受けられない、
生きるか死ぬか、天国か地獄か、
地獄の沙汰も金次第、とは昔からいわれてきたことなのだが、まさにそうなのだ、


あなたがもしも高額治療費になったら↓↓↓

なぜこんなことを書くのかというと、高額医療費の本人負担を軽くするために、我が国の保険制度では、ある金額以上の出費になれば、それ以上の額は全額もどってくるのだが(申請すれば)、月ごとの集約によって、その額が認定されているのだとか、、

たとえば、限度額が10万円だとして(限度額は各自の年収によって違ってくる)、
11万円かかったのならば、1万円が戻ってくる、15万円なら5万円がもどってくる、

のだが・・、

月毎の集計なので、9月に7万円、10月に8万円、計15万円かかっても、一円も戻ってこない、
9月も10月も限度額を超えてはいないから、というのが国の言い分(アホかっ)、
9月だろうが10月だろうが、計15万円をその家庭の財布から出費したのは明らか、
負担額は一緒でしょという言い分を、国は認めない、

そんなことを承知している連れ合いが、

「あなた、放射線治療を受けるのなら、10月1日からにしてね」と、

来週月曜日9月29日から治療を始めると、29日30日の二日間が9月の集計になり、高額治療費になった場合、還付金額が2日分損をしてしまう、
ということらしい、

進行が遅い病なので、二日や三日遅らせたところで生命に別状がないからこその話なのだが、ビンボーではないとはいえ、その会話が成立するという程度の、やはりビンボーなのかもしれません・・、


2014年9月23日火曜日

ここも戦場

寝るときにはいつも布団の生活がもう何十年も続いている、
ベッドに寝るのは仕事の関係で出張に行ったときか、何年か前に入院したときくらいのもの、

朝起きてすぐにたたみ押し入れにしまうのだが、寝て起きたばかりだと体温が布団に移ったままなので、連れ合いがイヤがる、
しばらくそのままにしておき、少し冷ましてから(!?)しまうことになっている

のだが、、

冷ましておくその布団を狙ってやってくるのがいる、

二人分をいつも真横に敷き、隣り合わせで寝るので連れ合いと自分のと、
寝室のような部屋に置いたままになっていると必ずやってくる、

一人めはこの猫 jo太郎





二人めはこいつ がっちゃん



で、結局こうなる、、



押し入れにしまえないので、出しっ放しのまま出かけることもしばしば、
布団をめぐって猫と人間との苛烈な戦いが今日も我が家で繰り広げられている、、


「イスラム国」を空爆すると宣言したアメリカ合衆国、それに同調することを決めたフランス、

汚れたフランス人を見つけしだい殺してしまえ、神の名の下に、と「イスラム国」指導者が檄を飛ばしたのだとか、

空爆の犠牲者は「イスラム国」兵士だけではないだろう、
シリアの多数の婦人、子ども、老人たちがその犠牲者となるだろう、

フランス人には、人道的支援の立場から現地に滞在している人も大勢いるときく、
医師だったり看護婦だったりジャーナリストだったり会社員だったり、職業も年齢も立場もさまざまな彼らたちがテロの標的になることは目に見えている、

イスラム教とキリスト教、
根に政治体制の違い以上のもっと深い宗教的精神的違いが、理由にあるのだとぼくは考えている、
戴く神が違えば、互いに互いを異教徒だとして殺してもかまわない、のだとするその教義、

想起すれば第二次世界大戦中、ナチスはドイツの神の名において連合国と戦い、連合国はその神の名の下に相手側を殺すことを告げ背中を押して戦場に赴かせた、

終戦が1945年、あれからおおよそ70年の時が過ぎた今でも、殺し殺されることの愚かさに人は気づいていないのか・・、、



2014年9月19日金曜日

女は気まぐれ、もしくは気まぐれな女

今年2月に亡くなった父親が、4番目の妻として選ぼうとした女性は父と同郷の人だった、

彼女には離婚歴があり、前の夫との間に一男一女を得ていた、
長女は当時19歳、高校を卒業してすぐに上京、羽田の国内線ターミナルにあるショップで働いていた、

家族紹介という形で、妻となる(ぼくにとっては新しい母となる)はずの女性と、その長女と知り合った、
義理の兄と妹が、新しく誕生したというわけだ、
新しい妹の名前は美樹といった、

知り合った当時、ぼくは既に結婚していて子どもも生まれ、同時に学生だった、
新しくできたこの妹を、学園祭につれていったり、後輩たちに会わせたりした、

たまたま家に妻と子どもが居ない時があり、美樹と、ぼくの後輩でもあり美樹と交際が始まったばかりの彼氏を自宅に招き、酒を飲むことにした、
いろいろ話もし、手作りの料理を愉しんだり酒を飲んだりしたその晩、ぼくしかいない家に二人を泊まらせた、
子供用の二段ベッドの上に彼氏が、下に美樹が、部屋の真ん中にぼくが寝た、

朝になり二人は帰っていった、

帰宅した妻が、いきなり不機嫌な顔になり、これはなに?と訊いてきた、
手にしたものを見ると黄色いニットのブラウスだった、
それはたしか昨日の晩に美樹が着ていたもの、

これはなによ?なんでこんなものがここにあるの?
それは二段ベッドの下の隅にまるで隠してあったかのように丸めて置かれていたのだとか、

昨日、美樹と彼氏が遊びに来ていてさあ、美樹のだよ、それ、

なんでブラウスを脱いだのよ、脱ぐようなことをしたの?

彼女の不機嫌な理由がその言葉でやっとわかった、

いや、誤解だよ誤解、美樹の彼氏も居たし、三人で酒を飲んだだけ、なにもないよ

まったくの誤解なので、そのまま正直に説明したのだが、妻の疑心はぼくの言葉だけでは溶けなかったようだ、

妹になるということなので、彼女の勉強の面倒をみていた(彼女が勤めるショップにはたまに外国人も来るというので英語を学びたいという彼女のために簡単な英会話の本をプレゼントしたり、大学卒業の資格を取得したいというので通信教育を受ける手続きを手伝ったことなどなど)、、

美樹も、新しくできた兄にすぐなついたのか、会えばお兄ちゃんお兄ちゃんと慕ってくれた、ようだった、

忘れていったブラウスを返そうとすぐに連絡をとり、会うことになった、

忘れたの?そう尋ねた、

ううん、どうなるかと思って・・、

えっ、わざとなの?

奥さんがどんな顔をしたのか、お兄ちゃんがどんな困った顔するのか、見たかったなあ・・、
そう言って美樹は笑った、

ぼくに気があったわけではないだろう、
現に彼氏もできたことだし、デートを何回か重ねたと彼女自身の口から聞いたこともあった、

それなのになぜ、その行為になんの意味があるのか、ぼくには見当もつかなかった、

今この歳になってみれば、少しはわかる気がしている、

なんの意味もない、
行為の背景に理由を与えることなどまったく無意味な年齢というものがあるのだ、
19歳という年齢の女の単なる気まぐれだった、のだろうと理解している、

ただ、気まぐれからのほんのお遊びが、当時のぼくの妻に、どれほど深刻な疑惑の心を植え付けたのか、
19歳の女には、さすがにそこまで思いが至らなかったようだ、、、

今も生きていれば、来年、還暦を迎えるはずの美樹ちゃん、
どうしているのかなあ、、、














2014年9月12日金曜日

俳句大会

平成26年度 板橋区民文化祭 俳句大会のご案内
が、届いたのは7月だったか8月だったか、

過去数回参加しているので、今年も参加の予定ではいたのだが、毎回、投句した句よりも出来の良いと思われる句があとから浮かび、つまり推敲が不足していただけなのだが、少し口惜しい気がしていた、
今回は,締め切り日の9月26日まで、ぎりぎり粘り、やっと二句詠むことができた、
(他人の俳句を読む、俳句を詠む(自作する)、おなじヨムという漢字をこのように使い分けるそうだ)

城砦は周囲三尺金魚の王

九条の光の軌跡銀河燃ゆ

城砦の句は、句会に、宮殿は、としたものなのだが、あまり評判がよくなく1点しか入らなかった、
城には殿、宮殿には王、だと思っていたので、金魚の王には宮殿が似つかわしいと考えそうしたのだが、それを改め、城砦にしてみた、
小さな城でふんぞりかえっている人物を皮肉った俳句だと、自分では高評価 ははは、

九条はもちろん憲法と、九筋の光とをかけている、

埼玉県の主婦が詠んだ、九条関連の俳句の掲載・掲示を役所から拒否されたとかで問題になった、
憲法を詠んだ句がお役所から拒否されたのならば、そこには守るべき法がないことになる、
戦争反対の声を国自ら打ち消すかのような、なんとも不快な不可解なできごとだと記憶している、

さらに原発を推進し、戦争参加へ一歩踏み出した現内閣、
放射能汚染によって地を奪われた住民や、戦争で命を落とすであろう自衛隊員だけの問題では決してない、

2014年9月10日水曜日

カミキリムシ

髪切り虫、紙切り虫、どちらだろう、

どちらも正解のような気もするのだが、少年時代には、紙切り虫だと思い込んでいて、厚手のわら半紙などを虫の前に持っていき、うまく噛みつかせて紙を切る様子を眺めながら、ほらな、やっぱり紙を切る虫なんだからな、などと一人納得していた、、

夏の炎天もようやくおさまってきたある日の曇り空の下、久しぶりの散歩へ、
自宅を出て、池があり釣り人の姿が見られ梅林まである近くの公園まで、徒歩30分、
その道の途中で見つけた、

甲虫目 カブトムシ亜目 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 
ゴマダラカミキリ

というのが、正式な虫の名前だとネットで調べて後でわかった、
虫の図鑑はもっていないので、こういう調べ事にはネットは大変便利なのだ、

虫は虫でも、こうしてきちんと調べて書くと、どこかのエライ立派なムシ様のようである、
おろそかに取ったりつまんだりしてはイケナイのだ、

多くの他の男性と同じように、子どもの頃、虫取りに夢中になった、
熊本時代での、カブトムシ、クワガタ取りは、今でも鮮やかに記憶に残っている、

前々から当たりをつけておいた、クヌギの樹の樹液が湧出している箇所をめがけ、朝早く、4時か5時前にでかけていく、
カナブンやスズメバチに混じり、お目当てのカブトムシ、クワガタを見つけることに無上の喜びを覚えた、
刺されれば死ぬかもしれないという恐ろしいスズメバチも樹液を吸うことに夢中で、隣のカブトムシをつまんで持ち上げても襲ってはこない、
10分くらいで樹液の周りを取りきってしまうと、少し離れた場所から片足をあげて樹を蹴り、その震動で落ちてくる樹の上の虫を草原から拾い上げるのだ、
何が落ちてくるのかわからないので、落ちた辺りを探してそれがカナブンだったりするとがっかりしたものだ、

