場所は同じところ、茨城県潮来の近く、明日往き金曜日に帰ってくる、
この時期は忙しい、この時期に忙しくないとご飯が食べられなくなる、
携わるほとんどの仕事が国をはじめ公共団体からの依頼なので、予算の執行がお盆過ぎから3月にかけて本格的になる、
4月5月6月にはあまり仕事はない、
予算を残すと見積の甘さを上司から指摘されたり、使わないのであればそんなに要らないのだねと次年度に減額されたりするので、予算額いっぱいなんとか使い切ってしまおうとする態度が見え見えなのだ、
もっとも、だからこそ、うちみたいな会社でも食っていける、
以前一回だけのことだが、仕事もなにもしないのに、お金だけ頂戴したことがある、
あるゼネコンの技術研究員に、「(予算を)残すと上司から叱責され、研究員としての評価も下がりかねないので、申し訳ないけど貰ってくれる?」と、頼まれたのだ、
喜んでいただいた、、
ただし、繰り返すけれど、一回こっきりのこと、その後はない、、
泊まる宿は素泊まりで4000円、一万円の宿泊代が支給されるので毎日6000円残ることになる、
この6000円で、出張中の朝昼晩の食事をとることになる、
上手に使えばかなり残る、
残ったお金で酒を飲む人もいれば家族にみやげを買う人もいるだろう、
どう使うのかはその人次第、
最近の流行は、仕事が終わる夕方、全員で大型スーパーに買い出しに行くこと、
めいめい好きなものを買い、宿に帰り自室で食べたり飲んだり、、
気が向けば一同そろって外に行き、居酒屋で呑むこともあるのだが、最近は滅多にしなくなったなあ、、
ぼくのことでいえば、登山用のガスバーナーやキャンプ道具をもちこみ、簡単な自炊生活をする、
調味料なども、岩塩、七味、一味、胡椒、醤油などを用意していく、
鮪や烏賊の刺身などの生ものも宿に持ち帰るし、冷や奴に醤油をかけ、うどんには七味、ラーメンには胡椒と、スパイスの力を借りて愉しんでいる、
珈琲もドリップ式の珈琲を買い、朝晩のむ、
優雅とはいえないまでも、いっときの独身生活を楽しく過ごすための知恵なのだ、
不足する野菜は野菜ジュースで補い、食パンにポテトサラダ、ハム、チーズを載せたりして3日か4日の食生活をおえる、
出張に行くと、食事が、食うことが喜びの大きな部分を占めることになる、
好きな本や読みたい本、聴きたい音楽をすべてもっていけるわけではない、
それらとはしばらく遠ざかってしまう、それが難点、、
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