地元小学生に、将棋を教えているといつかここで書いた、
今日はその例会日、
閉会し子供らが帰宅したそのあと、参加しているボランティア同士の懇親会があった、
囲碁将棋、ホッケー、園芸、書道、フラダンス、バレーボール、武術、などなどの団体があり、土曜日の午前中を利用し、月一回のペースで子どもたちに教えている、
囲碁将棋とはいっても、最近の流行なのか、囲碁を習いたいという子どもは一人もいなくて、22名の在席子どもはみな将棋志望の子、
囲碁の先生も、将棋の指導にまわってもらっている、
将棋のルールがわからないどころか、飛車、角行などの漢字が読めない一年生から、かなり強くなった5年生6年生まで男子19名、女子3名が参加している、
先ほども書いたとおり、指導者全員がボランティアでの参加、
現役を引退された年金生活者や、現役で働いている若い指導者たち、それぞれ立場の違いはあっても、地域の子どもたちに、様々な文化を指導しているというわけだ、
今回、事務局から、全国の小学校128校が、地域振興に著しく貢献したとかで、文部科学省から表彰を受け、そのうちの一校が、ぼくが指導している小学校も選ばれた、
なので、板橋区を選挙区の一つとする現文部科学大臣である下村某大臣より表彰を受けましたと報告があった、
ゆとり教育とかで、教育時間が週5日制になり、その結果、空いた土曜日を子どもたちのためにどのように使おうかというのが、地元「寺子屋」制度の原点、それが認められたというので大方の雰囲気はそのことを素直に喜んでいた、
ところが、ゆとり教育の見直しが叫ばれるようになり、わかりやすくいえば、中国や韓国などの他のアジアの国々に比し学力低下が認められるようになり、もう少し勉強させようかと、年間8日に限って板橋区では土曜日にも授業を行うようにとお達しが出されたらしい、
各区の教育委員会に日数はゆだねられるので、お隣の練馬区は年間11日、
詰め込み教育の見直しから「ゆとり」教育が叫ばれ、それによって学力が低下したからと、今度は8日だけ土曜日も授業をするのだと、なんとなく大人の都合で子どもたちの学習環境が左右されていく、
大人って勝手だよなあ・・、
そんな子どもたちのため息が聞こえてきそうな、今の状況、、
早く大人になって、自分たちの未来は自分たちで決める、そんな状況を創出するんだよと、ぼくは事務局の話を聞きながら、子どもたち一人一人の顔を思い浮かべていた、、
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