虫かごに、蜂蜜を塗ったくぬぎの棒を立て、その中でカブトムシを飼ったりもした、

今住んでいるこの場所は、都会から離れているせいか、常夜灯に誘われて小さなクワガタが飛んでくることがある、
コクワガタという種類なのだろう、子どもではなく成虫のそれを今は飼うこともなく、階段の隅にうずくまっているので手でつまみ、一階にある花壇の中に離してやる、
そんなことが一夏で二、三度ある、

先日は、ヤモリを階段で見つけた、
捕まえようとすると、意外な早さで逃げていく、やっと捕まえて、手のひらの中に収めたときの満足感、5cmほどの薄緑色の小さなヤモリは、手の中でおとなしくなっていた、

蚊を食べる益虫(ムシではないのだが)なので、これもそっと離してあげる、
今までおとなしくしていたのが嘘のように、慌てて逃げていく様子がおかしい、

マンションの階段にヤモリ、生活空間としては決して恵まれた環境ではないと思うのだが、なんとか命をつないでいって欲しい、、










2014年9月4日木曜日

日本エレキテル連合

いやああ、すごい切り口のお笑いが出てきた、




いま、これが大好きで、、

あちこちでやってます、

居酒屋でいつも会う、ひろみちゃんに、やろう?ともちかけたら、
ひろみちゃんが、照れてしまって、
次の機会までにちゃんとやるから今夜は許して、と言われたので許してやった(笑)

以上なのだ、、、


2014年9月2日火曜日

放射線治療

鼠径部の腫瘍が肥大化し、生活に負担はないものの気になってきた、
右側に長さ6cm幅3cm様のものが一つ、球状のもので大きなものが二つ、
左側に小さなしこりが一つ、特に痛みはなく、ただ大きいだけ、、

内科の主治医から勧められ放射線の専門医(同じ大学病院内)を紹介してもらった、

「あなたの病気の場合、進行がかなりゆっくりなので今すぐ治療をするかどうかという点で緊急性は認められない、ただ、気になるのでしょう?
そうであれば、放射線治療も選択肢の一つではありますね」と、

現状が、生命の危険区域にある、ということではないようだ、ほっ

放射線治療をすれば確実に小さくなる、ということ、
回数は、ただ小さくするだけであれば、一回に1.5グレイの放射線量を浴びせ、それを計10回、

15回実施するとリンパ腺そのものを焼き切ってしまうので(そうした治療が必要な患者さんもいるのだとか)、今後二度とリンパ腺の肥大化にはならないものの、リンパの流れを止めてしまうため、足にむくみが出るとかの副作用が考えられる、

なので、私はあなたの現状を考慮し10回を勧めます、

あなたの場合は、ただ小さくするだけなので、10回程度の照射をすれば済みます、
副作用もまずありません、とのこと、

ただ、
いずれ始まるであろう抗ガン剤治療によっても確実に腫瘍は小さくなるので、放射線によって小さくする必要があるかどうか、それはあなたの考え方次第、
ある意味、放射線治療が無駄になりますよね、お金も時間も、

ぼくよりもかなり若い医者とおおよそ50分、
内科と違って患者さんも少なく、ぼくの前に一人しか相談する人がいなかった、
ぼくの番になって、一通り挨拶がすみ、今後の進め方の話になり、若い医者だけに、時折、冗談や雑談をはさみながら、かなりいろいろなことを話すことができた、

飲酒の問題、喫煙のこと、仕事の内容、耳鳴りのこと(これは悪性リンパ腫になったことからのストレス性心因ではと指摘された)、耳鳴り治療にのんだ虫くさい蜂の子の粉末のこと(笑)、などなど、

治療のことだけでなく、自分の病状と今後の進展の様子が、PET画像、血液検査の結果など数値をもとにして、具体的に説明、明示され、少し心が落ち着いた気持ちになった、
それが今回の相談の一番の収穫だった、と思う、

先日おこなったPET検査の結果と、骨髄から採取した髄液ならびに組織の検体の検査結果をみて、放射線治療をおこなうかどうか、判断しましょうと、そういう結論だった、

いろいろな治療をしながら、あと10年は長生きしてもらい、10年生きたらさらに5年と、そんなことをぼくら医者は考えているのですよ、

さわやかな笑顔で、そう言われた、

この先生は良い先生だ!



とても好きな歌、
あなたって、いつも哀しい歌を歌うのねと、島の同志にいわれたことがある、
なぜなのかわからないけど、なぜか、彼女の歌と声と雰囲気が好き、、

仕方ない、、

山崎ハコさんの「白い花」、
感性も性格も違った、亡くなった元連れ合いが、この歌はいいわね、と言ったから?






2014年8月30日土曜日

なじみ

昨日も飲み過ぎ、その勢い(?)を借りて、今日も昼から呑み、、

何十年もお付き合いがある、飲み屋さん勤めの彼女が引退したのは今年二月のこと、
今度は駅前の中華屋で働き出したときいたので、顔をみたくなって行って、だからまた飲んだ・・・、

友だちのまあちゃんも呼び(彼女とは共通の友だちなのだ)、家人も呼んでまた飲んだ、

一七歳から水商売しかしていない彼女は、たぶんぼくと同じ歳、
女性に年齢を尋ねるのは失礼なことなのだと、そんな最低限の常識はもっている男だと自負しているので、彼女に、女性に年齢をきいたことはない、

彼女の夫は二年前に亡くなっているのだが、広域指定暴力団関係者、わかりやすくいえばヤクザ屋さんだった、
その彼と最初に知り合い、そのあと、妻である彼女とも知り合った、

「公園に行くと、みんなが鳩に餌をあげてるじゃない、なぜかカラスが来ると追い払うのよね、
鳩もカラスも同じ鳥じゃない、なんで鳩ばかりあげてカラスにあげないのか、私はそれがわからない、だから、娘と一緒に公園に行くときに、私はカラスに餌をあげるの、鳩が来たら追い払うのよ」
その感性、とっても好きです!!!

「今日は呑みすぎだから、もう帰んなよ」
スナック勤めの女性にあるまじきことば、、
飲ませてナンボの水商売、早くボトルを空けさせて次ぎのボトルで儲けようとするのが常道なのに、そんな定式は彼女にはない、、

「みんなと海に行って、おしっこをしたくなって、車からずっと離れて道路の上に行ってしたら、私のおしっこが下に流れてみんなに見られたのよ、あのときは恥ずかしかったわ」

嫌いな客がくると、そっぽを向いて話しもしない彼女、
それは客商売でしてはいけないことなのだろう、しかし、自分に、相手にも嘘をつけない女性、

ヤクザな亭主をもって、苦労したといいながら二人の子どもを成し、
「病院に行くからって、長男からお金をもらえないじゃない、だから今でも稼ぐのよ」
と、わらう彼女、

考えたら、知り合って三十年も経っているのだなあ・・、
こういうぼくを、あちらの業界ではなじみというのだろう、、、



2014年8月25日月曜日

ドジ

ドジの意味を調べようと思ったのだけれど、調べる体力が今はなくて・・、、

PETの結果を8月21日に教えてくれるというので、今日、病院に行ったら、
最新式診察券(病院に行ったらすぐに診察券を挿入する装置があって、それに入れると患者が来診したのか、来なかったのか、わかるシステムになっている)が、入らない、

そのシステムは、
これまでの内科診察受付に出向き、口頭で来院の旨を告げるシステムに比べ、患者が多いため一人一人には時間をかけてはいられない事務方の労力を軽減するために設けた制度のようだ、

で、
診察券を入れたら受け付けてくれないし、
「直接内科診療窓口まで来て下さい」 とのコメントまでモニターに表示された、

あれこれ説明するのも面倒なので、何があったかというと、

8月21日が診察日だと思って行ったら、今日は25日、しかも診察日は28日だった、、、


間違いが三つも重なってる、、、


ドジというのか、ボケてきたのか、おそらくそのどちらもなのだろうけど、一緒に行ってくれた家人も呆れていた、

今日が何日か、わからなかったの?
んーー、、わからなかった、
平成何年?西暦何年?
んーーー、、西暦はわかるけど平成はわからない、おれは天皇制を認めてないから、
そういう問題じゃないでしょっ バシっ
うううう(泣)

ということで、正規の診察日、8月28日にまた再訪することになった、、
ちゃんちゃん、、



聴きたい歌、耳に心地よい歌、何度きいても飽きない歌、そんな歌がおれにもある、
日本語訳がでていたので、やっとその意味を理解しながら聴くことができた、
名訳のせいなのか、元々の原詩がいいのか、なぜここで、ミュージシャンと聴衆が一体となって盛り上がるのか、その理由がわかった、歌なのだ、







2014年8月18日月曜日

地球の子

最近、やたら死を想起する、

右鼠径部の腫瘍がますます肥大化し、ズボンを穿いているときなど当たって痛いときがある、
大きいもので長さ6cm幅3cm程度か、、、
その周りにリンパ腺に添って丸い球状の腫瘍も確かめられ、触ってみると3個はある、

右側だけに集中し、左にはない、ようだ、
首の周り、脇の下などにもない、ようだ、

右鼠径部は、悪性か良性かを調べる際に、一部患部を切除した場所、
そこに肥大が集中しているというのは、そんなこともからんでいるのではないかと(切ってしまったのでリンパの流れが途絶えてしまったとか)、これは素人判断、実際にはよくわからない、

さて、死がコワイかどうかということになるのだが、まだ一度も死んだ経験がないのでなんとも言えない(笑)
苦しんで死ぬのか、ぽっくり逝くのか、あっさりと此岸にお別れを告げるのか、死にたくない死にたくないと、じたばたするのか、それもよくわからない、

