2014年7月25日金曜日

パスポート取得

今日、パスポートを取るための手続きをしてきた、

今すぐどこかに出かけるというわけではないのだが、行ってみたい国が何カ国かある、
その一番はベトナム、、

数十年前にもなる青春時代の一時期、ベトナム戦争反対の運動に参加していた、
その中での色々は、今ここで書いても仕方がないことだし、ぼくが書くよりも1000倍も雄弁に物語ってくれる本なりドラマなり音楽、映画が多数ある、

ぼくが訪れてみたいのは、ベトナムの中でも、ディエンビエンフー、トンキン湾、
ベトナムという国は、古くは中国の侵略と戦い、日本の侵略とも戦い、フランスと戦い、アメリカと戦って祖国統一を果たした国、、

何冊かのベトナム戦争に関しての著作を読み映画も観たので、まだ一回も行ったことがないベトナムのあちらこちらを、まるで九州か関西のように頭に描くことができる、

対仏戦争において、ベトナムが決定的に優位に立つきっかけとなったディエンビエンフーでの戦い、
南ベトナムでの戦況の悪化に困惑したアメリカが北爆の理由としたトンキン湾事件(いまでは、この事件そのものがアメリカの仕組んだ捏造事件だったとばれているのだが)、

そのどちらをも、この眼で見てみたい、

サイゴン陥落、その直前のアメリカ大使館からのヘリコプターによるアメリカ大使の逃亡、
それらのニュースをリアルタイムで見聞きしたぼくは、そのたびに歓喜の喜びを素直に表現したものだ、

撃墜したアメリカ軍のジェット機から作られたというジュラルミン製の文鎮、英雄(HERO)と名付けられたベトナム製の数百円の万年筆、それらのモノの感触とともに、ぼくは反ベトナム戦争の運動に身を漬け込んだ記憶を今でも噛みしめることができる、

次女のFaceBookをたまに見ているのだが、彼女の関心は、パレスチナ問題に集中しているようだ、
イスラエルによるGAZAに対する空爆を止めるための集会に彼女が積極的に参加したことがわかった、
彼女にとっては、そう言われることはもしかしたらイヤなことなのかもしれないのだが、ぼくと彼女との間に流れる血の濃さを感じ取れるできごとだと、ぼくには思える、

理由はなんであれ、人間が人間を殺す、強大な国家がより小さな国家の尊厳を侵す、それは決してあってはならないこと、複雑な政治的背景やイデオロギーの相違、宗教上の問題、それらすべてを俎上に載せ、だから仕方がないのだとの正当性を主張しようとも、殺していいという理由にはならない、侵す理由にはならない、

ものごとの本質はつねに単純なもの、だめなものはダメだと、きっぱり言えるかどうかだということに、人間性の本質が、根っこの部分が現れるのだろう、

★戦争のどちらにも加担はしない、アメリカからもベトナムからも等距離中立論だとして、アメリカも悪いが戦争をしているベトナムにも責任があると、今日と変わらずアホな議論を展開していたのが、当時から日本の公党であった創価学会を支持母体にもつ公明党だった、

それに対し、ベトナムの英雄、ホー・チミンは明確に応えた、

ベトナム兵のただの一兵もワシントンに上陸したことはない、誰一人ニューヨークを襲ったことはない、遠く太平洋を越えて55万人もの兵隊を送り込み、ベトナムを侵略してきたのはアメリカなんだ、と、、、
この戦争の本質は、アメリカによるベトナムに対する侵略戦争なんだと、、
ベトナム戦争反対の本質は、侵略戦争反対という、非人間的な行為に対しての人間的な立場からの反対運動なんだと、

平和平和と唱えるだけで、憲法の曲解に手を貸し戦争参加への道を開き、消費税の値上げに賛同し、大臣の椅子欲しさに現政権にしがみつく公明党の、卑しい性向はこの数十年なんら変わることはなかった、
ある意味一貫していてキモチイイ、

ライオンのおこぼれをあさるハイエナ政党、確固とした古い歴史をもたない新興宗教団体にふさわしい態度だとそれはいえる。。。






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