政治的な発言は、それぞれの主義や主張、思いや願いさまざまあり、その一つが一つが体験や立場、置かれている生活環境、それまでの各人の生き方から成り立っているのだと思うと、ここで体験的なそれゆえにまことに私的な心情から、ぼく自身の感想、良いとか悪いとか、どれが正義でどれが悪だなどと発言することは、控えてきた、
どんな主張にも一理はある、
人殺しはいけないだとか、ものを盗んではいけないだとか、ウソは許されないだとか、平凡にして当たり前のコメントも控えてきた、
小学校で習ったことをいまさら確認してみたり、正義漢面して凡庸な発言に終始し共感を得てもなんの精神的な高揚も得ることはない、そこまで自分はエラクもリッパでもない、
人殺しには人殺しの理屈があり盗むには盗むだけの理由があるのだと思っている、
子猫が可愛いだとか、雨に濡れた犬が可哀相だとか、情緒にしたがって心の琴線をふるわせるのなら、せめてその前に昨日の晩に食ったチキンの唐揚げ、鶏にも命があったことを想像すること、
小間切れで売られている豚や牛や魚にも命があったことに思いを馳せること、
他から責められる以前に自己の内部に規範を設けること、
矛盾の決済は自己責任でおこなうこと、
裁くのは他人でなく己の理想や精神世界の規範からだろう、、
可愛いわねと子猫を抱きかかえるその同じ両腕で、霜降り牛肉を食し「とろけるわね」と曰う、
その矛盾をぼくには責めることはできない、その人自身が決済していく問題なのだ、
どこかの誰かが言うであろう同じことを、ぼくがここに書いてもつまらない、
当たり前過ぎて心は揺れない、
会社を作り何人かの社員を迎えてきた、
若い社員の中には、ぼくの会社に規則がないので困りますという意見を述べ立てる人がいた、
規則には罰則があり、遅刻を何回しても何も罰がないのでは遅刻も直らないし、きちんと出勤している社員がバカらしくなる、そういう意見だった、
与えられた規則の中で生きる安易さに気がついてはいないようだ、
規則があるから遅刻をしないだとか、罰せられるから仕事をしようというのでは、その人の中に何も規範がないということになる、
ぼくが作った会社は株式会社だから、登記のときに定款やら設立後に就業規則、安全基準やらを、どこかの会社のをパクリ創作した、
古本屋にいけば「会社の設立の仕方」などという本が数百円で売られている、そこに、小商業のための就業規則、工業従事者のための就業規則の見本が添付されている、
そんな借りものの規則が人間にとって何になる!!
強制された労働ではなく自ら進んで参加する労働、協働作業、
会社で得た生活の安定を基盤に好みの余暇を追求する、歌を歌い山に登り釣りを愉しむ、絵を描いてもいいだろう、小説を創作してもいいだろう、英会話に精出してもかまわない、
自己の能力の開発にもっともっと取り組むべきなのだ、そのためにこそ会社を大事にしよう、会社がなくなれば生活に追われるばかりで子育てさえもままならない、
基盤となる会社は生活の支え、自己の夢や理想の実現のために会社はある、だから会社が大切なのだ、、、
その共通の認識さえ確立されているのなら、少々の遅刻や飲み過ぎてしまった後の酒臭い息を見逃してもよい、そんな小さなところになんら問題はないのだよ、関口くん、、
何人かその意味を理解してくれた社員もいた、が、多くは理解もできず共感も得ないまま去っていった、
設立時から社会保険制度に加入し、厚生年金があり健康保険や失業保険も完備し、毎月わずかではあるが退職金も積み立てている会社、土日祭日は基本的に休日の会社、資金も貯蓄も乏しい零細企業にとって、その制度がどれほど負担になっているのか、思いに至る社員は僅かだった、、
無知ゆえなのかか、想像力が欠如しているためなのか、おそらくそのどちらもなのだろう、
ぼくが作った会社はぼくの理想の会社、ある意味「夢」のような会社なのだ、
設立して20数年、相変わらず貧乏な会社ではあるけれど、その夢を捨ててはいない自分を今でも発見するとき、自分で自分を誉めてやりたい、
このクソのような金社会の中でよく理想を持ち続けてきたよねと、うわべだけでも泰然とした姿勢を持ち続けてきたよねと、、、
ちくしょう、誰も言ってはくれないぜ(笑)
「自己の能力の開発にもっともっと取り組むべきなのだ、そのためにこそ会社を大事にしよう、会社がなくなれば生活に追われるばかりで子育てさえもままならない、
返信削除基盤となる会社は生活の支え、自己の夢や理想の実現のために会社はある、だから会社が大切なのだ」
では
その「会社を大切にするにはどうしたらいいのか」、を社員さんがみんな考えてるのかなぁ〜また統率する側は考え、実行しているのかなぁ。
「その共通の認識さえ確立されているのなら少々の遅刻や飲み過ぎてしまった後の酒臭い息を見逃してもよい」見逃された人は「これでいいんだ」という着地点に到達しちゃったんでしょうかね。
「遅刻を何回しても何も罰がないのでは遅刻も直らないし、きちんと出勤している社員がバカらしくなる、そういう意見だった、」
遅刻に罰を、という発想はいささか幼いと思いますが、でももし自分が一緒に働いているチームで集合が9時なのにいつも15分はおくれてくる常習者がいる、そしてその人を待って仕事が始まる、のであれば、まして遅れても同じ給料かよ!ってなれば、「なんとかしてほしい」と思うし「やってらんねー」となるでしょう。人間関係もぎくしゃくしてくるでしょう。「罰則」でその人を矯正してほしい、という発想にいきつくかもしれません。
規則が必要とおもってるのではなくて、「罰則」でしか遅刻が直らないから作るべきとおもっているのではないでしょうか?