発症後6年と5ヶ月、10年で半数が、15年でほとんどが亡くなるのだと医師から告げられた、
そうすると、長くて9年、短ければ残り4、5年でこの世を去ることになる、

心残りはあるのか、ないのか、あるとしたら何なのか、
たくさんあり過ぎて一つ一つを挙げられないような気もするし、結局、大したこともしていないのだから、これだけはしてみたかった、という強い思い入れは、なんらないのかもしれない、
しいていえば、幼い孫たちの将来がどうなるのか、そこが気になるといえば気になるくらい、

死に関連していえば、肉体と精神、カラダとタマシイの問題が思い浮かぶ、
季節柄、幽霊の話題も多いのだが、遭遇したこともないし、霊的な経験というものが自分にはない、
ぼくは、神が人を作ったのではなく、(自らの理想とおりに)人が神を作ったと考える人間なので、そんなところには神どころか、幽霊も出てこないのだろう、
死ぬ前に一回くらい会ってみたいのだが、、


この肉体の7割は水、H2O、酸素と水素の化合物、タンパク質を考えれば、他に炭素や窒素などの原子が考えつく、骨には多くのカルシウム、そして、わずかなリンやマグネシウム、アルミニウムなどの原子もあるだろう、

思えば、ぼくの身体のすべては、この地球からいただいたもの、
母親の卵子と父親の精子が根源だとしても、その大元は宇宙誕生以来の原子の存在に由来するのだと思う、

この身が無くなっても、ぼくを構成していた原子そのものがなくなるわけではない、
ぼくの身体を離れ、地に潜り、空に飛び出し、海を漂い、また無機物有機物へと取り込まれていく、

ぼくは、父母の子であり、人間の子であり、地球の子なのだ
地球から生まれまた地球へ還っていく、
ぼくにとっての死のイメージは、それに近い、

こんなに良いことを言ったのだから楽に死なせてね(笑)


さて、今日は午後からPET(いわゆるガン検査)がある、
身体中に蔓延したと思われる悪性腫瘍が画像となって発現されるわけだ、
幽霊よりもこちらに対面するほうが数段コワイのだが・・・あは、は、はは(苦笑)

まあ、行ってくる
結果は今月25日、医師から告げられる、、、







2014年8月13日水曜日

糠味噌の漬けもの

タイトル、そのまんまのもの、

ベランダ菜園から始まり、そこで採れたものを食べているうちに、そうだ糠味噌も美味しいのではないか、とひらめいた、
ネットでいろいろ調べていると、冷蔵庫で作る糠床というのに当たった、
冷蔵庫の中に保存する糠床なので、かきまわす手間も、5日おきくらいでかまわないのだとか、
(常温だと毎朝毎夕、毎日のことになると面倒だものね)

アマゾンで注文し、使い始めてかれこれ一ヶ月、
結論を先にいおう、
かなり良いよ!

届いた糠床は(糠床セットなのだ)、その日から使えるように、プラスチック容器に入った熟成した糠床と一緒に、追加用の鷹の爪、塩昆布、塩、などなどがパックされていて、一から始める糠床のように、捨て用の野菜とかも必要ではなく、すぐに野菜を漬け込むことができる、

常温糠床と違い、発酵時間もゆっくりなので、通常の漬け込み時間×1.5倍の時間が必要となる、
12時間で漬かるキュウリならば18時間、24時間かかる茄子ならば36時間かかると、説明書には書いてあったのだが、塩加減を少しきつくして、うちでは、なんでも24時間で取り出し、食べるようにしている、

谷中生姜も5、6本入れ、茄子、胡瓜、蕪、人参、試しにゴーヤも漬けてみた、

もし塩が甘ければ、できあがった漬け物に醤油少々をたらしてもいいしね、

添加物もなく、着色料も使わない野菜そのものの旨みと、それが発酵した味を安心安全に楽しんでいる、
スーパーで売られている総菜のほとんど全てに、合成うま味調味料が使われ、その原材料の多くを中国に頼っている現在、安心安全な食べ物というだけで、価値はあるのだと思っている、
まして、味も良いので、これはかなりのお薦め、、、

5日おきくらいにかき回せばよい、と書いてあったのだが、毎日、取り出し食べるので、結局、毎日かきまわすことになってしまった手間だけは、予想外だったけれど、

写真は、できあがった糠味噌漬け

全体がよくわかるように、上から撮影したので、美味しそうには写っていない、

蕪の葉(実際には葉を落とした茎だけなのだが)ほか、いろいろ野菜が並べてある、
お茶を飲む時、これらを食べると、思わず笑いたくなるほど美味しくてステキな時間が流れていくよ♪





2014年8月10日日曜日

なじまないもの

好き嫌いにかかわらず、自然界、特に動物界において白い体色は排除されるべき運命にあると聞いたことがある、

白い狼、白い虎、白い猿、白い馬、などなど、
突然変異的にある日いきなり誕生するその生命は、目立つという理由から、草食動物ならば肉食動物の格好の餌食となりやすく、肉食動物であるならば草食動物から発見され逃げられることも多く、餌にありつけないことから餓死につながる、

他の色とは極端に異なる白色は、目立つがゆえに、集団そのものの存亡をも左右しかねない、
白色個体が成長しその寿命を全うすることは稀で、その多くは幼少時に命を絶つ、

異なるもの、平均値をはるかに超えた存在、種における異分子、それが生きていく途は自然界では険しい、

種は個々の生命の存続よりも種全体の存続を最優先させる、
集団が生き残るのならば、ワズカな生命の犠牲はやむを得ないという現実を、餌となる草を求めてアフリカ大陸を横断するヌーの大群から今日でも学ぶことができる、

天敵である鰐が生息する川を承知で横断するヌーの大群、多いときには数百万頭ともなる大群の中には、鰐によって捕らえられ命を落とす何頭かが必ず発生する、
弱いもの、病弱なもの、足をくじいたもの、体力のない幼いヌーなどなどが、鰐の犠牲となる、

卵で生まれる鰐と違い、親の形となって産み落とされる草食動物は数時間後には歩き出し、その生存率は高い、
生まれた子のほとんどが成長し大人になるといっても過言ではない、
増えすぎた草食動物が草原を食い尽くし、やがてその集団の全ての食糧危機につながる、
そんなことも珍しいことではないようだ、

アメリカの自然国立公園において、オオカミを駆逐したところ、草食動物(この場合、鹿なのだが)が増えすぎて、結果、餌場となる草原が不足し、群れ全体の死滅にまで発展しそうになった、
その対策として、駆逐したはずのオオカミのつがい二対をアラスカから運び入れ、適度(!?)な間引きを行わせた結果、自然界のバランスが保たれ、今日も維持できている、
つがい二対は今では十数頭の集団となり、年間数十頭の草食動物を減らしているのだとか、、、

自然公園(国側)と、オオカミの被害を訴える牛や馬を飼う近辺の牧場主側との対立という混乱が二次的に引き起こされたことは想定外だとして、、、

以上は自然界のこと、


誰でもいいから人を殺したかった、父親も母親も殺そうとした、中学時代から猫の解剖をした、
猫だけでなく人も解剖してみたかった、

仲の良かった同級生の少女を殺害し、首と手首を切り落とし、胴体の一部にまで損傷を与えたという少女が逮捕された、
父親は弁護士であり地元の名士でもあったらしい、
父親の再婚をめぐっての少女の揺れ動く内心を省察したコメントも一部みうけられたが、ぼくは違うと思う、

誰でもいいから人を殺したいと、ぼくはこれまで思ったこともなかった、
父親も母親も殺そうとはしなかった、
猫の解剖にいたっては想像すらできそうにない、
生きたまま解剖することはできないはずだから、殺してからのことになるのだろうが、猫を殺すという行為が、ぼくの精神世界のどこを見渡してもでてこない、

そうした発想がぼくにはない、、

結論をいおう、
この少女の存在は人類にとってなじまない、
この世界にあってはならない存在なのだ、
人を殺す自由を認めたら(もしそれが自由という行為に該当するものとして)、殺されないための自由もあっていいはずなのだ、

貧困、飢えからの自由が、今日でさえも基本的人権の中核をなしているように、殺されない自由というものは、殺す自由より上段に据え置かれるべきなのだと、殺す側よりも殺される側に位置しているぼくは考える、

今後、この少女がどのような処遇を受けるのか、関心度は高いのだが、ぼくのなかで答えは既に出ている、

高校時代に読んだアメリカのミステリー作家、エラリー・クイーンの小説「Yの悲劇」の中に、その答えはある、、



2014年8月2日土曜日

けが

放置自転車を片付けていて、思い切り足をぶつけ生爪を剥いでしまい出血、
痛い痛い痛い、、
さっそく病院に行って治療をしてもらったのだが、

「麻酔注射もかなり痛いので、このまま処置をしますか?」

(左足親指の生爪が大部分剥離してしまっているのだが、まだ根元に着いている、それをすべて剥がした方が治りが早いというので)

「お願いします」

ピンセットで剥離した爪を持ち上げ、手術用ハサミで根元を切りとばす作業、
たまにハサミの金属部分が爪の取れた生肌にあたり、それがかなり痛い・・、
思わず、声が出たわ、、、あうっ

明日は日曜日だけれど、当直の医師が居るとかで、包帯を換えにいらっしゃいと言われた、

今月7日に仕事を頼まれている、
頼まれるくらいだから、かなりハードな作業が予想される、
この足で安全靴を履いてできるだろうか、それが心配、、




2014年7月30日水曜日

危険

【危険】 危ないこと。危害または損失の生ずるおそれがあること。  広辞苑第五版

生ずるおそれがあること、というのなら、必ず、絶対に100%危険だというわけではなさそうだ、
本当に危ないモノには、危険という言葉より、もっと強力な他の言葉をあてはめる方が適切なのかもしれない、

脱法ドラッグという名称が、モノの実体を伝えていないので、新たな、実体に見合った名称を募集した、その結果、脱法ドラッグ改め危険ドラッグという名称になったのだとか、
それをうけて各マスコミ一斉に、危険ドラッグという用語を用いだした、

しかし、危険ドラッグでは少し甘いのではないか、
危険なことならあえてやってみたいという性向は若い時によくみられること、
アブナイからやめておこうというのは分別ある老成した大人の思考、
アブナイからやってみたい、それはこれまでの自分を思い返しても何度もあった、

