2012年7月28日土曜日
The Lady
正式な?タイトルは、「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」というもの、
今日はその映画を観に有楽町駅前ビルの8階まで出かけていった、
たぶん、後半の”ひき裂かれた愛”という、まんま、センスの無いネーミングは、監督の期待を裏切って現地日本の配給元関係者のおやじが付けた名前のはず、
リュック・ベッソン監督が、こんな陳腐な映画タイトルを付けるハズがないと、映画の内容には無関係なところにまず噛みついてと・・・、
ビルマ≪地名変更でミャンマー≫の民主化運動のシンボルとなり、軍政府によるのべ15年間にも及ぶ軟禁生活の中、ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー女史の波乱に満ちた人生を映画化したもの、
面白かったよ、
お笑いでもないのに面白いと評価するのは筋違いだ不謹慎だと咎められるかもしれないが、面白かったのだから仕方がない、
内容のある面白さを二時間あまりも堪能できた佳い土曜日だったわ、
ビルマ民主化運動を描くというよりも、彼女と彼女の夫、彼女と二人の息子たち、そうした家族の中での一主婦、母としてのアウンサンスーチー女史の日常に映像の主な視点が向けられていて、自由とか平和だとかを聲高に叫ぶかのような、安直なイデオロギー宣伝映画になっていなくて助かった、
夫と二人の息子たちをイギリスに残したまま、ビルマでの軟禁された生活をおくる女史、父親が残した広大な屋敷には軍政府の命令の下、兵隊たちが24時間駐留、
死んでビルマ民主化・解放のシンボルとなるのを恐れた軍政府は、彼女を殺さず自宅に幽閉しビルマ国民から彼女の影響力を無くす手段を選んだのだ、
主演を演じたMichelle-yeoh ミシェル・ヨーさんが、抑えた演技でアウンサンスーチ女史を好演していた、
映画は7/21(土)~8/17(金)までの上映
お時間の都合がつけば、観にいかれることをお勧めします、
なお9月1日からは、レゲエの、というよりも今や伝説のミュージシャンとなったボブ・マーリーの自伝的映画が始まる、作中、20曲以上の彼の演奏が上映されるのだとか、
これは絶対観よう、と家人と・・、
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