2014年9月26日金曜日

今日は通院

午後2時半の予約、

放射線治療の具体的な内容について、医師から説明を受けることになっている、
照射する範囲(面積と深さ)について、また治療に副作用があるのかないのか、詳しく訊こうと思っている、
あっ、大事な問題、治療費もきかないと、、
いくら効果があっても高価ではねえ~(だジャレになってしまった?)

昨日、テレビで、糖尿病治療の新しい可能性について放映していた、
胃を半分、縦に切除し小腸も短くし、それらをつなぎ合わせることで、食欲が減退し、肥満が治り、その結果、施術を受けた糖尿病患者の85%が治った、というものだった、

ぼくの糖尿病に対してのイメージは、罹ったら治らない、せめて現状維持か悪くなる一方で生涯不治の病、というものだったのだが、最新医学の発達はその壁をクリアしたようなのだ、
ただし、
治療にかかるお値段が200万円

ぼくはそんなにビンボーではないと思っているのだが、ぼくにとっても、ちょっとやそっとで出せるお金ではない、
年収何千万円もある、お金持ちにとっては鼻くそみたいな出費なんだろうけどさ・・、

施術した医療機関が、四谷メディカルキューブという、先日PET検査をしてもらった機関だったので、あ~ここ、ここ、PETをしたのはここだよ、と連れ合いに説明しながら、興味深くテレビの前に座って見ていた、

医療の現場における貧富の差の問題、
お金があるから高度医療の恩恵を受けられ、お金がないなら受けられない、
生きるか死ぬか、天国か地獄か、
地獄の沙汰も金次第、とは昔からいわれてきたことなのだが、まさにそうなのだ、


あなたがもしも高額治療費になったら↓↓↓

なぜこんなことを書くのかというと、高額医療費の本人負担を軽くするために、我が国の保険制度では、ある金額以上の出費になれば、それ以上の額は全額もどってくるのだが(申請すれば)、月ごとの集約によって、その額が認定されているのだとか、、

たとえば、限度額が10万円だとして(限度額は各自の年収によって違ってくる)、
11万円かかったのならば、1万円が戻ってくる、15万円なら5万円がもどってくる、

のだが・・、

月毎の集計なので、9月に7万円、10月に8万円、計15万円かかっても、一円も戻ってこない、
9月も10月も限度額を超えてはいないから、というのが国の言い分(アホかっ)、
9月だろうが10月だろうが、計15万円をその家庭の財布から出費したのは明らか、
負担額は一緒でしょという言い分を、国は認めない、

そんなことを承知している連れ合いが、

「あなた、放射線治療を受けるのなら、10月1日からにしてね」と、

来週月曜日9月29日から治療を始めると、29日30日の二日間が9月の集計になり、高額治療費になった場合、還付金額が2日分損をしてしまう、
ということらしい、

進行が遅い病なので、二日や三日遅らせたところで生命に別状がないからこその話なのだが、ビンボーではないとはいえ、その会話が成立するという程度の、やはりビンボーなのかもしれません・・、


2014年9月23日火曜日

ここも戦場

寝るときにはいつも布団の生活がもう何十年も続いている、
ベッドに寝るのは仕事の関係で出張に行ったときか、何年か前に入院したときくらいのもの、

朝起きてすぐにたたみ押し入れにしまうのだが、寝て起きたばかりだと体温が布団に移ったままなので、連れ合いがイヤがる、
しばらくそのままにしておき、少し冷ましてから(!?)しまうことになっている

のだが、、

冷ましておくその布団を狙ってやってくるのがいる、

二人分をいつも真横に敷き、隣り合わせで寝るので連れ合いと自分のと、
寝室のような部屋に置いたままになっていると必ずやってくる、

一人めはこの猫 jo太郎





二人めはこいつ がっちゃん



で、結局こうなる、、



押し入れにしまえないので、出しっ放しのまま出かけることもしばしば、
布団をめぐって猫と人間との苛烈な戦いが今日も我が家で繰り広げられている、、


「イスラム国」を空爆すると宣言したアメリカ合衆国、それに同調することを決めたフランス、

汚れたフランス人を見つけしだい殺してしまえ、神の名の下に、と「イスラム国」指導者が檄を飛ばしたのだとか、

空爆の犠牲者は「イスラム国」兵士だけではないだろう、
シリアの多数の婦人、子ども、老人たちがその犠牲者となるだろう、

フランス人には、人道的支援の立場から現地に滞在している人も大勢いるときく、
医師だったり看護婦だったりジャーナリストだったり会社員だったり、職業も年齢も立場もさまざまな彼らたちがテロの標的になることは目に見えている、