危険という単語をつけて、注意をうながす、関心を逸らすというのは、見当違いなのではないか、
そんなことを考えた、

それなら、どんな名称がいいのか、ヘボ頭からはなかなかうまい言葉が出てこないのだが、危険よりさらに危険度を増した言葉がいくつかある、

狂、廃、棄、堕、などなどの漢字が思いつく、

12、3分、相談した結果、廃人ドラッグという名称が我が家で採用された、
危険ドラッグより、そのモノの様相を的確に表しているのではと自画自賛、、、

危険ドラッグ改め、廃人ドラッグ、これを強く勧めたい、、


2014年7月25日金曜日

パスポート取得

今日、パスポートを取るための手続きをしてきた、

今すぐどこかに出かけるというわけではないのだが、行ってみたい国が何カ国かある、
その一番はベトナム、、

数十年前にもなる青春時代の一時期、ベトナム戦争反対の運動に参加していた、
その中での色々は、今ここで書いても仕方がないことだし、ぼくが書くよりも1000倍も雄弁に物語ってくれる本なりドラマなり音楽、映画が多数ある、

ぼくが訪れてみたいのは、ベトナムの中でも、ディエンビエンフー、トンキン湾、
ベトナムという国は、古くは中国の侵略と戦い、日本の侵略とも戦い、フランスと戦い、アメリカと戦って祖国統一を果たした国、、

何冊かのベトナム戦争に関しての著作を読み映画も観たので、まだ一回も行ったことがないベトナムのあちらこちらを、まるで九州か関西のように頭に描くことができる、

対仏戦争において、ベトナムが決定的に優位に立つきっかけとなったディエンビエンフーでの戦い、
南ベトナムでの戦況の悪化に困惑したアメリカが北爆の理由としたトンキン湾事件(いまでは、この事件そのものがアメリカの仕組んだ捏造事件だったとばれているのだが)、

そのどちらをも、この眼で見てみたい、

サイゴン陥落、その直前のアメリカ大使館からのヘリコプターによるアメリカ大使の逃亡、
それらのニュースをリアルタイムで見聞きしたぼくは、そのたびに歓喜の喜びを素直に表現したものだ、

撃墜したアメリカ軍のジェット機から作られたというジュラルミン製の文鎮、英雄(HERO)と名付けられたベトナム製の数百円の万年筆、それらのモノの感触とともに、ぼくは反ベトナム戦争の運動に身を漬け込んだ記憶を今でも噛みしめることができる、

次女のFaceBookをたまに見ているのだが、彼女の関心は、パレスチナ問題に集中しているようだ、
イスラエルによるGAZAに対する空爆を止めるための集会に彼女が積極的に参加したことがわかった、
彼女にとっては、そう言われることはもしかしたらイヤなことなのかもしれないのだが、ぼくと彼女との間に流れる血の濃さを感じ取れるできごとだと、ぼくには思える、

理由はなんであれ、人間が人間を殺す、強大な国家がより小さな国家の尊厳を侵す、それは決してあってはならないこと、複雑な政治的背景やイデオロギーの相違、宗教上の問題、それらすべてを俎上に載せ、だから仕方がないのだとの正当性を主張しようとも、殺していいという理由にはならない、侵す理由にはならない、

ものごとの本質はつねに単純なもの、だめなものはダメだと、きっぱり言えるかどうかだということに、人間性の本質が、根っこの部分が現れるのだろう、

★戦争のどちらにも加担はしない、アメリカからもベトナムからも等距離中立論だとして、アメリカも悪いが戦争をしているベトナムにも責任があると、今日と変わらずアホな議論を展開していたのが、当時から日本の公党であった創価学会を支持母体にもつ公明党だった、

それに対し、ベトナムの英雄、ホー・チミンは明確に応えた、

ベトナム兵のただの一兵もワシントンに上陸したことはない、誰一人ニューヨークを襲ったことはない、遠く太平洋を越えて55万人もの兵隊を送り込み、ベトナムを侵略してきたのはアメリカなんだ、と、、、
この戦争の本質は、アメリカによるベトナムに対する侵略戦争なんだと、、
ベトナム戦争反対の本質は、侵略戦争反対という、非人間的な行為に対しての人間的な立場からの反対運動なんだと、

平和平和と唱えるだけで、憲法の曲解に手を貸し戦争参加への道を開き、消費税の値上げに賛同し、大臣の椅子欲しさに現政権にしがみつく公明党の、卑しい性向はこの数十年なんら変わることはなかった、
ある意味一貫していてキモチイイ、

ライオンのおこぼれをあさるハイエナ政党、確固とした古い歴史をもたない新興宗教団体にふさわしい態度だとそれはいえる。。。






2014年7月24日木曜日

気になった言葉

人は二回死にます、

一回目は生物学的に死んだとき、
二回目は、あなたが忘れたとき、

あなたが忘れない限り人は生きています、、、


妙にこの言葉が心に沁みた、

人というところに、あなたが思いつく特定の人の名前を入れれば、この言葉の意味がよくわかります、
と、思います、

覚えている、記憶している、懐かしむ、偲ぶ、
その限りではあの人はいつまでも生きていると、あえていえば心の中に生きている、、と、

人が生物学的に亡くなって、覚えている人の心の中からも消え去る歳月は何年なのだろう、
十年、十五年、二十年、、
きっと、次の世代の生物学的死亡まで、それは続いていく、

人類が織りなすたくさんの記憶の交錯の中で、人は生きてきたし死んでいったのかもしれない、
子が生まれ孫が生まれるということは、血のつながりが永らえたことと同時に、記憶のつながりが永らえたということ、

血は肉体的なもの、記憶は知、知のつながりこそは自らの意志で選び取るもの、
血のつながりのある次世代が、ぼくを記憶することを選ぶのか選ばないのか、
最近、そのことが少し気になるのだ、、





2014年7月14日月曜日

ワールドカップ

アルゼンチン対ドイツの試合は、おおかたの予想通りにドイツの勝利となり、今回のワールドカップが終了した、

ぼくは、もう何十年もオランダサッカーを応援してきたので、オランダが準決勝をPK戦で敗退したときにはとても残念だったけれど、良い試合が見られたということで、結果には満足している、
コロンビアのロドリゲスという4年後に期待できる有力な若手も発見できたし、ネイマールやメッシの華麗なドリブル、そしてゴールも目の当たりにできた、

オリンピックを上回る規模と熱気と予算でおこなわれるワールドカップ、
以前、バレーボールの世界大会をワールドカップと呼んだこともあったのだが、ワールドカップといえばサッカー、サッカー以外のワールドカップはありえない、
なので、いつしかバレーボールからワールドカップという呼称は消えていった、

ドイツの組織的なプレイに、メッシを中心とする南米サッカーがついていけなかった、
メッシに対するブロックが徹底しその力を発揮させなかった、
個人技重視といわれるサッカーでも、これからは個人技だけでの優勝は難しいということなのだろう、

南米からはブラジルのペレ、アルゼンチンのマラドーナ、コロンビアのバルデラマと、その時代時代を象徴する何人ものスーパースターが生まれてきた経緯がある、
その伝統のとおりに、今回も、4人5人と相手守備陣をドリブルで抜き去り、ゴールを決める、そうした華麗な個人技が随所で見られた、
しかし優勝はできなかった、、

世界的にみても、南米やヨーロッパだけが格段に強かった時代は過去となってしまった感がある、
アフリカも強くなったし、アジアも力をつけてきた、
4年後はどこの国が8強になり、4強に残るのか、予想はつくものの、たぶんそれは外れるのだろう、
前回の覇者スペインが、予選リーグで敗退することを予想できなかったように・・、、

ぼくはそれでも、これからもオランダの優勝を願うのだ、、

☆昨日は7月の俳句の会

宮殿は周囲三尺金魚の王

兼題が金魚だったので、上の句を出し何点か点が入った、
披講(読み上げ)担当だったので、点数を書き込めなくて、入った点数はわからない、

主宰(75歳)が、骨肉腫のために足を切断することになったのだとか、
5月の句会を最後に闘病生活のために句会をやすんでおられた、
足を残す治療を最優先に模索されていたと思うのだが、結果は最悪となってしまった、
高齢での足切断、義足という方法もあるのだろうけれど、慣れるまでは大変、
もし車いす生活になったら、生活面で相当な支障が予想される、

俳句命、俳句が人生の全てのような主宰なので、句会に出席できないことだけでも、身を灼くじれったさにとらわれていることだろう、
これからどうなるのか、主宰抜きで句会を続けるのか、やめてしまうのか、わからない、、





2014年7月8日火曜日

颱風

はっぴーえんど という日本語ロックの先駆者的バンドが昔あった、

そのバンドの歌で、颱風という歌があり、台風よりもこの颱風の方が颱風らしいと感じて以来、颱風には颱風という漢字をあててきた、

観測史上最大級の颱風が、沖縄に今日あたり接近、もしくは上陸するのだとか、
沖縄にはぼくにとって最大級の可愛い子が住んでいる、
大好きな彼女らだけに、颱風の被害に遭わないかとそれが心配なのだ、

飛ばされるなよ!



2014年6月30日月曜日

半年終わったね

6月30日、今日、2014年の半年が終わった、、

もう終わったというのが、率直な感想、
はいぇえなあ・・・、

まあ、そんな感じ、、

2014年6月23日月曜日

今日から出張

2泊3日の予定で静岡県島田市まで、帰りは水曜日の夜になる予定、

慣れた仕事なので面倒なことは何もないと思うのだが、心配なのはベランダ菜園のこと、、、
水やりと、虫がついたらすぐに取り除くよう家人に頼んでおいた、
熟した順番にトマトを食べていいからとも言っておいた、

どんどん食べないと後に控えた実が熟さない、
木の勢いが衰えないように、実を減らしてあげるのだ、

では行ってくる





2014年6月22日日曜日

ベランダ菜園2

トマトが色づきました、キュウリも大きくなりました、以上です(笑)

今日、ミニトマトの赤くなったものを一つ採り、食べました、
自分で育てたせいなのかどうか、スーパーで買ったものよりも一段と味は濃厚でトマト本来の味がよくわかり美味しく感じられました、
菜園といえばベランダしかないマンション生活者でも、野菜を植え育てられることが実感としてわかりました、

同じ環境にお住まいの方々にお薦めです!

