昨日も飲み過ぎ、その勢い(?)を借りて、今日も昼から呑み、、
何十年もお付き合いがある、飲み屋さん勤めの彼女が引退したのは今年二月のこと、
今度は駅前の中華屋で働き出したときいたので、顔をみたくなって行って、だからまた飲んだ・・・、
友だちのまあちゃんも呼び(彼女とは共通の友だちなのだ)、家人も呼んでまた飲んだ、
一七歳から水商売しかしていない彼女は、たぶんぼくと同じ歳、
女性に年齢を尋ねるのは失礼なことなのだと、そんな最低限の常識はもっている男だと自負しているので、彼女に、女性に年齢をきいたことはない、
彼女の夫は二年前に亡くなっているのだが、広域指定暴力団関係者、わかりやすくいえばヤクザ屋さんだった、
その彼と最初に知り合い、そのあと、妻である彼女とも知り合った、
「公園に行くと、みんなが鳩に餌をあげてるじゃない、なぜかカラスが来ると追い払うのよね、
鳩もカラスも同じ鳥じゃない、なんで鳩ばかりあげてカラスにあげないのか、私はそれがわからない、だから、娘と一緒に公園に行くときに、私はカラスに餌をあげるの、鳩が来たら追い払うのよ」
その感性、とっても好きです!!!
「今日は呑みすぎだから、もう帰んなよ」
スナック勤めの女性にあるまじきことば、、
飲ませてナンボの水商売、早くボトルを空けさせて次ぎのボトルで儲けようとするのが常道なのに、そんな定式は彼女にはない、、
「みんなと海に行って、おしっこをしたくなって、車からずっと離れて道路の上に行ってしたら、私のおしっこが下に流れてみんなに見られたのよ、あのときは恥ずかしかったわ」
嫌いな客がくると、そっぽを向いて話しもしない彼女、
それは客商売でしてはいけないことなのだろう、しかし、自分に、相手にも嘘をつけない女性、
ヤクザな亭主をもって、苦労したといいながら二人の子どもを成し、
「病院に行くからって、長男からお金をもらえないじゃない、だから今でも稼ぐのよ」
と、わらう彼女、
考えたら、知り合って三十年も経っているのだなあ・・、
こういうぼくを、あちらの業界ではなじみというのだろう、、、
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