2017年9月11日月曜日

和牛日本一

5年に一回の、和牛日本一を決める大会?が今日おこなわれるのだとか、

5年に一回なので、2020年東京オリンピック・パラリンピック時には
今日選ばれた和牛が、その時にも「日本一の和牛」という称号を名乗ることができる、
のだとか、

日本一になれば、その価格も10倍20倍と跳ね上がり、名誉と経済効果と
その両方を手中におさめる、

連覇している宮崎牛をはじめ、全国から、日本一を決めるために、牛はもちろん生産農家も参加する一大イベント、

肉牛でなく、種牛の大会、品評会なので、参加した和牛たちが、大会後、
食されることはないのだが、
ないのだが・・・、

「シャンプーも一番高いものを使い、人間以上です」
「ストレスを与えないよう、優しく声をかけています」

毛並み、体高、体長、顔の面積の大きさ、歩き方の品位、背中と腹の線が平行であること、などなど、
いくつかの基準に応じて審査される和牛たち、、

審査後には、各出品者自慢の牛肉が無料でふるまわれ、それをあてこんで一般参加者も
数十万人に達すると、、

高級?和牛肉がタダで食えるとなれば、手間も時間も惜しまず馳せ参じる我が同僚、
日本人たち、

大会は和牛日本一を決めるためのもの、
しかし、それって、主役の牛たちにとって、どんな意味があるのだろう、

彼が産ませた多くの仔牛たちが成長し、食える時期になれば、結局は殺され食われる、

牛に限らず豚も鶏も、家畜とよばれる人間以外の多くの動物が人間の腹を満たすために
命を奪われる、

こういうオレだって、美味い牛肉は好きだし、豚肉も大好き、
(鶏はあんまし・・・、)

いただきます、という食事の前の挨拶は、命をいただきます、という意味だと
ある仏教家が語っていた、

感謝していだだかなければ、それこそバチが当る、


思うに、

高級でなくてもよい、最低でも、選外でもよい、
ぼくの子孫を食わないでおくれよーーー!

牛たちの声がオレには聞こえるのだけど、どうだろう、、






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