ベランダでいろいろ作っているという話が盛り上がり、いろいろな人からいろいろなアイディアが披露されます、
野菜と一緒にハーブを植え込むと虫除けにもなり、病気予防にもなるのだとか、
トマトやキュウリの鉢に、ミントやバジルを周りに植えるといいかもよ、
鉢の大きさで野菜の栄養が決まるので、植える鉢はなるべく大きい方が良いだとか、、、

来年は大きめの鉢に植えようと思っています、

☆今日は、お見合いみたいなものの立会人で昼からおでかけ、
男性(42歳)、女性(36歳)、知り合いの女性から独身の姪っ子がいるんだけど、誰か男性の友人を紹介してくれないかしらと頼まれたので、心当たりのある男性に連絡したところ、会ってみようかということになりました、
食事でもということで、昼に相手側の付き添いをふくめ4人で会います、

女性が囲碁の達人で、アマチュアの囲碁北海道大会で3位になった人なのだとか、
男性の方は囲碁はわからないので、少し知っているぼくが男性に教えることにしました、
囲碁も将棋も華道も茶道も、芸事はなべて結局のところ、所作を知っているということが問題なのではなく、マナー、礼儀が最重要なことなのだと、そう考えています、

囲碁の場合のマナー、そこを十分に教えてあげようかと、、

囲碁の別名は手談、白と黒の石をつかっておしゃべりをし、お互いもっと深く相手を理解しようとつとめる、勝った負けたの狭い世界ではなく、人間同士のコミュニケーションの一つの手段なのだと、そこをわかってもらえれば嬉しい、、











2014年6月14日土曜日

ベランダ菜園

仕事で知り合った人から金柑の鉢植えをいただいた、
7号のサイズに植えられたそれは、成長に応じて8号9号と鉢を大きくしていくのだとか、
毎日毎日、金柑に水をやっているうちに若い葉が息吹き白い花を咲かせた、

金柑をはじめ柑橘類が大好きで(もっぱら食べるだけなのだが)、朝晩の食後に楽しんでいる、
菓子類より栄養もあるだろうし、なにより着色用保存用その他化学物質が混入していないだけでも安心できるというものだ、

金柑の鉢の周りにまだ少し空いている場所がベランダにある、
猫の額どころか耳の穴くらいの狭い面積なのだが、いくつか他の植物も置いてみることにした、

トマト、ミニトマト、ゴーヤ、キュウリ、茄子、大葉、パセリなどなど、
花が咲くものは花をつけ、茎が伸びるものはずんずんと伸び、我が家のベランダの一角に小さな菜園ができあがった、

朝起きるとまずをそれらを見に行く、
なんだか可愛いじゃないか、

最終的には食べてしまうので植物たちには申し訳ないのだが、育つ過程を愛でることがこれほど楽しいとは気が付かなかった、

何ごとも花や野菜は土作りからと、ホームセンターでいろいろ買い揃えた、
腐葉土、培養土、赤玉土、有機肥料、油かす、つるを仕立てる棒、底にしきつめる小石、如雨露などなど、
野菜作りの本も2冊買って読んだ、ベランダ菜園関係の本も1冊買った、

トマトは実が成り親指大の大きさに育ってきた、
まだ色が緑色のままでそれが気になるのだが、そのうち赤く色づくことだろう、
完熟させてからもいで食べるのだ、子ども時代に食した完熟した濃厚な味のトマト、もう少しでそれが口にはいる、

キュウリはまだ2cmくらいの大きさ、まだまだだ
茄子は紫色の花を付けた、片方に白いままの実もなっている、
ゴーヤはキュウリに負けてしまって、キュウリの葉の外に茎を伸ばしている、
収穫は7月の後半か8月になるのか、

一番先に食べるトマトは誰が食べるのか、
争いにならなければいいけど・・・、、、








2014年6月8日日曜日

大雨

久しぶりの大雨、小雨でも大雨でも雨が好きなぼくには嬉しい天候、
氾濫のおそれがあるとかで、昨晩と今朝、二度の注意を促すメールが届いた、
地震の際にあのけたたましい音とともに届くそのメールで、今朝は目が覚めた、

マンションの4階に住んでいるので氾濫は正直いってあまり怖くない、
1階か2階が水に浸かってもたぶん4階までは届かないだろうと、他人の迷惑には思いが届かない自分勝手なことを想像している、
実際には入り口も出口も無くなりマンション住人全員が困るのだが、、

ただ、災害が発生すると、普段は潤沢にあるはずのものがスーパーやコンビニから消えてしまう、
食料品であったり乾電池であったりトイレットペーパーなどだ、

3.11以来そのことを痛感し、日頃からそれらを通常使用量の2倍は確保するようにしている、
トイレットペーパーは2ヶ月分、食料や水なども缶詰か瓶、保存が効くものを中心に約2週間分、乾電池などは各種売るほど用意している、

自宅マンションの前を小体の川が流れている、
川幅5m、高さおおよそ7mの目の下を流れるその川は、コンクリートの護岸で覆われて水にさわることもできない都会ならではの川、というか、単なる排水の流れのようなもの、
それでもおだやかな時には、鴨が水苔をついばむ光景やら体調80cmを越す大鯉が悠々と泳ぐ姿がのぞけるのだが、さすがにこの大雨で激流に変わっていた、

もしこの大雨がなかったら真竹を採りにいこうかと友人たちと計画していた、
それもこの雨で中止、
友人の一人は、来週後半に胃ガンと食道ガンの手術のために入院することになっている、
その友人のために真竹採りを実現したかったのだが残念、、、

ニュースを見ていて驚いた、
熊本県人吉市で起きた女子高生連れ去り事件が報道されていたからだ、
人吉といえばぼくにも少なからぬ縁がある場所、
連れ去られ行方不明になった女子高生らしき遺体が山中で発見されたのだとか、、
犯罪とはまるで無縁のような人吉で殺人事件とは・・・、、

ネットで知り合った男性の犯行ではとニュースは告げているのだが、真相究明はこれから、、
この男性が犯したのか別の誰かの犯行なのか、どちらにしても、女子高生は二度と元気な姿では帰ってこない、

女子小学生にいたずらし(いたずらなどという幼い表現では表現しきれない陰湿で悪質な性的暴行に決まっているじゃないかと、この「いたずら」報道に毎回怒りをもっているのだが・・)、何度も何度も刺して殺し、裸にして放置するという事件の犯人が逮捕されたとのニュースもあった、

しかし、犯人が逮捕されようが事件の全容が解明されようが、女子高生も女子小学生も犠牲者の誰一人帰ってはこない、
逮捕されてよかったとは決していえないぼくの心情は間違っているのかな、、、





写真は5月のある日、晴天の時に採った田芹、この近くに真竹が生えているのだが、、







2014年6月1日日曜日

Facebookでたくさんのお友達がまっています

というタイトルのメールが、使っているフリーメールに時たま届く、

なる前は友達ではないので、タイトルを正確に書くと
たくさんの友達になりそうな人が待っています、ということになるのだろう、

たくさん待っているのか少し待っているのか、そこのところも実は曖昧模糊としていて、
この60歳を過ぎたくそおやじを、そんなにたくさんの人々が友達になりたくて待っているとは
思えないので、タイトルそのものが偽りのような気がしている今朝は五月晴れです、、、

長女がブログを始めたとかでそこをたまに訪問してみたり、次女はと聞いたら、ブログはしていないけれど、Facebookをしているらしいよ、というので、次女のそちらものぞいてみようかと、Facebookに登録してみたのが一昨年くらい、

ネット社会なるものにこちらから発信することはないので、見たり覗いたりするだけで書き込むことは滅多にない、

今年2月に父親が亡くなったことをきっかけに起きた遺産相続騒動、
4人兄弟のうち、長女と末の弟が遺産を欲しいと言いだし、末の弟は母親を相手取り、遺産相続の民事訴訟を起こした、

母親は父にとって4度目の再婚相手であり、兄弟だれとも血はつながっていない、
残した財産といえば、千葉にある家くらいで、その評価額も土地が90万円家屋が220万円、総額310万円というわずかなもの、
半分を母親が受け取り、残りを兄弟で分けるとしたら、兄弟一人あたりには40万円弱の金銭しか残らない計算になる、

末の弟が財産の総額算出のために依頼した弁護士手数料が20万円だったというから、この弟が手にする金は20万円にも満たない額になることだろう、
そんな金のために、義理の母親とはいえ、80歳に近い老母相手に訴訟を起こす、
いったい、なんのために、そこまでするのか、訳がわからない、

なんでだと訊いたら「子どもの出来が良いので教育資金にする」のだとか、
自分が満足に教育を受けて育ったわけではない末の弟の考えること、決して頭の悪い子ではないのだが、どこかで曲がったまま大きくなってしまったらしい、
20万円の教育資金、決して十分ではないだろう、
それがわかってか、わからないのか、その金を手にしたところで、失うものの方がかなり大きい、

その末の弟から、Facebookの友達申請が届いた、
リアルな友人があまりいないと思われるこの弟は、以前からぼくを頼りにしてきたということがある、
中学も欠席がちでやっと義務教育を終えたこの弟に高校進学を勧め、コンピューター業務に就くきっかけを与えたのが、彼が20歳の頃、
そのことがあって以来、父親代わりをつとめたぼくを尊敬し同時にずっと感謝もしている、らしい、

その弟からの申請をぼくは承諾した、断る明確な理由もないし、断ればまた波風が立ちそれが煩わしいからだ、

そのことを知った次の弟が、ぼくに対し反感をもったと会ったときに言われた、
敵の(末の弟)味方は敵だからね、、
Facebookで「友達」になったことが、敵の味方になったと思われたわけだ、

一切コメントをしないただの通りすがりのようなぼくがある日突然、別の弟から敵呼ばわりされてしまう、
ネット社会の愚かしさ、馬鹿馬鹿しさを絵に描いたような出来事が起きてしまった、

血のつながった弟から友達申請を受ければ断る理由を思いつかないよ、
言い訳のような説明のような、なんとも曖昧な笑顔を顔に浮かべながら、次の弟とそんなことを話した、

何日か前に、東京家庭裁判所家事第5部第3係というところから封書が送られてきた、
末の弟が起こした民事訴訟のその案内の封書だろう、
気が重くて、いまだに開封する気が起こらない、、、






