長く休んでいる、
今年の四月以来、考えたら十日も働いてはいないのでないか、
それでも食べていけるのが羨ましいと、ひとから言われるのだが、若い人の労働に頼っている身分なのでなんとか食べているものの、決して贅沢をしているわけではない、
週に何度か外で酒を飲み、昼は外食をはじめ三度三度の食事をとり、暖かい布団に寝て好きなだけ本を読む、贅沢はしていないといったものの、こうして書いてみると、けっこう贅沢な生活かもしれないな、
贅沢はできません、歳をとったせいかお茶漬けと鰺の干物が一番の好物で・・・、
そのお茶は100g5000円もする高級茶で、鰺の干物もわざわざ瀬戸内から空輸で取り寄せた超高級品だったという、今は亡くなった元経団連会長の話が思い出された、
そこまでいかないにしても、雨風をしのげる家に住み、毎日好き勝手に風呂にはいれる、飯に困らない生活、これを幸せというのだろうか、、
以前からの引き続きの仕事があり、おおよそ2ヶ月間、仕事をまかされた、
現場まで片道80kmの距離、車で2時間かかるので、泊まることにした、
月~木は宿泊し、金曜日の夜に帰宅し、また月曜日に現場に向かう、その生活がおよそ2ヶ月続く、
まだ現役で働くことができる、あなたにお願いしたいと仕事の依頼がくる、
そのことが素直に嬉しい、
放射線治療の効果がめざましくあり、気になっていた腫瘍のほとんどがなくなってしまった、
そのせいなのか、今度は帯状疱疹に悩まされ、右足に痛みが残ったままの今なのだけれど、なんとか仕事ができそうな体調にまで復活している、
もしかしたら、今度の仕事が自分としての最後の大きな仕事になるのかもしれない、
悲壮感とはべつの、やり甲斐と働き甲斐に恵まれて、さーて、一仕事、やってみますか!
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