2017年9月25日月曜日

卑しい人

人を貶める言葉には、古今よりいろいろある、

人以外の生き物、犬とか猿とか、は虫類とか昆虫に例えられることも多い、
例えば、
犬畜生だとか、蛭みたいにイヤなヤツだとか、蛇みたいに執念深い、とか、いろいろ、、、

考えてみてほしい、
犬ほど、人類誕生の起源からお世話になった動物はいない、
犬ほど、人に忠実な哺乳類をぼくは知らない、
可愛がれば可愛がっただけ、愛すれば愛しただけ彼らは人間に報いようとする、

理不尽な仕打ちに対してさえも、主人には一生の忠誠を誓う、
その犬に対して、まるで見当違いの言い草はないもんだ、と日頃から思っている、

役立つことは何もしないかのようにいわれているあの猫だって、米や小麦など人間の食料を守るためにネズミたちと闘ってきた歴史を数千年もつ、

理性の無い行いや思想を、例えるならどのような表現が適切なのだろう、

もし糞便に例えても、それはあてはまらない、
実際問題、便通がなければ、日常生活もままならなくなる、
10日も便が滞ったとしたら困ったものだろう、、

入院経験があるならば誰しも経験済みとは思うのだが、毎朝の大小便の回数と量のチェック、胃の手術後の放屁のあるなし、それらを看護師から何度も訊かれたはずだ、

それだけ、生きている人間には必要な、大切な、ある意味、食事と同等の尊さをもっているともいえる、

人の卑しさや醜さ、悪どさを、人間以外の哺乳類やは虫類、虫やその他に例えるのは、
糞便に例えることさえも、おごりたかぶった人間の誤った考え方なのだ、

総選挙が近いのだという、

与党の自民党は自らが言い出したことでもあり、比較的落ち着いているかのようだが、寝耳に水?の野党の動きがなにやら慌ただしい、

民進党からの離党者も多く見受けられる一方、自民党の現職国会議員からも、小池百合子氏の人気にあてこみ、政党の鞍替えを目論む輩が出ている、
国会議員としての席を失わないよう、生活費をなくさないよう、藁にでもすがるかのようだ、

自民党の福田峰之氏・内閣府副大臣(衆院比例南関東)は、小選挙区で過去2回落選した経験を持ち、そのたびに、自民党の上位に登録された比例選挙名簿人制度によって助けられてきた人物、

自民党の内規では、小選挙区を落ち、2回比例で当選した人物を3度目は推薦しないことになっているのだとか、
今回の総選挙で、自民党からの推薦を得られないことが確定している彼がとった行動は、実質的な小池新党といわれる新政党に乗り換えることだった、

地元で2度も落選したということは、当選できるほどの力量、人望がなかったということだろう、
それを2度も自民党に助けられたというのに、、
内閣府副大臣という望外の地位も与えられたというのに、、

小選挙区で当選したのであれば、応援してくれた支持者に事情を説明し、自らの政治家としての理念を訴え、その達成のために自民党を離れることになったと、説明があってしかるべき、
しかしながら、そうではない、

彼を議員に選んだのは地元住民ではない、
自民党関係者ならびに自民党支持者の皆々様たちなのだ、

彼を今まで当選させてきてくれた自民党支持者に向かって、自民党関係者に対して、
今回の鞍替え問題について、彼の口からどんな説明がなされるのだろう、

結局、この人物は、政治家としての理念も政策も、およそ人としての潔さも持ち合わせてはいなかった、ということなのだろう、、

新党は彼の入党を受け入れる方向で協議が進んでいるらしい、

これほど、卑しいという言葉がふさわしい人物に、ぼくは久しぶりにお目にかかった気がする、
過去何度も支持し応援してこられた、自民党とその支持者に心からご同情申し上げる、、

裏切り?反党行為?除名処分?
「ただ叩き切るだけだ」と言った自民党幹部もいたらしい、

日頃、この手の話題を取り上げないことを念頭において書いているこの場だけれど、
さすがに、これは、イカンでしょう、との思いから、つい、、、

糞便にも劣る卑しい人 この表記で手を打ちます、、、


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