2014年5月22日木曜日

ああ勘違い

車道ボクシング

右ストレート、左ジャブ、右アッパー、左ボディ、
上下を黒色か灰色のジャージーで固め、その上からナイロン製かビニール製のジャンパーを着て、早朝、一人ボクシングをしている若い人をたまに見かける、
ジム内での練習でなくて、屋外、車道で練習しているので、車道ボクシングだとずっと思っていた、

実際には、車道でなくシャドウ、shadow(影)ボクシングだと知ったのはだいぶ後のこと、、
相手がそこに居ないにもかかわらず、居るように意識して、影の相手めがけてパンチを打ち込んだり、相手からの攻撃をよける練習をしていたわけだ、

この手の勘違いをよくする、

ENGLANDではなくて、INGLANDだと覚えていたことがあった、
中学一年生の頃、現在進行形(死語?)のINGを覚えたばかりの頃だった、

「総長賭博」という、任侠映画(ヤクザ映画)の中でも上位三本の傑作に入るといわれた映画を、早朝賭博、だと思っていたこともある、
賭博が好きで好きで、朝早くから、その手の人たちが集まって丁だ半だとやっているのだろうと、勝手に思っていたわけだ、
実際の映画のタイトルバックを見て、間違いに気が付いた、
映画館の中で、つい声を出して笑い、まわりの人から不審な目で見られたようだった、、


この手の記憶違い、勘違いは人を傷つけるわけでもなく、間違ったところで自分が笑われるだけなので、罪がない、
気が付いた時点で直せばすむので、大したことではないだろうと、今でも思っている、

そういえば、最近の映画で、まだ観てはいないのだが、昆虫を主役とした映画が流行っているらしい、
そのテーマソングをよく耳にすることが多い、


蟻の~ままで~♪♪


2014年5月20日火曜日

サクランボと薔薇

バラでもよかったのだけれど、漢字で薔薇と打った方が頭が良さげにみえるみたいで・・、
ただし、書けといわれてもちゃんと書けるかどうか自信はないのだが、、

あまり仕事もなくて、会社兼自宅でパソコン、読書三昧の日々をおくっている、
家にいるばかりで飽きてくるし、身体にもよくないと思い、今日は近くの公園まで散歩、

この時期、4月5月6月7月、お盆過ぎくらいまでは例年仕事の量が圧倒的に少ない、
3月に予算をすべて執行し、4月から新規の予算枠が決まるはずなのだが、まだ一年もあると安心しているのか、なかなか仕事が動かない、

一年通して仕事量と見合った金額を配分し、毎月決まった額の売り上げが見込まれれば経営が楽なのだがと、この何十年も顧客に伝えているのだが、実行された試しはない、
結局、お盆過ぎからの半年間で、一年分の仕事をこなし売り上げを上げることになってしまう、
今は楽なのだが、その分のツケがいずれ回ってくる、、

ぼくが生きている間はずっとこの状態が続くのだろう、、

写真は、マクロレンズで撮ったもの、
花の写真をよく撮るのだが、撮ったあとどうするという予定も計画もなく、ただパソコンのゴミと化している、
風などで動きがあるから、シャッタースピードを早くして揺れを止めようとか、撮す花の一番手前の花びらや雄しべ雌しべに焦点が合うように撮そうとか、そんなことを意識しながら撮ることだけはしている、

その結果がこれなのだが、元の大きさの縦横15%くらいに縮小しているので、迫力はないなあ・・、

いつか花の写真展で、背景をすべて真っ黒く塗りつぶした作画を見たことがある、
なかなか迫力があり、特に蘭の花なんかは妖しさが強調されて力があった、

編集ソフトで塗りつぶしたものなのか黒い背景を花の裏にセットして撮したものなのか、どのようにして撮ったのかと興味があるのはそのことくらい、

サクランボは食用ではないので、甘くもなくただ苦みと酸っぱさがあるだけのものなのだが、成っていれば口にする、
季節感のあるものは基本好きなのだ、、

色が黒いのでアメリカンチェリーの仲間なのだろうと勝手に解釈している、
本場山形で口にした佐藤錦には程遠い、
あれと一緒にしないでよ、比べられた佐藤錦に怒られそうだ、、






2014年5月14日水曜日

診察の結果

12日は1日におこなった検査の結果発表の日だった、

腫瘍の大きさに変化はなく、小さくなったものもあり大きくなったものもあって、プラスマイナスゼロなのだとか、

このままでいきましょう(抗ガン剤の治療はしないで)、と医師からの提案、

この病気が発病して丸6年、
医者が違えば、病院が違えば、治療方法が異なるのは前からわかっていたのだが、以前ここで書いたように、あまりにも真逆な治療方法にとまどっていたり、安堵していたりと、心が揺れ動く、

前の医師は、積極的に抗ガン剤治療を進める人で、年に最低でも3回は服用していた、
5日分で約3万円ほどかかる高価な抗ガン剤の錠剤、苦くて小さなその錠剤をのむと何故か便秘がちになるのだが、少々の便通の不自由さも命には替えられないと、黙々と指示されたとおりにのんでいた、

治療を引き継いだ若い医師は、抗ガン剤治療を勧めないタイプ、
抗ガン剤どころか、放射線の照射をともなう検査にも、(癌の部位に)刺激を与えないほうがよいので、と難色をしめす、

鼠径部にある大きさ3cmほどの腫瘍にも、命に別状はないので放っておきましょう、との診断、
結局、去年4月から始まった新しい治療方針の中、一度も抗ガン剤をのんではいない、

のまなくても、普通の生活を営んでいるし、映画を観たり、デパートにも出かけ、友人と酒をのんだりしている、
もちろん、あれば仕事にも行くし、普通に、まったく普通に、過ごしているのだ、

「あなたの病気に効く薬の開発が2、3進行しています、それが完成したら新しい局面が生まれるかもしれません、生涯治る見込みのない病気なのですが、(癌と)上手にお付き合いをし、少しでも命を永らえるようにしてくださいね」と、言われた、、

10年で半数の人が、15年でほとんどの人が亡くなるといわれたこの病気、
ぼくの場合は、発病して6年なので、10年過ぎたら残り次の壁は15年、
そうすると、計算では、長くて9年くらいかな?

初孫の小学校の入学式には、なんとか参加できそう、
ちょっと安心(笑)

☆次男につきあっている女性ができ、明日もデートなのだとか、
もしかしたら明日、家に連れてくるからと、夕飯の時にいわれた、
相手は21歳、ブラック企業で有名なチェーン店系の居酒屋で働いているのだとか、
お酒を一切飲まない次男、タバコもすわないしギャンブルもしたことがない次男、
そんな次男のどこが良いのか、会ったら聞いてみたいものだ、、、

☆座右の銘 死ぬこと以外かすり傷 というのを見つけた、なるほどなあと、ちょっと笑った、、



2014年5月11日日曜日

久しぶりの句会

今日は、5月の句会の日だった、

先月は主宰が病気のため中止、兼題の「葱坊主」の句他、何句かを作ったのだが披露することはなかった、
今日の句会も、席題もなく、先月中止のままだったので今月用の兼題もなくて、5句すべて自由題で作ることになった、

主宰の罹った病は骨肉腫、足の一部がおかされてしまい、治療としてはその悪い部分を切り取って新たに金属を埋め込むというものらしい、
御年74歳の主宰にとって大変な肉体的負担が予想される大手術になるだろう、
その後のリハビリを考えれば、今後2、3ヶ月は出席できないのでは、、

本人は、松葉杖を突きながらでも出席したいと副主宰に話したらしいのだが、この際しっかりと休養し、何ヶ月かかってもかまわないのでちゃんと治してそれから参加すればという、会員全員の意志を伝えて貰うことにした、、

もう一人の仲の良い会員は54歳、胃癌、食道癌、咽頭癌が発見されて、今月20日くらいに手術が予定されている、
肝臓の一部にも転移が認められるとかで深刻な結果が予想される、

胃癌のため胃の全摘出を行い体重を20kg以上減らしながら今でも参加してくれている82歳の方もいる、

男性なのに乳房が大きくなって乳癌ではないかと危惧されたのだが、服用している薬の副作用だとわかりほっとしている74歳の人、
涙が止まらないので、句を筆記することができなくなりしばらく句会を休んでいる73歳の女性、
血液の癌におかされている僕をはじめ、今、我が句会は満身創痍状態なのだ、

生活にゆとりがあり、時間にも暮らしにも追われることのない、いわば特権階級の手慰みであるかのような一面も持つ我が国の俳句界、
それは俳句誌のトップを飾る、結社30周年記念パーティやら、句集出版記念謝恩会に参加されている紳士淑女たちの服装やら衣装が写し出された写真やら、その会場をみればわかる、

新宿京王プラザホテルしかり、帝国ホテルしかり、お金持ちの匂いがぷんぷんする場所での催しなのだ、、

そんな方々が生み出す花鳥諷詠の句が悪いとは思ってはいないのだが、それだけに終始する句なら僕には縁はない、

日雇い労働者たちが、日々の厳しい労働環境の中から詠み、句集となって結実したあの「車座」、
それに感動したというその気持ちをまだ胸の中心に据えているのなら、たとえ癌になろうとも、たとえ生還の見込みのない死病に罹ろうとも、そこから生まれる句もきっとあるはずなのだ、

肩に力を入れないで、粛々と淡々と日々を過ごしていければいい、
そんな思いで句作を続けていこうと思っている、

☆5月8日は初孫の3回目の誕生日、本人とその妹に、可愛らしいと思った服を贈った、
とても気に入ったからと、さっき電話をもらった、

ありがとう、と小さな声が電話を通して伝わった、

また今日、熊本からメロンとデコポンが届いた、

そんな日常の、決して大きくはない積み重ねの中で、ぼくは元気を貰っている、
予想できるあまり長くはない残りの時間、できれば、楽しいことだらけで過ごしたいものだ、

などという、年寄りじみた感想をもってしまった今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか(笑)





