最近、やたら死を想起する、
右鼠径部の腫瘍がますます肥大化し、ズボンを穿いているときなど当たって痛いときがある、
大きいもので長さ6cm幅3cm程度か、、、
その周りにリンパ腺に添って丸い球状の腫瘍も確かめられ、触ってみると3個はある、
右側だけに集中し、左にはない、ようだ、
首の周り、脇の下などにもない、ようだ、
右鼠径部は、悪性か良性かを調べる際に、一部患部を切除した場所、
そこに肥大が集中しているというのは、そんなこともからんでいるのではないかと(切ってしまったのでリンパの流れが途絶えてしまったとか)、これは素人判断、実際にはよくわからない、
さて、死がコワイかどうかということになるのだが、まだ一度も死んだ経験がないのでなんとも言えない(笑)
苦しんで死ぬのか、ぽっくり逝くのか、あっさりと此岸にお別れを告げるのか、死にたくない死にたくないと、じたばたするのか、それもよくわからない、
発症後6年と5ヶ月、10年で半数が、15年でほとんどが亡くなるのだと医師から告げられた、
そうすると、長くて9年、短ければ残り4、5年でこの世を去ることになる、
心残りはあるのか、ないのか、あるとしたら何なのか、
たくさんあり過ぎて一つ一つを挙げられないような気もするし、結局、大したこともしていないのだから、これだけはしてみたかった、という強い思い入れは、なんらないのかもしれない、
しいていえば、幼い孫たちの将来がどうなるのか、そこが気になるといえば気になるくらい、
死に関連していえば、肉体と精神、カラダとタマシイの問題が思い浮かぶ、
季節柄、幽霊の話題も多いのだが、遭遇したこともないし、霊的な経験というものが自分にはない、
ぼくは、神が人を作ったのではなく、(自らの理想とおりに)人が神を作ったと考える人間なので、そんなところには神どころか、幽霊も出てこないのだろう、
死ぬ前に一回くらい会ってみたいのだが、、
この肉体の7割は水、H2O、酸素と水素の化合物、タンパク質を考えれば、他に炭素や窒素などの原子が考えつく、骨には多くのカルシウム、そして、わずかなリンやマグネシウム、アルミニウムなどの原子もあるだろう、
思えば、ぼくの身体のすべては、この地球からいただいたもの、
母親の卵子と父親の精子が根源だとしても、その大元は宇宙誕生以来の原子の存在に由来するのだと思う、
この身が無くなっても、ぼくを構成していた原子そのものがなくなるわけではない、
ぼくの身体を離れ、地に潜り、空に飛び出し、海を漂い、また無機物有機物へと取り込まれていく、
ぼくは、父母の子であり、人間の子であり、地球の子なのだ
地球から生まれまた地球へ還っていく、
ぼくにとっての死のイメージは、それに近い、
こんなに良いことを言ったのだから楽に死なせてね(笑)
さて、今日は午後からPET(いわゆるガン検査)がある、
身体中に蔓延したと思われる悪性腫瘍が画像となって発現されるわけだ、
幽霊よりもこちらに対面するほうが数段コワイのだが・・・あは、は、はは(苦笑)
まあ、行ってくる
結果は今月25日、医師から告げられる、、、
0 件のコメント:
コメントを投稿