2014年9月23日火曜日

ここも戦場

寝るときにはいつも布団の生活がもう何十年も続いている、
ベッドに寝るのは仕事の関係で出張に行ったときか、何年か前に入院したときくらいのもの、

朝起きてすぐにたたみ押し入れにしまうのだが、寝て起きたばかりだと体温が布団に移ったままなので、連れ合いがイヤがる、
しばらくそのままにしておき、少し冷ましてから(!?)しまうことになっている

のだが、、

冷ましておくその布団を狙ってやってくるのがいる、

二人分をいつも真横に敷き、隣り合わせで寝るので連れ合いと自分のと、
寝室のような部屋に置いたままになっていると必ずやってくる、

一人めはこの猫 jo太郎





二人めはこいつ がっちゃん



で、結局こうなる、、



押し入れにしまえないので、出しっ放しのまま出かけることもしばしば、
布団をめぐって猫と人間との苛烈な戦いが今日も我が家で繰り広げられている、、


「イスラム国」を空爆すると宣言したアメリカ合衆国、それに同調することを決めたフランス、

汚れたフランス人を見つけしだい殺してしまえ、神の名の下に、と「イスラム国」指導者が檄を飛ばしたのだとか、

空爆の犠牲者は「イスラム国」兵士だけではないだろう、
シリアの多数の婦人、子ども、老人たちがその犠牲者となるだろう、

フランス人には、人道的支援の立場から現地に滞在している人も大勢いるときく、
医師だったり看護婦だったりジャーナリストだったり会社員だったり、職業も年齢も立場もさまざまな彼らたちがテロの標的になることは目に見えている、

イスラム教とキリスト教、
根に政治体制の違い以上のもっと深い宗教的精神的違いが、理由にあるのだとぼくは考えている、
戴く神が違えば、互いに互いを異教徒だとして殺してもかまわない、のだとするその教義、

想起すれば第二次世界大戦中、ナチスはドイツの神の名において連合国と戦い、連合国はその神の名の下に相手側を殺すことを告げ背中を押して戦場に赴かせた、

終戦が1945年、あれからおおよそ70年の時が過ぎた今でも、殺し殺されることの愚かさに人は気づいていないのか・・、、



4 件のコメント:

  1. こんばんは、ブログアドをお教え下さり有り難うございます。joさんのお宅の可愛いにゃんズの写真も拝見しました。今は二人(←ヒトじゃねーし!)ともとっても幸せそうですね。
    ウチの二匹は、もともとはノラですけど、縁あってウチのコになりました。

    今日、米国がシリアの「イスラム国」拠点を空爆した事が報道で流されていました。「砂漠の宗教」は排他的な側面も強く、回教のみならず、耶蘇教に於いても、例えば南米のインカやアステカでの「布教・改宗」に名を借りた暴虐(拷問で多くの先住民族を殺し、彼ら独自の文化遺産を徹底的に破壊した)を観てもそれは昭かです。
    戦争は愚かしく、犠牲になるのは多く一般の罪科の無い人間であるとは言え、テロリスト集団には全世界を挙げて断固たる措置を取る必要があると考えます。

    今回、色々な記事を読ませていただきましたが、広い見識をもとに含蓄ある内容を書いておられ、感服致しました。
    また時折お邪魔しに参りますので、宜しくお願い致します。

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  2. Tanjaさん お目汚しでなかったですか?
    訪問ありがとうございます。

    一度しかお会いしていないのに、勝手におしかけて行き、さらにコメントまでたくさん残してしまいました。
    お忙しいのに早速のレスで申し訳なく思っております。
    お時間とお暇がありましたら、またいらっしゃって下さい。

    南米での虐殺のこと、それを報告した文明国(??)側からの古い文章が本になっていて読んだことがあります。
    現地に存在しなかった疾病の持ち込みで多くの人々が罹患し、治療もされない医薬品もないまま死んでいったこと、
    金や銀を狙った強盗どもが、その多くがスペイン人だったのですが、なにポルトガル人やイギリス人フランス人なども似たような者であり、強力な武器で襲ったあげく、その後にキリスト教をもちこみ、反抗の意志を精神から削ぎ落としたこと、
    20数万人もいた部族が虐殺の結果、5,6千人まで減少してしまったこと、などなど、
    戦慄しながら読んだことを思い出しました。