歌は、予襲復讐  by マキシマム ザ ホルモン
歌詞が好きなのだ、

中2、中2以下亮の脳~~♪ 亮というのはバンドのリードギターの名前、
ドラム担当の女性とは兄弟姉妹の関係、、











2014年5月1日木曜日

浜離宮

休日を利用して新橋から徒歩10数分にある浜離宮恩賜公園まで出かけた

ここは、今から55年前に行ったことがある公園、
水上バスの発着場があり東京湾を経由してお台場、浅草につながっている、

昔、訪ねたとき、公園に備えてあるベンチの上で、昼間だというのに見知らぬ男女があからさまな営みをしていて、そばを通りかかったぼくの目にもその光景は飛び込んできたのだが、何をしているのか当時のぼくには理解できなかったことを記憶している、

ただ一緒に行った自宅近くに住むおばさんが、子どもの目の前で何をやってるんだいと、かなり怒りを露わにして、営み真っ最中の男女を叱り飛ばした、
葛飾区という下町出身のおばさんは口も気性も荒く、他人といえども目に余る行為に対しては遠慮無く真っ当に怒るのだ、

そんなことと浜離宮という名称が下半身的にぴたりと合い、あまり行きたいとも思わない公園だったのだが、あれから数十年、本当に久しぶりにでかけてみることにした、

園内には外国人の、おそらくツアー客なのだろう、スペイン語を話す集団も20人ほど散策していて、その後尾に付いて回る格好になってしまった、

どうして外国の女性たち、おそらく中南米出身の女性たちだと思うのだが、身にふりかける香水の量があれほど大量なのだろう、
後尾に位置していたと思ったら別の同じような集団にも近寄られてしまい、前と後ろ両方を囲まれた格好になってしまったその両方から鼻を押さえたくなるほどの香水の臭いが塊となって襲ってくる、
体臭を消すためなのか、民族的な習慣なのか、どちらにしても普段そういうものとは縁がないぼくと連れ合いには、日本庭園にそぐわないその臭いに大いに閉口した、、

そこから浅草へ、
行きつけの食器屋で、ご飯茶碗を一碗買い、帰宅、
浅草から上野を出てアメ横を見てみようかという元気もなく、まっすぐ帰ってきた、







タンポポは、ニホンタンポポの一種、おそらくカントウタンポポだろう、
西洋タンポポに押され、今ではあまりみかけなくなっしまった、
浜離宮ではなぜか目にしたタンポポのほとんどがニホンタンポポであり、ある場所では群生を作っていた、
嬉しい光景だった、

ニホンタンポポがんばれ!!




2014年4月25日金曜日

税務調査

昨日と今日の二日間、税務署の調査が入り、立ち会いということで会社(自宅兼用)から出られない、
調査は朝10時から夕方4時まで、
今日もその時間帯となる予定なのだが、昼に終わる可能性と、夕方までかかる可能性と五分五分、

30を少し過ぎたくらいの若い税務署員は、調査の間、比較的よくしゃべってくれるタイプの人物で、高校時代に柔道部に所属していたのだとか、
元柔道部がなぜ仕事として税務署職員を選んだのか訊いてみないのでわからないのだが、彼なりに考えるところがあっての職業選択だったのだろう、

もちろん売り上げなどをごまかしてはいないし、悪いことは何もしていないので胸を張って対応できるのだが、消費税が値上げされたことによって、5%なのか8%なのか、仕切りが微妙な時期があり、そこを追及されることにはなるのかもしれない、
うちの決算の締めは11月末なので、、

8%の消費税、来年10月にはさらに2%の値上げが確定し10%となる、
増え続ける健康保険料に対応するためだとか、年金の安定的支給を目指すとか、耳障りのよい言葉を並べ続けて、増税にgoサインを出した、自民党公明党、それに手を貸した民社党、
二大?政党と、それに追随する虎の威を借りる狐のような宗教政党、、、
といつもこいつも同じ穴のムジナ(狢という動物には申し訳ないのだが)に見えてくる、

8%に上がる前、増税対策に備えてトイレットペーパー(12ロール)を10個、生理用品を10箱まとめ買いし、カート4台を連結させて押していた若い女性をスーパーで目撃した、
上がる前のまとめ買いくらいしか思いつかない彼女の文字通りの若い知性を笑う気はないのだが、数々の無駄なモノ造りや公共投資と称しての不必要な道路工事ダム建設などで国家財政を散財してきた施政の責任者たちを追及するというところに何故目が行かないのか、
自分にも言い聞かせるつもりでこれを書いている、

ぼくのアホ頭で何を考えてもあまり世間に及ぼす力は生まれてこないし、自民党は金持ちの味方、共産党は貧乏人の味方という短絡的な図式くらいしか思いつかない、
公明党はというと、庶民の味方の面をしながら、自民党単独では成し得ない数々の悪法成立に手を貸してきたというこの党の路線からして、とてもとても庶民の味方などとはいえない、
保守政党の補完勢力くらいの役回りが精一杯のところだろう、

政局を左右させるだとか、自民党が悪い方向に向かわないように内部から見守るなどというこの党代表のコメントを読んだことがある、
本人たちはそう思っている、思いたいと願っているのだろうが、外から見ている限り、選挙時の集票力だけをあてこんで自民党に取り込まれている哀れな宗教団体にしか見えない、、

かつて存在した”労働者の味方”面をした民社党が、実質のところ、経済団体の提灯持ちに終始し、つねに経営者側の代弁者であり、労働者の根本的な利益にあらゆる面で反していたということと酷似している、

まとめ買いをした若い女性、使用量の一年分くらいは買い込んだのだろか、
10%に上がる前に、また8%消費税でまとめ買いをするのだろうか、
そこが少し気になる今日このごろなのだ、

んんーーーー、、、






2014年4月16日水曜日

友だちの母のこと

進行性胃癌、それは食道にまで拡がり、もし手術をするのなら、胃と食道とその両方を切除し、大腸を切り取ってそこに埋め込む大手術になるからね、と医師から言われたそうだ、

治療を諦め、穏やかな死を迎える準備をすることも選択肢の一つになりそうだ、

彼の父親は三年前に他界し、いま実家には彼の母が一人で暮らしている、
父も母も元教員で、退職金にも年金にも恵まれ生活には困っていないというのだが、息子の病状を憂える母の心境は他人には計り知れないほど不安と苦痛に満ちたものだろう、

その母の遺言は、わたしが死んだらお父さんの骨と一緒に粉にしてどこかに撒いて欲しい、というもの、
亡くなったご主人を心から愛していたのだろう、

見かけは仲が良さそうなご夫婦なのに、妻が死ぬ最後の言葉として子どもたちに託す願いが、お父さんと同じお墓には入れないで、というものだったり、夫の退職と退職金の入金を待って離婚する夫婦の存在が、漫画的存在でなく実在する昨今であることを、ぼくは知っている、

そんな時代に、亡くなった夫の骨と一緒に混ぜて粉にして、と頼む彼の母親、

ぼくのうちはどうなんだろう、、、


おふくろより俺が先に逝きそうだよ、
どこか遠くを見つめながらそう話す友だちと、昨日もいきつけの居酒屋で酒をのんだ、、







2014年4月13日日曜日

友だちのこと

自分も歳を経ってきたので、友人たちも歳をとってきた、

もう三十年もつきあっている飲み仲間のひとりが、数ヶ月前から、脇腹が痛い脇腹が痛いと訴えていた、、
若い時には、一晩にバーボンのボトルを二本もあけるほどの酒豪だった彼、
会社を興し、それがうまく軌道に乗り、景気の良かった頃には一軒のスナックの支払いだけで月に70万円ほどだったとか、
銀座ではなく、ここ成増での毎月70万円を超える散財、どのくらい酒を浴びたのか想像ができるだろうか、、

あまりにも痛みが激しく、またある日、真っ黒な便が出たのがきっかけとなって、病院嫌いで通っている彼も国立埼玉病院へ診察を受けに行ったのだとか、
胃潰瘍か十二指腸潰瘍の疑いがあると、診察時に言われたのだが、その後の精密検査の結果、胃癌であることが判明した、、
かなり進行していて食道の方にまでその腫瘍範囲が拡がり、おそらく他の臓器にも転移があるでしょうとの診断、
入院し手術をすることになった、
その入院日が決まるのが明日、4月14日、

飲み仲間であり将棋仲間であり俳句仲間でもある彼、
温厚な人柄から誰からも好かれる彼、
どんなに酒を飲んでも声を荒げることなど一切なく、怒った顔を見せたことがない彼、

食道ばかりでなく一部リンパ節にも転移が認められると診断を受け、気落ちしているだろうと思って、お茶でもしようかと会ったのが、金曜日の昼、

「好きなことをしてきた結果なので、覚悟はできている、
死ぬことがこわくないといえば、それはわからないけど、これだけ酒を飲んできたのだから、まあ仕方が無いかな」

60歳にはまだ数年ある若い彼、
彼の母親はまだ健在で、彼のことが気ががり気がかりで、来なくていいからと言うのに診察のとき病院まできたらしい、

母親には二度ばかり会ったことがある、
穏やかで上品な老婦人だった、
この母親だからこそ、あの彼が育ったのだなあ、そのことが十分納得できた、、

年老いた母親よりも先にいくなよ、それが一番の親不孝だぞ、
そんなとりとめの無い繰り言に、ただ笑顔の彼だった、、、


2014年4月6日日曜日

今年初めての桜の花見、
東京は大都会という顔をもちながら、桜の花見で有名な場所があちこちにある、
浅草の大川(隅田川)端もそうだし、新宿御苑、皇居内北の丸公園、吉祥寺の井の頭公園もいいな、

毎年、この時期になると桜をみようと、どこかへ出かけていくのだが、今年は近場ですませ練馬区にある光が丘公園まで、

花を愛でることもそうなのだが、デジカメ撮影に気持ちがはいっているので、久しぶりに一眼カメラを取り出し、バッテリーのチェックをすませたり、動作の確認をしたりして心うきうき、、

もう一方の趣味に海釣りもあるのだが、釣ることよりも前の準備、仕掛けを作ったり道糸を巻き直したり、天候や潮の時間を調べたりだとか、そちらの時間の方も愉しいこと愉しいこと、、