イスラム教とキリスト教、
根に政治体制の違い以上のもっと深い宗教的精神的違いが、理由にあるのだとぼくは考えている、
戴く神が違えば、互いに互いを異教徒だとして殺してもかまわない、のだとするその教義、

想起すれば第二次世界大戦中、ナチスはドイツの神の名において連合国と戦い、連合国はその神の名の下に相手側を殺すことを告げ背中を押して戦場に赴かせた、

終戦が1945年、あれからおおよそ70年の時が過ぎた今でも、殺し殺されることの愚かさに人は気づいていないのか・・、、



2014年9月19日金曜日

女は気まぐれ、もしくは気まぐれな女

今年2月に亡くなった父親が、4番目の妻として選ぼうとした女性は父と同郷の人だった、

彼女には離婚歴があり、前の夫との間に一男一女を得ていた、
長女は当時19歳、高校を卒業してすぐに上京、羽田の国内線ターミナルにあるショップで働いていた、

家族紹介という形で、妻となる(ぼくにとっては新しい母となる)はずの女性と、その長女と知り合った、
義理の兄と妹が、新しく誕生したというわけだ、
新しい妹の名前は美樹といった、

知り合った当時、ぼくは既に結婚していて子どもも生まれ、同時に学生だった、
新しくできたこの妹を、学園祭につれていったり、後輩たちに会わせたりした、

たまたま家に妻と子どもが居ない時があり、美樹と、ぼくの後輩でもあり美樹と交際が始まったばかりの彼氏を自宅に招き、酒を飲むことにした、
いろいろ話もし、手作りの料理を愉しんだり酒を飲んだりしたその晩、ぼくしかいない家に二人を泊まらせた、
子供用の二段ベッドの上に彼氏が、下に美樹が、部屋の真ん中にぼくが寝た、

朝になり二人は帰っていった、

帰宅した妻が、いきなり不機嫌な顔になり、これはなに?と訊いてきた、
手にしたものを見ると黄色いニットのブラウスだった、
それはたしか昨日の晩に美樹が着ていたもの、

これはなによ?なんでこんなものがここにあるの?
それは二段ベッドの下の隅にまるで隠してあったかのように丸めて置かれていたのだとか、

昨日、美樹と彼氏が遊びに来ていてさあ、美樹のだよ、それ、

なんでブラウスを脱いだのよ、脱ぐようなことをしたの?

彼女の不機嫌な理由がその言葉でやっとわかった、

いや、誤解だよ誤解、美樹の彼氏も居たし、三人で酒を飲んだだけ、なにもないよ

まったくの誤解なので、そのまま正直に説明したのだが、妻の疑心はぼくの言葉だけでは溶けなかったようだ、

妹になるということなので、彼女の勉強の面倒をみていた(彼女が勤めるショップにはたまに外国人も来るというので英語を学びたいという彼女のために簡単な英会話の本をプレゼントしたり、大学卒業の資格を取得したいというので通信教育を受ける手続きを手伝ったことなどなど)、、

美樹も、新しくできた兄にすぐなついたのか、会えばお兄ちゃんお兄ちゃんと慕ってくれた、ようだった、

忘れていったブラウスを返そうとすぐに連絡をとり、会うことになった、

忘れたの?そう尋ねた、

ううん、どうなるかと思って・・、

えっ、わざとなの?

奥さんがどんな顔をしたのか、お兄ちゃんがどんな困った顔するのか、見たかったなあ・・、
そう言って美樹は笑った、

ぼくに気があったわけではないだろう、
現に彼氏もできたことだし、デートを何回か重ねたと彼女自身の口から聞いたこともあった、

それなのになぜ、その行為になんの意味があるのか、ぼくには見当もつかなかった、

今この歳になってみれば、少しはわかる気がしている、

なんの意味もない、
行為の背景に理由を与えることなどまったく無意味な年齢というものがあるのだ、
19歳という年齢の女の単なる気まぐれだった、のだろうと理解している、

