そこでSpO2・経皮的動脈血酸素飽和度(簡単に酸素飽和度)を調べた結果、88%の値が示された、、
つまり、健康な身体なら95%以上、たいがいの人なら99%を示すのに、ぼくは、88%、、
医師から、苦しいでしょう、といわれ、はい、と、、
なんでも90%以下は在宅酸素療法の対象となるのだとか、、
☆在宅酸素療法、自宅に器械を設置し、患者の呼吸を楽にするため、ほぼ24時間、医師から指示された酸素流量を吸入するという治療法
ぼくの場合で、1リットル/毎分が、適量だと診断された、
ばたばたと進み、その日の晩に、器械が自宅へ、
同時に酸素ボンベが三本、届けられた、
なんでも外出するときはこのボンベを持参し、そこから酸素を吸入するのだとか、
器械の先には長いビニール?管が巻かれ、さらにその先にカニューラという管を取り付け、それを鼻孔に入れて酸素を吸入する、
鼻孔には簡単に装着でき、器械のスイッチを押せば酸素もすぐに吸えるのだが、24時間、これを付けたままの生活が待っているのかと思うと、正直、心が折れそう、、
想像してみて、
トイレに行くとき、洗面所で顔を洗うとき、玄関に行き新聞を取ってくる、そのたびにビニール管を長く伸ばして歩いて行く、もどってくれば、それを元の長さにもどす、起きている間、寝ている間も、その管が鼻に、、
そして、外出時、鼻に管を入れて酸素を吸入するためボンベを引っ張り歩行する、、、
そういえば、たまにそれをしている人を見かけたことがあった、
それに自分もなってしまった、
自分がこの病気になり、カニューラという管を鼻に装着したままの生活に、心身ともに慣れるには、自分を患者として納得させるには、まだかなりの時間がかかりそう、
月に4回程度、診察や検査があり、タクシーででかけていく、一回の往復で6千円ほどかかる、
健常ならば、バスと電車を乗り継いで最寄り駅からタクシーに乗れば、それでも3千円かかってしまうのだが、往復タクシーの半分ですむ、
しかし、それができない、
タクシー代金だけで月に2万4千円程度の出費は覚悟している、
今回さらに、それに上乗せで、この器械のレンタル代金2万3千円以上が、、
高額医療費減免措置で、上限が決まっているとはいえ、毎月、上限を払い続けることになりそう、
かかりつけの大学病院とのレンタル契約で、代金も病院から請求され払い、器械を設置した業者さんには、一切現金を渡すことはないのだとか、
保険適用なので、酸素濃縮装置+携帯用酸素ボンベで(2014年4月現在)
今は(68歳)3割負担=23,040円、70歳から2割負担、75歳から1割負担=7,650円になる、、
国民年金で暮らしている高齢者にとって毎月の7,650円はかなりの負担になりそう、
何歳まで生きるのか、言葉を換えていえば、いつ死ぬのか誰にもわからない、
年を取ればだれしも若い時のようにはいかなくなる、
病気にもなるだろう、目も耳も悪くなるだろう、足腰だって弱くなっていく、
しかし、生きている間ずうーーーっと、死ぬまでずーーーっと、このレンタル代を払い続けていくことになる、
なんだか、早く死んだ方が楽になりそう、負担が軽くなりそう、家族にも迷惑かけたくないなと
ワルイ子のささやきが、、、、
んーーー、、老後に負担が増えていくこの国って、、
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