2014年5月11日日曜日

久しぶりの句会

今日は、5月の句会の日だった、

先月は主宰が病気のため中止、兼題の「葱坊主」の句他、何句かを作ったのだが披露することはなかった、
今日の句会も、席題もなく、先月中止のままだったので今月用の兼題もなくて、5句すべて自由題で作ることになった、

主宰の罹った病は骨肉腫、足の一部がおかされてしまい、治療としてはその悪い部分を切り取って新たに金属を埋め込むというものらしい、
御年74歳の主宰にとって大変な肉体的負担が予想される大手術になるだろう、
その後のリハビリを考えれば、今後2、3ヶ月は出席できないのでは、、

本人は、松葉杖を突きながらでも出席したいと副主宰に話したらしいのだが、この際しっかりと休養し、何ヶ月かかってもかまわないのでちゃんと治してそれから参加すればという、会員全員の意志を伝えて貰うことにした、、

もう一人の仲の良い会員は54歳、胃癌、食道癌、咽頭癌が発見されて、今月20日くらいに手術が予定されている、
肝臓の一部にも転移が認められるとかで深刻な結果が予想される、

胃癌のため胃の全摘出を行い体重を20kg以上減らしながら今でも参加してくれている82歳の方もいる、

男性なのに乳房が大きくなって乳癌ではないかと危惧されたのだが、服用している薬の副作用だとわかりほっとしている74歳の人、
涙が止まらないので、句を筆記することができなくなりしばらく句会を休んでいる73歳の女性、
血液の癌におかされている僕をはじめ、今、我が句会は満身創痍状態なのだ、

生活にゆとりがあり、時間にも暮らしにも追われることのない、いわば特権階級の手慰みであるかのような一面も持つ我が国の俳句界、
それは俳句誌のトップを飾る、結社30周年記念パーティやら、句集出版記念謝恩会に参加されている紳士淑女たちの服装やら衣装が写し出された写真やら、その会場をみればわかる、

新宿京王プラザホテルしかり、帝国ホテルしかり、お金持ちの匂いがぷんぷんする場所での催しなのだ、、

そんな方々が生み出す花鳥諷詠の句が悪いとは思ってはいないのだが、それだけに終始する句なら僕には縁はない、

日雇い労働者たちが、日々の厳しい労働環境の中から詠み、句集となって結実したあの「車座」、
それに感動したというその気持ちをまだ胸の中心に据えているのなら、たとえ癌になろうとも、たとえ生還の見込みのない死病に罹ろうとも、そこから生まれる句もきっとあるはずなのだ、

肩に力を入れないで、粛々と淡々と日々を過ごしていければいい、
そんな思いで句作を続けていこうと思っている、

☆5月8日は初孫の3回目の誕生日、本人とその妹に、可愛らしいと思った服を贈った、
とても気に入ったからと、さっき電話をもらった、

ありがとう、と小さな声が電話を通して伝わった、

また今日、熊本からメロンとデコポンが届いた、

そんな日常の、決して大きくはない積み重ねの中で、ぼくは元気を貰っている、
予想できるあまり長くはない残りの時間、できれば、楽しいことだらけで過ごしたいものだ、

などという、年寄りじみた感想をもってしまった今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか(笑)





歌は、予襲復讐  by マキシマム ザ ホルモン
歌詞が好きなのだ、

中2、中2以下亮の脳~~♪ 亮というのはバンドのリードギターの名前、
ドラム担当の女性とは兄弟姉妹の関係、、











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