2013年6月24日月曜日
消せないメール
相変わらず、スマホではなくガラケーといわれる旧来のケイタイを使っている、
特殊な発達を遂げたとされるガラパゴス諸島の生物の生態と、海外とは違って(海外ってどこだよ?)特殊に発達したとされる日本のケイタイの事情が似ているというので、ガラパゴスケータイ 略してガラケーというネーミングはいかがなものかと、センスのかけらもないよね、ずいぶん失礼なものの言い方ではないかと、と日頃から考えていたのだが、どうなんだろう、
”日本の特殊な事情”というのは日本固有の文化であり、日本人ならそこをもっと掘り下げるべきなのに、日本製品でなく海外製品を売りつけたい狙いしかない様々な海外メーカーは、そしてその手先の犬たる評論家たちがこぞって、そんなものは捨てて早くこっちのモノを買いなよ、といわんばかりの攻勢が、スマホなのではと、、
韓国製品のスマホ、ギャラクシーGALAXYが売れている背景というのはそんなものなのではと、邪推している、
で、メールの話
いつの間にか溜まってしまうメールの整理として、送信メールは気がむいたときに全削除するようにしている、
受信メールも、同じ人からのメールを1通だけ残し、あとは削除するようにし、保存箱には一切入れていない、
今使っているケイタイの、DISK容量であるとかメモリー容量を意識して使ったことはないのだが、不必要なものをしまっておくこともないだろうと、そんなことをたまにしている、
メールをくれた人の中には、すでに亡くなってしまわれた方もいて、そのメールをどうするか、
今そのことで悩んでいる、悩んでいるというのは大げさかもしれない、そのメールをみるたびに気になっている、
ぼくが死ねば、ぼくの思い出とともに、そのメールもどうせ消えてしまうに違いはないのだが、生きている間は消してはいけないような気になっている、
恋人でもなく身内でもないひとりの彼女から届いた削除していなかった5通のメール、数えてみたら何故か5通あった、
1通だけ残してあとはみな削除しているはずなのに5通あった、
2012.07.28 RE:おすすめの店
2012.03.07 RE:おはよう♪
2011.03.12 こんにちは
2009.02.05 こんばんわ♫
2009.01.08 こんばんわ
2012.07.28 RE:おすすめの店 を書いたあと一ヶ月も経たない8月16日に彼女は亡くなっている、
享年60歳だった、
彼女の夫が長年幹事をつとめてくれていた中学のクラス会に出席するために、その夫も先年亡くなっていたのだが、ぼくはその8月に熊本に行っていた、
13日には彼女を見舞っていた、
今までメールを書いていた人が20日後には亡くなった、、
人が生きるってなんだろう、
人が死ぬってなんなんだろう、
あと100年もすれば、今年生まれたばかりのぼくの孫さえもきっと死んでいることだろう、それがわかっているのに、頭では理解しているのに、この表現できない感情はなんなんだろう、、、
持っていても意味はない、死んだ人のことをいつまで考えていても仕方はない、まして形見のモノでなく文章、それも軽い挨拶のような文章にいつまでもこだわっていてもしょうがないと思うのだが、センチメンタルな心持ちになっている自分がそこに居て、結局消せないまま今になっている、
共通の友人に昨晩メールし、この気持ちってどうなんだろうと書いたら、消さないで、と返信がきた、
ケイタイを替えたためにすべてのメールが消えてしまい、亡くなった彼女との記録、メールも消えてしまったから、まだそれを持っている貴方が羨ましい、というような内容の返信だった、
まさよさん、あなたからのメールをいつまでも削除できずに今でも持っているぼくが、他の人から羨ましがられるほどステキな位置にいるのでしょうか、
あなたから見て、ぼくは今でも男らしいのでしょうか、、、
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消せないメールがある。
返信削除その事柄を
人に説明出来る意味としてみいださなくてもいいのではないでしょうか?
茫漠 、とした整理の付かない心持ちがあっていい。
また、
消さないで、と言われたにもかかわらず消したっていい。
この消せないメールは
JOさんの心には記銘されているのですから。
ちょっと 疲れてますか?
雨のせい?
漠然、混沌、、
返信削除心の整理のつかないまま、あるがままに受け入れたらどうでしょうか、ということなのかしら、
疲れてもいないし雨のせいでもない、と思います、
ただ、ただ、単純に、ぼくのケイタイの受信メールにあるこのメールを、どうすればいいのか、納得のいく回答を自分自身で見いだせていないだけ、なの。
ケイタイ独特の顔文字、絵文字、彼女がぼくに伝えようとしてくれた、それらにこめた感情、
それらを、ぼくが削除すれば、彼女の意志も感情もこの世から消えてしまうのかなって、、
それはイヤだし、そんなことがあってはならないし、
なにを言いたいのか自分でもわからなくなってきた、、
nattyさん、いつもコメントありがとう
今、自覚できる確かなことは心の中の感謝の気持ち、です
おはようございます。JOさん。
返信削除相手の意志、感情は受け手の中にもうすっぽり入っているので、相手の「心の入れ物のひとつ」であった表現媒体に執着する必要は無い。のでは?
無責任な外野の意見です。
JOさんのそんな宙ぶらりんな気持ちを俳句に織り込んで、彼女を永遠に凍結させる事も有りなのでは?
JOさんの中のまさよさんはケータイメールを消されると消去されてしまう、薄っぺらなものではないですよね。「かたちに執着しない」ことも敢えて選択肢の一つにくわえてみたらいかがでしょう?
なんかコメント自体が無用ですね。
他者に問うているわけではないのですよね。うっかり土足で入り込みました。
すみません。
おはようございます。
返信削除考えたのですが、メールはこのままにしておきます。
それが今のぼくの心情にぴったり添うものだからです。
おセンチなそんな感情を彼女はきっと笑うでしょうけれど、、
彼女の夫が亡くなって一年後、彼女の運転する車で”美味しいラーメン屋”に連れて行ってもらったことがありました。
小さな軽自動車に相乗りする未亡人と見知らぬ男、
(小さい村だから)噂になるかもねというと、私もまだ若っかもん、噂の一つ二つ立たむばやあ(立たないと)、とケラケラ笑っていた彼女を思い出します、
冗談好きでいつも笑顔で、彼女と会うたびにいつも元気を貰っていたようです。
おはようございます。
返信削除JOは「情」のJO。
JOさんらしいですね。
たぶんそうなのだろうと 思ってました。
だはっ すべてお見通しなのですね
返信削除わかりやすい男・・、