ただ、気まぐれからのほんのお遊びが、当時のぼくの妻に、どれほど深刻な疑惑の心を植え付けたのか、
19歳の女には、さすがにそこまで思いが至らなかったようだ、、、

今も生きていれば、来年、還暦を迎えるはずの美樹ちゃん、
どうしているのかなあ、、、














2014年9月12日金曜日

俳句大会

平成26年度 板橋区民文化祭 俳句大会のご案内
が、届いたのは7月だったか8月だったか、

過去数回参加しているので、今年も参加の予定ではいたのだが、毎回、投句した句よりも出来の良いと思われる句があとから浮かび、つまり推敲が不足していただけなのだが、少し口惜しい気がしていた、
今回は,締め切り日の9月26日まで、ぎりぎり粘り、やっと二句詠むことができた、
(他人の俳句を読む、俳句を詠む(自作する)、おなじヨムという漢字をこのように使い分けるそうだ)

城砦は周囲三尺金魚の王

九条の光の軌跡銀河燃ゆ

城砦の句は、句会に、宮殿は、としたものなのだが、あまり評判がよくなく1点しか入らなかった、
城には殿、宮殿には王、だと思っていたので、金魚の王には宮殿が似つかわしいと考えそうしたのだが、それを改め、城砦にしてみた、
小さな城でふんぞりかえっている人物を皮肉った俳句だと、自分では高評価 ははは、

九条はもちろん憲法と、九筋の光とをかけている、

埼玉県の主婦が詠んだ、九条関連の俳句の掲載・掲示を役所から拒否されたとかで問題になった、
憲法を詠んだ句がお役所から拒否されたのならば、そこには守るべき法がないことになる、
戦争反対の声を国自ら打ち消すかのような、なんとも不快な不可解なできごとだと記憶している、

さらに原発を推進し、戦争参加へ一歩踏み出した現内閣、
放射能汚染によって地を奪われた住民や、戦争で命を落とすであろう自衛隊員だけの問題では決してない、

2014年9月10日水曜日

カミキリムシ

髪切り虫、紙切り虫、どちらだろう、

どちらも正解のような気もするのだが、少年時代には、紙切り虫だと思い込んでいて、厚手のわら半紙などを虫の前に持っていき、うまく噛みつかせて紙を切る様子を眺めながら、ほらな、やっぱり紙を切る虫なんだからな、などと一人納得していた、、

夏の炎天もようやくおさまってきたある日の曇り空の下、久しぶりの散歩へ、
自宅を出て、池があり釣り人の姿が見られ梅林まである近くの公園まで、徒歩30分、
その道の途中で見つけた、

甲虫目 カブトムシ亜目 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 
ゴマダラカミキリ

というのが、正式な虫の名前だとネットで調べて後でわかった、
虫の図鑑はもっていないので、こういう調べ事にはネットは大変便利なのだ、

虫は虫でも、こうしてきちんと調べて書くと、どこかのエライ立派なムシ様のようである、
おろそかに取ったりつまんだりしてはイケナイのだ、

多くの他の男性と同じように、子どもの頃、虫取りに夢中になった、
熊本時代での、カブトムシ、クワガタ取りは、今でも鮮やかに記憶に残っている、

前々から当たりをつけておいた、クヌギの樹の樹液が湧出している箇所をめがけ、朝早く、4時か5時前にでかけていく、
カナブンやスズメバチに混じり、お目当てのカブトムシ、クワガタを見つけることに無上の喜びを覚えた、
刺されれば死ぬかもしれないという恐ろしいスズメバチも樹液を吸うことに夢中で、隣のカブトムシをつまんで持ち上げても襲ってはこない、
10分くらいで樹液の周りを取りきってしまうと、少し離れた場所から片足をあげて樹を蹴り、その震動で落ちてくる樹の上の虫を草原から拾い上げるのだ、
何が落ちてくるのかわからないので、落ちた辺りを探してそれがカナブンだったりするとがっかりしたものだ、

虫かごに、蜂蜜を塗ったくぬぎの棒を立て、その中でカブトムシを飼ったりもした、

今住んでいるこの場所は、都会から離れているせいか、常夜灯に誘われて小さなクワガタが飛んでくることがある、
コクワガタという種類なのだろう、子どもではなく成虫のそれを今は飼うこともなく、階段の隅にうずくまっているので手でつまみ、一階にある花壇の中に離してやる、
そんなことが一夏で二、三度ある、

