歳のせいなのか、生来のおっちょこちょいのせいなのか落とし物をよくする、
まだ携帯電話が普及する前のこと、公衆電話で仕事の打ち合わせをした、
当時の、今でもかもしれないが、公衆電話には二段になった物置き場が備え付けられていて、その一番下の段に持っていた鞄を(サザエさんのお父さんが提げていたようなあの鞄)置いて、話し始めた、
話し終わると鞄を置いたことを忘れ、そのまま出てしまった、、
15分後気がつき、慌てて戻った時にはその鞄は既になかった、
大した書類は入っていなかったので、財布とカードだけの損害で済んだ、
たしか3万円くらいが入っていたはず、
金で済めばそれで良し、
書類とかデータが金よりも大事な人生で助かったと安堵したことを覚えている、
他人に迷惑を掛けることになるからだ、、
金魚すくいをした、
肩に掛けていたポーチが邪魔になり、金魚すくいの、あれはなんというのか、
小さなプールみたいな、赤色、黒色、出目金いろいろ泳いでいるその池の近くにあった木にポーチを掛けた、
金魚をすくっているうちにポーチを忘れた、
気がついて戻った時にはそのポーチは消えていた、、
携帯電話を忘れたこともある、
忘れたというよりもポケットから落としたのだろう、
無くしたことは無くしたのだけれど、自分の携帯電話番号を覚えていなくて届けようにも届けられない、
たまに電話していた友人に連絡を取り、
「おれの携帯電話番号わかる?」と言ってみた、
「あー、わかるよ」と即答、
「何番だっけ・・・、」
彼はその場で応えた、その応答があまりにも早いので”なんでそんなに早くわかるのか”少し違和感を覚え、
「なんで知ってる?」と訊いてみたら「だって覚えやすいから」と、、
先頭の3桁は090で、そのあとの番号がABCD-ABCEだったのだ、
つまりABCの部分だけ3つ覚えておけば電話できるということだった、
あああーーー、、、やっと自分の電話番号を記憶することができた、、
わかった自分の携帯電話番号に電話してみた、
もしかしたら誰かが出るかもしれない、もね、、
電話電話電話電話電話電話・・・、
「もしもし~」、
「はいはい」、
「あのー、そちらはどちらですか?」、
「こちらは日暮里駅ですけど」
写真は地元近くの寺 松月院の一齣
いかにも写真らしい写真であまり好きではないっっ (じゃあ出すなよ)
うっかりしてる所は遺伝だったのか…認めたくないけど。
返信削除う、うん 遺伝ですね!断定
返信削除似てしまってごめん ^^;