2013年6月6日木曜日

ググる

検索サイトGoogleで検索することを”ググる”という、
50歳代以下のネット使用者なら、かなり以前から常識になっていると思われる(本当か?)、ググるという名称に表された行為についての話、

図書館で借りたスティーブン・キングの短編集にも、そのことに触れた引用があり、彼の国アメリカでもそういうのかと、その行為を”ググる”というのかと、新しいハッケンをしたような気になった ※「夜がはじまるとき」文春文庫

で、このぼくのサイト、なにやら個人的なことをいろいろと書いているこのサイトのタイトルに、ぼくは

somebody _somewhere

と、名付けたのだが、訳せば、訳すだなんて大げさなことをいわなくても、見ればわかるとおり、
誰か何処かで、という意味の英語、

誰か何処かで、どうした?
といわれると困るのだが、気に入って使っている、使わせてもらっている、

元々は、ネットを始めた頃(ネットサーフィンとかいう単語が流行っていた頃だから20年以上前だろう)に知り合った方の個人的なサイトに、その方がsomebody somewhere という名前を付けていた、

彼は、ある会社でアップルコンピューター専門のプログラマーとして働いていたのだが、自宅でも製作ができると気がついて退職し、個人として、自分で作ったプログラム、ソフトウェアを販売して生活しようとしていたのだ、

どこかで目にした、彼が作ったアップル専用のソフトウエア、それはカレンダータイプのTODO LISTソフトだったのが、を購入したいと思ったぼくが彼に連絡し(ソフトをダウンロードした後、彼にメールし、プロテクト解除キーを教えてもらったあと、それを入力してから使えるようになる、という、当時にしても少し面倒な、でも普通の行為だったのだ、それは)、そんなところから軽いお付き合いが始まるようになった、

その解除キーは、valentine というアルファベット9文字だったので、そこに詩的なものを感じ、作者の感性をみる思いがして、どんな人なのか興味も湧いたのだ、
何回かのメールでのやりとりのあと、彼から教えて貰った彼専用のサイトには、彼のプロフィールも載っていたのだが、趣味として、プログラム作り、詩を作る、ギター演奏などが挙げられていた、

一言でいえば、ロマンチストなのだなあ、
身長176cm、体重52kgという細身の身体に、女性のような細い長い指 (あくまでも想像だけど)、そんな彼を想像し、、、いつしか連絡も途絶えてしまった、

その後、フリーソフトでもかなり良質なソフトが出回るようになり、800円だか1300円だか払って使った彼の”valentine”ソフトを使わなくなってしまったことも、関係が途絶えた一因なのかもしれない、

で、somebody somewhere
ぼくのサイトは、somebodyとsomewhereの間に、アンダーバー _ が入っているsomebody _somewhere

彼と同じにすると申し訳ないと思い、少し変えてみた、ほんの少しだけ変えてみた、

今、somebody_somewhere で、ググると、まっさきに、このサイト、日本のこのぼくのサイトがググられる、(何回か試してみて確認した)、
彼の somebody somewhere は、どうなったのか、気になるのだなあ、、

個人で作った小さなソフトが売れたネットの黎明期、結局は、大手の会社が、その分野にも手を出し足を伸ばして、個人では太刀打ちできないようになっていったのだろうが、会社を辞め自宅でこつこつと、どこか品のある感性が感じられるソフトを作って生活をしようとした彼、今はどうしているのだろう、
結婚したのだろうか、生活はできているのだろうか、、そんなことに思いを巡らす今日なのだ、





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