秋晴れ?季節としては冬の今日、上野までお出かけ、
「英国最高の巨匠、待望の大回顧展」と称したターナーの作品を見に東京都美術館まで行ってきた、
日曜日の上野は親子連れを中心に人出も多く大混雑、
動物園目当ての親子たちを追い抜いて、少し奥まったところにある東京都美術館へ、
ターナー氏の、青年時代の習作をふくめ、大作秀作を鑑賞しながらおおよそ2時間、久しぶりの絵画鑑賞を楽しめた、
絵画の知識はないので、なるほど、ふんふんと言いながら回ってはみたものの、たぶん作品の良さの十分の一も理解できてはいないはず、
まあしかし、たとえ理解できなくても、実際に足を運んで実物を見ることが大切だと思っている、
緻密なデッサン力に目を見張る青年時代の習作から、評価も固まりスポンサーも付き脂の乗りきった壮年時代の大作、描きたいものを自由に、一見抽象画にも見受けられる柔らかに省略した筆使いと色の選択に至った老年時代まで、
nattyさんがここに居たら、教えてもらうことも多々あったなあとの感想を胸中に収めながら、、
誰が保存したのか、下絵のような、練習のようななぐり描きまで展示されていた、
生涯に残した作品数はおよそ2万点にのぼるのだとか、画家という職業は、その人生は、一生絵を描くことに費やされるのかと、その数の多さに驚いてしまった、
しろうとのぼくには、途中で飽きないのだろうかと、そんな疑念さえ湧いてきてしまう作品数なのだ、
好きでなった画家の道、絵を描くことが好きで好きで仕方がないターナー氏だったのだろう、
まともな仕事を少しすると、すぐに酒を飲むことに気がいってしまうぼくには無縁の世界がそこにある、
あらためて、そんなところにも感心してしまった、
帰りはアメ横まで行き、いつもの韓国料理店「古家」で遅い昼食、
ぼくはユッケジャンクッパ定食、連れ合いは石焼きビビンパ定食と、これもまたいつもと同じ食事となった、
画は「ヴァチカンから見たローマ」と題された大作、、
青空と明るい光が中心から溢れ出ている、
何号なのかわからないのだが、実物はかなり大きな絵だった、
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