2011年9月20日火曜日
海鞘 (ほや)
脊索動物門 尾索動物亜門 ホヤ綱 に属する海産動物
ほやの属する脊索動物門にはヒトを含む脊椎動物亜門が含まれていて、ほやの発生を研究し脊椎動物と比較することで、脊椎動物の発生と進化を知る手がかりが得られると期待されているという、エライ生物でもあるのだ、、
どうだまいったか(笑)
難しいことはよくわからないのだけど、進化の過程の中である種とある種をつなぐ橋のような役割をもつ貴重な生物であるらしい、とは聞いたことがある、
東海大学海洋学部出身の加藤くんが言っていたのだから、間違いはないだろう、
行きつけの店の品書きに海鞘を目にすると必ず頼む、
酒は日本酒が佳い、ハイボールに海鞘は合わないだろう、
生牡蠣にボウモアを振りかけて食うと美味くていくらでも食える、と作家の椎名誠氏が書いていた、
まだ試したことはないのだが、彼が言うのだからそういうものなのかもしれない、
洋酒系に海鞘、意外と合うのかな、、いつも通り、ぼくの話しはいい加減な話しなのだなあ、、
お気に入りの酒器を選び(その店ではいくつかの酒器を大笊に入れて客自ら選ぶようになっている)、冷たく冷えた酒、今なら浦霞が口に合うのだが、を注いで、海鞘を一切れ口に運ぶ、
独特の香りと食感が口中に拡がり、その香りと味を愉しみながらさらに酒を酌む、
西日本ではほとんど食されない、らしい、
誰かが好きなその香りは、誰かにとっては苦手、というわけだ、
納豆といいクサヤといい糠漬けのおしんこといい、香りのあるものは好き嫌いがはっきりわかれるようだ、
女性の、、いや、この話はどうでもよい。。
ぼくは香りの強いもの、ちょっと変わった珍味といわれるものをことさらに好む性向の持ち主なので、大概のものは食することができる、
鮫のくさやのような強烈なアンモニア臭があるものでも、他が口を曲げ鼻をそっぽに向かせて嫌がるようなものでも、平気で食べることができた、
記憶の中で、唯一、苦手なのは海老の塩焼き、
あの匂いだけは我慢がならない、焼くのをやめてくれと真剣に懇願したことがある、、
海老は刺身なら大好物なのに、不思議といえば不思議、、
海鞘の身や良句も悪句も殻の中
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