なぜ、なんと、なのか、
この季語で句をつくり、友人におくったばかりだったのだ、
だから、句会のその場で作らなくても、その季語の句をもっていた、すでにできあがっていたのだ、
昨日の句会は、自己申告による参加費によって提出する句の数が違った、
1000円で二句+席題、計三句、2000円で四句+席題、計五句、
参加賞以外に、上位30位までは賞が出るので、その賞狙いに句作に励むという、
わけなのだなあ
人よりも多く作れば、それだけ選ばれるチャンスも増えると考えるわけ、なのだろう、
そうなの?
ダメな句をいくつ作っても、結局ダメなのではと、ぼくなんかは思うのだが、
そう思わない人もいるみたいで、、、
席題というのは、いわば即興の句、
兼題のように次の句会までに考えましょうという宿題ではなく、
その場で一句作りましょう、と、その、瞬間の句作を楽しむためのもの、
うーーん、うーーん、と頭を悩ませひねりだすのではなく、
浮かんだまま、思ったまま、ちゃっちゃっと作っちゃうもねー、なのだな
そうはいっても、なかなかうまくはできない、
ぼくは句作を始めて3年目、
季語の配置や、俳句そのものに熟達しているわけではないから、やはり難しい
だから、前もって作ってあれば、あとは推敲の世界、
かなり楽に席題にのぞむことができた、
勝ったも同然なのだ(笑)
春愁や母の遺せし手紙束 ← 春愁や父の遺した手紙束
右側が、友だちにおくった句
父を母に、口語と文語の入り乱れを文語に統一して、左側を提出した、
その句に6点入り、結果、今回の句会で6位入賞となった、
参加人数46名、提出俳句188句、ひとり5句選
その中での6位入賞なので、嬉しい
点が入っただけでなく、板橋区俳句連盟の2名の先生たちから特別賞をいただいた、
春愁や母の遺せし手紙束
セシウムの畠にどつこい茎立ちぬ
もしかして今が幸せ朝寝する
以上三句すべてに点が入り、そのうちの二句が、先生たちから誉められた、
ぼくが所属している句会の主宰も、その場にいたので、主宰も大喜び、、
生徒というか、弟子の活躍(活躍ということばが適当なのか?)に、先生も鼻高々というわけだ、
特別賞は、お手製の栞だった、
俳人というのは、ただ俳句をひねるだけでなく、字も上手でなければいけないのだなあ、
いただいた栞を見ながら、自分の漫画のような字に思い至り、
んーーー、いかんなあと、つぶやくような気持ちになった、、
まあとにかく、昨日一日楽しかったのだ。。
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