遅刻常習者はでもそのあとみんなが舌を巻く程スーパーな動きをし、社長(チーム長のJOさん)が一目おくほどの片腕「あれさえなければ、いうことないんだけど彼の時計は電波時計時刻とずれた世界のものだから個性として思っている」という発言とかあれば又違うのかもしれません。(それだけ凄いひとなのか?)
チームを統率していくものとして、何がぎくしゃくさせるのかを見極め、手を打つ事も必要ではないかと。
きっとまじめにきている人は「不平等感」で一杯なんでしょうね。その人の気持ちも汲む必要があると思います。罰則とかきっと不本意に思ってるはずです。
「夢」の会社がこれからも続くように長としてふんばってみてください。
遅くなりました、
返信削除あんまり遅くなって、時期を失した感、200%
叱咤激励の、激励の部分だけを十分汲み取っています、
規則はあります、株式会社ですもの、ありますよ~(笑)
たしか、遅刻三回で一回の無断欠勤とみなし、無断欠勤一日あたり、賞与からその分を差し引く、というような、適用したことは、かつてなかったと思いますけど、、
なので、規則がない、というのはちょっと違います、
問題なのは、そういうことを言っていた彼自身が、勝手に同業他社に移籍し我が社のその部分の利益をそっくり持って行ってしまったこと、
彼が移った新しい会社の社長さんが、ぼくに対しての遠慮から慰撫の席を設けてくれて手打ちの式を行いましたけど、遅刻がどうとか、会社の規則がない、とか以前に彼に問題が多々あったということ、
そんな君に、残って奮闘しようとしている他の社員を、規則を楯にとってなじる権利はあるのかと、そんなことは書けないので、まあ、ああした表現になった次第、
以下、一般論になりますけど、問題は常に、どこにでもあります、
その問題を並列的に、すべてを同等として扱うのでなく、主要な問題と枝葉の問題とわけて考えることが特別に大切だと思っています、
枝葉の問題は、枝葉だけにどうでもいい、というのは言い過ぎかもしれませんが、本心はそんなところです、
時間が解決します、放っておいても大きな問題にはなりません、
なぜなら枝葉の問題ですから、
遅刻の問題でいえば、周囲の眼があります、何度も遅刻すれば居づらくなるのは本人でしょう、
新会社に移った翌日、ぼくの会社の元同僚に挨拶に来た彼曰く、
「ぼくは、今日からこの会社に移るけど、いつまでもこの会社(新しく移った会社)に居るつもりはない」と、、
元同僚が吃驚してぼくに教えてくれました、出勤初日のその日に、いつまでも居る気はないと宣言する彼の気持ちを理解できない驚きからでした、
どうも、彼自身、自己の力を過大評価したまま人生を過ごしてきたようで、その後の紆余曲折の中で、新しい会社の中でも結局浮いてしまい、今では、ぼくの顔を見ると逃げていく始末、
なにしろ同じ現場で何度も顔を合わせるので・・、
職業選択の自由という観点から、去る者は追わずのぼくなので、精一杯笑顔で彼を送り出したつもり、決して彼に恨まれることは何もしていないと思うのですが、彼の中に、逃げ出すほどのどこか後ろめたい気持ちがあるのでしょう、
書けないことも多い中で、彼の言動のすべてを把握しているぼくとしては、何が問題で何が問題でないのか、数ある問題の中で主要な問題は何か、そのことに論点を絞って書きたかったのですけど、言動の背景に理解のない一般的読み手にとっては、ぼくからの一方的な攻撃だと受け取られてしまったかもしれません、
詳しくは書いていないので、それは仕方のないことだと思っています、
彼が持って行った我が社の営業品目は、二転三転の末、結局また我が社に戻ってきました、狭い業界なので、訴訟だの出入り禁止だのとすったもんだがあったのですが、今はまた落ち着いて業務に励む我が社の従業員がいます、
激務のゆえ、朝の出勤も遅くなったり、毎晩の晩酌を欠かせない人もいるようなのですが、なんとかかんとか仕事に食らいついてこなしているようです、
彼が仕事を失った理由の一つに、客から「状況証拠として現場写真をデジカメで撮ってください」と依頼されたときに、「そのデジカメ撮影は見積に入っていません、なのでできません」と断ったことが客の逆鱗に触れたことがあるのだとか、
規則決まりを重んじるいかにも彼らしい反応で興味深い事例です、
デジカメ撮影の一枚や二枚、お客の依頼があればするのが当たり前というのが我が社の方針なのですが、彼は違ったようです、
それは別の仕事、別の仕事をするのなら別途請求金が発生しますよ、ということらしい、
彼が正論なのでしょうが(?)、この時期に一日5万円、月100万円で契約し、そのお金を払っている客からすれば、何を言っているこの野郎、でしょう、
なので、現場で客に訊かなければ解決できない問題が起きたときに、どうしたらよいのかとの彼からのヘルプに、回答する事例は見積条件に入っていないので口頭でなく文書にしてそちらの上司の捺印をし提出してください、それから回答します、としっぺ返しをくらったとか、
そんな風に気持ちが通じ合っていない現場で、業務が円滑に進むわけがない、
結局、彼と下に配属されたその部下5人全員が解任され、また我が社が担当することに、、、
客にごまをすることもなく、おもねることもなく、もちろんなれ合うこともなく、問題を解明していくチームの一員として、客もこちらも一緒になって全力で問題に対処していく、できることは力を惜しまないで実践していく、そういう姿勢が当たり前に求められているのだと思います、
nattyさんのコメントの回答になっているのかいないのか、こちらの論点がずれまくりですね、
失礼しました、