2011年9月17日土曜日
まとめ、まとめなのか
紹介してきた3名のミュージシャンたち、
中学生時代に中原中也に出会い詩を書き始め、二十歳のころ、行きつけの赤提灯で岡林信康の歌を聴いてフォークシンガーを志した秋田県出身の友川かずき氏、
大分県日田市出身の山崎ハコさん、
1950年沖縄県コザ市で生まれ、琉球大学農学部で農芸科学を専攻した異色シンガー佐渡山豊氏、
大分の方言だったり沖縄弁だったり秋田弁だったりと、使われているそれはさまざまなのだが、どの言葉にもありきたりの歌謡曲にはない迫力と真実があると読み取るのは、推している目からの過大な評価なのだろうか、
3人が3人とも自分が生まれ育った故郷の言葉を大切に、ある意味それを武器にして自分の思いの丈を歌に込めてきた、
系譜としてフォークソングの流れを汲み、自分で曲を書き歌手として歌うシンガーソングライターと、共通点も多い、
それぞれの歌手が多数の自作の歌をもち、年代によって曲相も変わることから、この歌手はこうだと決めつけることはできない、
また一人の歌手を取り上げて詳細な解説を施す頁ももってはいない、
それぞれ多くのファンが居てたくさんの言葉で紹介されているので、興味がある方にはそちらを参考にしていただくことにして、ぼくが何よりも強調したいのは、どれもが人を歌った歌、人間を歌った歌なのだなあということ、
人の情感もいろいろ、喜怒哀楽もあれば、恨みや妬みや恋愛、死への憬れ生きる希望などもあるだろう、
母性本能、ファザーコンプレックス、欝なども含まれるかもしれない、
大袈裟にいえば魂の叫び、小さくいえば心の呟き、
いずれにしても、
人の情感を鋭く切り取った歌ならば、情感を深く鋭く切り取るためにはスルドイことばが必要なのだ、
一般的でない”標準”でない方言や訛りこそ、状況を切り裂く強烈な武器の一つに十分なり得る、
異なるものへの礼賛でなくて浅い夢のような郷愁でなくて、ぼくはこころの底からそう思っている、、
人はなぜ生まれどこへ行くのだろう、
哲学の永遠的な命題に応えるべく生み出される歌や曲は、決して”標準的”なものからは生まれてこないだろう、との予感をもって、、、
※ビートルズ解散以降のJOHN LENNON氏の作品
ビートルズという重しを外し、やっと彼自身の自由な言葉を紡ぎ出すことが可能となった多くの作品に
ぼくは共鳴することが多い、、
Mother
Mother, you had me but I never had you,
I wanted you but you didn’t want me,
So I got to tell you,
Goodbye, goodbye.
Farther, you left me but I never left you,
I needed you but you didn’t need me,
So I got to tell you,
Goodbye, goodbye.
Children, don’t do what I have done,
I couldn’t walk and I tried to run,
So I got to tell you,
Goodbye, goodbye.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home.
Mama don’t go,
Daddy come home...
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