日曜日、定刻の1時に句会が開かれた、
今回は、特別なお客さんとして、板橋区俳句連盟会長職にある上田桜さんが来場、
彼女は現代俳句協会会員でもあり、自身も句作に励む一方、板橋区内に二カ所、銀座、錦糸町にそれぞれ一カ所、句会を毎月定期的に持ち指導にあたられている、
忙しい日程を割いて出席してくれたのだろう、
で、当日の句の中から、彼女が選んだ優秀句、天地人三句の中に、二句ぼくの作品が入った、
人が 桑の実や子どものころの舌となり
天が 十薬の花の白さに気負ひなし だった
特に、天に選ばれた句については、一句一章(一つの句に一つの事象を詠み込む、二つも三つも詠まない)が気持ちよく、俳句になっている、十薬(どくだみ)は、十の薬ともいわれるほど効能の多い古来より多用されてきた漢方の薬であるけれど、そんなことを鼻にかけずただ白い花がひっそりと咲いている、それが目に浮かぶ光景ですとの講評だった、
天賞として、500円の全国共通図書券をいただいた、
嬉しかった、、
彼女とは何度か板橋区俳句大会で会っている、
大会の表看板でもあり裏方の指導にもあたる忙しい彼女なので、立ち話程度で一言か二言交わすのだが、ぼくの句を前から目にとめていてくれて、光るものがある、良いものをもっていると何度か励まされてきた、
言葉とおりに受け止めるほどお人好しではないので、ありがとうございますとだけ云い、その場を離れるのが常だったのだが、今回もまた褒められ天賞までいただき、少しは俳句になってきたのかと素直に喜ぶことにする、
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