先日は、ヤモリを階段で見つけた、
捕まえようとすると、意外な早さで逃げていく、やっと捕まえて、手のひらの中に収めたときの満足感、5cmほどの薄緑色の小さなヤモリは、手の中でおとなしくなっていた、

蚊を食べる益虫(ムシではないのだが)なので、これもそっと離してあげる、
今までおとなしくしていたのが嘘のように、慌てて逃げていく様子がおかしい、

マンションの階段にヤモリ、生活空間としては決して恵まれた環境ではないと思うのだが、なんとか命をつないでいって欲しい、、










2014年9月4日木曜日

日本エレキテル連合

いやああ、すごい切り口のお笑いが出てきた、




いま、これが大好きで、、

あちこちでやってます、

居酒屋でいつも会う、ひろみちゃんに、やろう?ともちかけたら、
ひろみちゃんが、照れてしまって、
次の機会までにちゃんとやるから今夜は許して、と言われたので許してやった(笑)

以上なのだ、、、


2014年9月2日火曜日

放射線治療

鼠径部の腫瘍が肥大化し、生活に負担はないものの気になってきた、
右側に長さ6cm幅3cm様のものが一つ、球状のもので大きなものが二つ、
左側に小さなしこりが一つ、特に痛みはなく、ただ大きいだけ、、

内科の主治医から勧められ放射線の専門医(同じ大学病院内)を紹介してもらった、

「あなたの病気の場合、進行がかなりゆっくりなので今すぐ治療をするかどうかという点で緊急性は認められない、ただ、気になるのでしょう?
そうであれば、放射線治療も選択肢の一つではありますね」と、

現状が、生命の危険区域にある、ということではないようだ、ほっ

放射線治療をすれば確実に小さくなる、ということ、
回数は、ただ小さくするだけであれば、一回に1.5グレイの放射線量を浴びせ、それを計10回、

15回実施するとリンパ腺そのものを焼き切ってしまうので(そうした治療が必要な患者さんもいるのだとか)、今後二度とリンパ腺の肥大化にはならないものの、リンパの流れを止めてしまうため、足にむくみが出るとかの副作用が考えられる、

なので、私はあなたの現状を考慮し10回を勧めます、

あなたの場合は、ただ小さくするだけなので、10回程度の照射をすれば済みます、
副作用もまずありません、とのこと、

ただ、
いずれ始まるであろう抗ガン剤治療によっても確実に腫瘍は小さくなるので、放射線によって小さくする必要があるかどうか、それはあなたの考え方次第、
ある意味、放射線治療が無駄になりますよね、お金も時間も、

ぼくよりもかなり若い医者とおおよそ50分、
内科と違って患者さんも少なく、ぼくの前に一人しか相談する人がいなかった、
ぼくの番になって、一通り挨拶がすみ、今後の進め方の話になり、若い医者だけに、時折、冗談や雑談をはさみながら、かなりいろいろなことを話すことができた、

飲酒の問題、喫煙のこと、仕事の内容、耳鳴りのこと(これは悪性リンパ腫になったことからのストレス性心因ではと指摘された)、耳鳴り治療にのんだ虫くさい蜂の子の粉末のこと(笑)、などなど、

治療のことだけでなく、自分の病状と今後の進展の様子が、PET画像、血液検査の結果など数値をもとにして、具体的に説明、明示され、少し心が落ち着いた気持ちになった、
それが今回の相談の一番の収穫だった、と思う、

先日おこなったPET検査の結果と、骨髄から採取した髄液ならびに組織の検体の検査結果をみて、放射線治療をおこなうかどうか、判断しましょうと、そういう結論だった、

いろいろな治療をしながら、あと10年は長生きしてもらい、10年生きたらさらに5年と、そんなことをぼくら医者は考えているのですよ、

さわやかな笑顔で、そう言われた、

この先生は良い先生だ!



とても好きな歌、
あなたって、いつも哀しい歌を歌うのねと、島の同志にいわれたことがある、
なぜなのかわからないけど、なぜか、彼女の歌と声と雰囲気が好き、、

仕方ない、、

山崎ハコさんの「白い花」、
感性も性格も違った、亡くなった元連れ合いが、この歌はいいわね、と言ったから?