行為そのものもだが前戯も、、いや、なんでもない、、

今年初めて訪れた光が丘公園は、例年とは違ってたくさんの屋台が出ていた、
この公園は都立なので、東京都が出店を認可したのだろう、
各地や各国のさまざまな食に出会え、腹を満たす分には便利だし楽しいのだが、人出の多さに辟易する、、
目には見えない埃も大量に舞っていることだろうし、心ない人々があちこちで落としていく割り箸や包装紙がゴミとなって、花見の興を削ぐことはなはだしい、

出店のことを知らなかったので、昼にネパールカレーの大きなナンを食べてしまった腹には、もう何も入らない、
だから余計に人の多さが邪魔だと感じたのだろう、、








2014年4月1日火曜日

散骨の白く輝き木の芽雨

板橋区春季句会、席題が「木の芽(このめ)」 

散骨の白く輝き木の芽雨

自信があった句に一点も入らず、その場で作った句に、俳句連盟会長から地賞をいただいた、
わからないものだ・・・、

他の句にも何点か入り、全体で17位だった、参加賞と500円の商品券をもらった、
今は俳句即(つ)いている、


アル中の友人が、やっと病院に行く気になり、診察の結果、即入院を、だったらしい、
それを断って通院でなんとかと頼んだのだが、医者が「通院では治療に限りがある」と、、

4月の10日に、入院の日程が決まる、
飲まないと手が震え文字も書けない友人だった、
句会では書くことが多いので、句会の前には酒が置いてあるコンビニ店に立ち寄り、数本の酒を呷ることで、手の震えを抑えてきた彼、

結局のところ、酒を飲まない、酒を断つことになるのだろう、

一晩にバーボン二本空けてもなんともなかった彼、そんな生活を何十年も続けてきたのだから、身体のあちこちにガタが来ているのだろう、
温厚で人なつこい彼には慕って寄ってくる友人、後輩も多い、
早く治して、還ってきてほしい、、

ZiZi も、なんとかなるからさ、、

2014年3月29日土曜日

今日も句会

今日は板橋区俳句連盟主催による春季俳句大会の日、
例年、70人くらいの参加者がある、

俳句の世界でも高齢化が進み、椅子に座っていると気が付かないのだが、会が終わり、外に出てみると、足をひきずっていたり杖にすがって歩行している参加者の数が多い、

あと20年もすれば、現句会の全参加者が他界してしまうかのようだ、
他人事ではなく心配である・・、

春の陽のプリズム幸せ色放ち

逝く春や父の動かぬ腕時計

以上、二句をもって参加、
会場にて席題が発表されるのだとか、計三句選によって、上位10名くらいが表彰される、、

梅祭の句会で高評価を得たので、少し鼻が高くなってしまった、
ピノキオみたいに嘘をついたわけではないので、低評価をくらえば、すぐにシュンとなりと元の鼻の高さにもどるはず、
伸び縮み自由の便利な鼻なのだ、、

このまえいただいた商品券3千円分で、パスタを食べた、
二人で、2200円を払った、

パスタにドリンクセット(サラダ付き)を頼んでこの値段、まあ相当なのだろうと納得していたら、
この前、バスで吉祥寺に出向いたときに見つけたピザ専門店「ナポリ」では、ピザ単品で500円、
サラダ、スープ、ドリンクが付いても800円だった、

二人で1600円、吉祥寺という場所柄、競争が激しく、価格にもその影響が現れているのだろうが、それにしても、いつもいく成増の店は高い!!

なんとかならないか・・、



2014年3月22日土曜日

梅祭

第30回板橋区梅祭が、3月15日に催された、

梅に関した俳句も募集されると聞き、家人と二人、他の俳句仲間も誘って参加してきた、
例年と同じように、3パック500円の紫蘇の実の塩漬けを買ったり、昼食の代わりにおでんを食べたりした、

俳句には、旧友に無沙汰を詫びて梅祭という句他、計3句で参加、
表記の句が、天地人3賞のうち、地賞に選句された、
副賞は板橋区内で使える商品券3千円分だった、
選ばれたことを素直に喜んだ、

写真は、梅祭会場から少し離れた高台にある赤塚城址で行われた演舞のもの、
逮捕術というのだろうか、それは大人のチャンバラに見えなくもなかった、、

鷹匠による鷹を使った狩りの様子も行われた、
鷹も数羽(数頭?)参加し、その中の一羽をアップ、
眼の鋭さはさすが、狩猟をする肉食の鳥らしく凄みがある、

梅祭に来ていた若い女性のカップルも撮影、最近の若い女子は総じて体格が良くなったようだ、
結婚し丈夫な赤ちゃんを産んでほしい、そんなお節介が心に浮かんだ、








2014年3月19日水曜日

Japanese Only

今月8日にサッカーのJ1リーグ、浦和レッズ―サガン鳥栖戦が行われた埼玉スタジアム(さいたま市)で人種差別とも受け取れる垂れ幕が掲げられた問題で、Jリーグから無観客試合開催などの処分を受けた浦和は13日、浦和サポーターが横断幕や旗などを掲げることを全試合で当面禁止すると発表した。 

さらに垂れ幕を作成した3人が所属する応援グループの約20人を、浦和の全試合で無期限の入場禁止とし、淵田敬三社長は、役員報酬の20%を3か月間自主返納する。 

垂れ幕は「JAPANESE ONLY」(日本人のみ入場可)と書かれ、熱心な浦和サポーターが陣取るゴール裏観客席の入場口に、グラウンドとは反対向きに掲げられた。作成した3人は浦和の調査に対し、「ゴール裏は自分たちのエリア。他の人たち、特に外国人が入って来るのは困る」などと説明したという。 
                                                 net情報 より


「一糸乱れぬ応援をしたいのに、外国人達はそれに呼応できない。応援が乱れる・・・」
この勘違いサポーターの一人の、こういう意見もどこかで見た、

ここで応援歌を歌う、ここで応援旗を揚げる、特定の選手への応援コールをここで行う、

などなど、誰かによって定められた形式的な応援を、それができないからといって、ある人々を排除するというのなら、外国人ばかりでなく、日本語をうまく話せない日本人、日本語をうまく聞きとれない日本人、手を揚げられない日本人、口に出すことが困難な日本人、歩行困難な日本人をも排除することにならないか、

Japanese Only は人種差別ではない、人間差別なのだ、
人間排除ともいえるこの言葉の冷酷な本質に、アホサポーターたちは気が付かなかったようだ、


Jリーグの発足当時の日本サッカーの実力は、世界的レベルには程遠かった、
南米やヨーロッパの強豪チームとは、体力、個人技、戦術眼、戦略、支えるサポーターの層の厚さ、何よりもサッカーの歴史、そのすべてにおいて劣っていた、

Jリーグの発足当時、どのチームも、力のある外国人選手獲得を目指したし、その状況は今でも変わっていない、
鹿島アントラーズにはブラジルの至宝といわれたジーコ選手が、選手としてコーチとして監督として参加してくれた、
彼の直接ゴールを狙う華麗なフリーキックによる得点を、まぐれじゃないの?と、その国際レベルの技術の高さがわからずにほざいていた観客や選手もいた、
何度もゴール決めるのを目撃し、やっと、まぐれではなく、驚異的な身体能力とそれを支えるものすごい練習量の賜だと気が付いたのは、Jリーグ発足の数年後、、
そんなお気楽な日本サッカーだったと記憶している、

Japanese only というのなら、これまでにどれだけ外国人選手たちが、日本サッカーに多大な貢献をしてくれたのか、何人かを列挙してみよう、、
以下、(貫井康徳@dcp)より、抜粋


●ドラガン・ストイコビッチ
名古屋グランパスエイトで過ごし、その後同クラブで監督としても活躍したストイコビッチ。「ピクシー」の愛称でもおなじみですね。グランパスに来る前は、フランスの名門・マルセイユ所属時にUEFAチャンピオンズカップで優勝するなど、輝かしい実績を挙げています。

●ピエール・リトバルスキー
華麗なドリブルテクニックと高いシュートテクニックを武器に、ドイツの名門・FCケルンや西ドイツ代表で活躍したサッカー選手。Jリーグ開幕の1993年にジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)に移籍し活躍しました。

●ドゥンガ
ブラジル代表として3度のワールドカップに出場した大物選手。1994年大会では見事優勝し、ベストイレブンにも選ばれています。1995年にジュビロ磐田に入団し、強烈なキャプテンシーを発揮しクラブをけん引しました。

●ラモン・ディアス
アルゼンチン代表としてワールドカップのスペイン大会に出場、またクラブレベルではナポリやインテルといったセリエAの名門で活躍した名ストライカー。Jリーグの創成期に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)に移籍し、初代得点王になるなど日本でも活躍しました。

●ミカエル・ラウドルップ
セリエAのユベントスやリーガ・エスパニョーラのバルセロナ、レアル・マドリードといった世界トップの名門チームで活躍した元デンマーク代表のサッカー選手。キャリア晩年の1996年に当時2部に所属していたヴィッセル神戸に移籍し、1部昇格に貢献しました。

●カレカ
イタリアの名門ナポリで、あのディエゴ・マラドーナとのコンビで得点を量産した、元ブラジル代表のストライカー。ワールドカップでも活躍しました。1993年にナポリから2部所属だった柏レイソルに移籍し、1部昇格に貢献。

●ベベット
高いスピードや抜群の得点力を武器に、ブラジルの国内リーグやスペインのリーガ・エスパニョーラで活躍した元ブラジル代表選手。1994年のワールドカップアメリカ大会では7試合に出場し、優勝に貢献しました。2000年に、ブラジル代表経験者を多く迎え入れてきた鹿島アントラーズに移籍。

●レオナルド
ジーコをはじめとする、ブラジルの名選手が多く在籍した鹿島アントラーズですが、サポーターに非常に愛された存在としてレオナルドは外せません。1994年にアントラーズに移籍する前は、ブラジルの名門サンパウロやスペインのバレンシアに所属、またワールドカップでも活躍していました。

●ゲーリー・リネカー
1986年のワールドカップメキシコ大会で得点王のタイトルを獲得した、代表通算48ゴール(イングランド歴代2位)の記録を持つ元イングランド代表のストライカーです。名門バルセロナや、イングランドのトッテナムで活躍した後、1993年に名古屋グランパスエイトに移籍。


まだまだ大勢の有力選手たちがJリーグに在籍していた、
ここで揚げた選手はほんの一部の選手たちなのだ、


JAPANESE ONLY ??    笑わせるな!!!