なんとなく病状日記の感を呈したきた今日この頃・・(苦笑)、
明日から始まる放射線治療に備え、範囲と深さを決めるためのCTスキャンが午後からある、
マジック(インキ)で鼠径部に印をつけるので捨ててもかまわない下着を着用してください、と言われている、
捨ててもかまわない下着は持っていないので、それ用のをスーパーで買ってこようかしらと、連れ合いが・・、
なんだかなあ~~、
治療に要する照射時間は2分くらいだと医師からは告げられているのだが、通院するので結局半日がかりの治療となってしまう、
毎日2分、15日間の通い、お値段は30万~40万円なのだとか、保険適用なのでこの3割の負担ですむのだが、、
このお金がない人もいることだろう、
前にも書いたのだがお金がない人は治療を受けられない、
人工血管やら心臓移植、ES細胞による臓器再生まで、現代の高度医療はますますその技術を発展させて行き着くところまで来てしまったかのようなのだが、反面、その恩恵を享受できない人々のなんと多いことか、、
ぼくにしたって、たとえ心臓を移植すれば助かるといわれても移植代2千万円のお金はとても払えない、
山本周五郎の作、赤ひげ診療譚に象徴される庶民の生活に密着した医療従事者の存在が切に求められている、
以前、テレビでみたのだが、東京山谷の通称ドヤ街に根をおろし、高齢化を迎えた住人の最期を看取るべく格安の治療費をもって医療に従事している医師、看護師たちが居ることを知った、
大学病院で最新の設備に囲まれ研究に没頭することも医師の姿の一つではあるだろうし、そうした研究がなければ人の生命をおびやかす病気や細菌に立ち向かう術が発展しないことも事実なのだろうが、心情的には、街場の医師の活動に気持ちが寄り添う、
写真は、久しぶりに散歩にでかけた光が丘公園の花から、
例によって、花の名前はわからない、
公園で「なんたらかんたら祭」を開催していたのだが、入場料があり大人350円、
あの広い公園の一部を厳重に柵で囲み、入場料を払わない人が勝手に立ち入らないようにしてあった、
勝手に立ち入ろうとして一周回ったけれど、抜け穴を発見できなかったぼくが言うのだから本当のことだ、
徒然草の一節を思いだした、
山道で大柑子(蜜柑?)を見つけたのだが、その周りに垣根があり、誰も居ない山の奥なのに盗られまいとして柵を施す、そこに現れているのは、まさに人間の欲そのものなのだ、とかなんとか、そんな内容だったと記憶している、
垣根の中の祭には屋台もたくさん出ていて、覗いてみたい気もしたのだが、参加者から入場料を取るというそのことに無性に腹が立ち、何も見ないで帰ってきた、
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