    Tanjaさんが創作された音楽も聴かせてもらいました。
    ファイナルファンタジーⅢに出てくる飛行船(なつかすい~~)、シドが操縦するその船の飛行時に奏でられたらステキだなと思いました。

    音楽は大好きなのですがもっぱら聴くばかりで創作は何十年も前に習作を試みた程度、今はPC利用による作曲ツールは数数あり、昔に比べて近づきやすくなったのでしょうけれど、結局のところ、その人の感性、センスが試される分野、Tanjaさんにはそれがあります!と、確信しています。
    これからも息長く続けてくださいね。



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    1. ご丁寧且つ、早速のレス、いたみ入ります。m(_ _)m
      併せて、当方のブログにも書き込みをしていただいて恐縮でした。普段は寂れているサイトですので、ご訪問の足あと(コメント)を付けて下さるのはとても喜ばしいです。
      仕事等の兼ね合いで、そうそう即レスとは参らないかも知れませんけれども、お互いの負担にならない様、細く長く交流出来ればと思っております。

      近代日本を代表する作曲家の故・黛 敏郎氏は知り人ぞ知る国粋主義者で、「リベラル→善、右翼→悪」と、深い考えも無く漠然と考えていたガキんちょの時代には、この人が屡々発する政治的発言に反発したものですけれども、日本と言う国を愛するが故にそれを侵害される勢力に対して大きな憤りを感じる愛国的中道右派となった今、氏の心情の一端が解る様な気が致します。
      とは言え、祖国を蹂躙するものに対して戦う事を厭わずとは言い条、平和を希求し、無用な争いは望まないのは当然ですけれども‥。

      話が横道に逸れました。
      音楽は、6~7年くらい前に「再開」したのですが、学生時代に挫折して「断筆」した音楽の創作を再びやる気になったのは、仰る様に、「DTM」と言う、PCで手軽に、安価なソフトで曲制作が出来る環境があったればこそです。
      昔の音大生だったら、自分のオーケストラ作品を実際に耳にするのは余程の機会に恵まれないと叶わない事でしたが、今はバーチャル音源でいとも簡単にシミュレート出来てしまう――。
      良い時代になったものだと思います。
      私に才能があるかどうかは自信がありませんですけれど、焦らず倦まず続けて参りたいと考えています。
      今後とも宜しくお願い致します。
      「猫派つながり」と言う方面でもヨロシクどうぞ。

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  3. あ~~~ それ良いですね!
    「猫派つながり」(^_^)v ← つい嬉しくなって普段あまり使わない顔文字まで使ってしまいました。

    出張でたまに訪れる静岡県島田駅の目の前に、行けば必ず立ち寄るショットバーがあるのですが、そこのマスターさんとの会話、

    昔、ぼくが好きだったバンドにFREEというのがあった、ポール・ロジャースがメインボーカルだったそのバンドの、その音源はもう再現できないという、なぜならば昔のアンプをはじめとした音響装置が今や手に入らないからと音楽関係の友人から聞いたことがある、と言ったら、

    それが実はそうでもないのですよ、今は。とそこのマスターが・・、
    コンピュータの音源創造能力は、我々年より(?)の想像をはるかに超えて、昔の音を忠実に再現できるどころか、人による演奏の”音の揺らぎ”のようなものまで再現してしまう、
    音大出の若い学生さんに音符とおりに弾いて貰い、それをPCに取り込み、音色を付けたりわざと半音下げたりノイズィな音に歪ませたり・・・、もう耳で聴いても当時の録音なのか今の!なのか、まったくわかりませんよ、と。

    二人して、あ~~デジタルデジタル、デジタルの時代なんだなあと、

    デジタルであってもアナログであっても、ステキな音楽、心に残る沁みる音楽ならば、好きな音楽ならばツールはなんでも良いわけで、要はハートでしょう とまあ、話は落ち着きました。

    イラスト、アニメ、音楽、それらが一体となった総合的な創作に取り組まれているTanjaさん、
    その世界はぼくには少し遠く感じられる世界なのですが、マジメに取り組まれているそのスタンスに頭が下がります。





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