2012年5月28日月曜日

口唇粘液嚢胞

半年も前から下唇の右、内側にできものができ(この表現は変だなあ、できたからできものなのに、できものができた、という表現は二重表現のよう、年取ったおばあさんとか、頭痛が痛いとかさ、変だけどまあいいや)、舐めるように舌で触れるところころとした触感があり、気になっていた、

ずっと放置しておいたのだが、この頃だいぶん気になったので、日大病院へ行き診てもらうことにしたのが先週の火曜日、
いや、その前に家の近くの内科の医院へ行き、症状を説明して「何科へ行けばよいのでしょう」と、訊いたのだった、
唇の内側だから皮膚科のような気もするし、内科でも診てもらえそうな気がしたし、、

訊いたら「あー、これは耳鼻科ですよ」と医師がいう、
よくよく考えてみたら、耳鼻科というのは耳鼻咽喉科の略だった、
咽喉と唇とは部位が違う気もしたけれど、まあ、口の奥に喉があるので、区分けとしては同じような場所にある患部だからというので一まとめにしたものなのだろう、
このあたり、日本医学界の手抜きのような感じもするのだがどうだろう、、(大げさではあるが)

さて日大病院での話、
数時間待たされて診察が始まったのが午前11時頃、若い女医さんだった、
「今日、時間があるのなら取ってしまいますか?手術できますよ」
一通りの診察を終えて彼女が病名を教えてくれた、それが今日のタイトルにもなっている口唇粘液嚢胞だった、
初めから手術を希望するつもりで来ていたので即答でお願いする、

もちろん麻酔をかけてもらうのだが、この麻酔がまた痛いのだ、
「ちくっとしますよ」と、女医さんは言うのだが、ちくっどころではない、いきなり皮膚の奥深くに針を差し込むものだから、ずーんとした深い痛みが襲ってきて目眩がしそう、
麻酔のための麻酔で、少量ずつ皮膚の表面から近い場所に針をうちこみ、麻酔液を注入してくれればいいのに、いきなり一気に刺すもなあ、

おおよそ10分で手術が終わり、二針縫って無事帰宅、
こうして書いている今もその縫った糸が口の中でひらひらしている、
抜糸は明後日の水曜日、それまでは、異物感に少しとまどいながら、ご飯を食べたりお茶を飲んだりしなくてはならない、


口唇粘液嚢胞は、こうしんねんえきのうほう、と読む、
歯で唇を噛んでしまったときなどに、噛んだ場所の細胞が組織変化をおこし固くなる、
本来、体内から粘液が湧出する場所なのに固くなった細胞のために出ようとしても出られなくなり、その場所で溜まってしまう、それが膨らんでくる理由なのだとか、
ぼくの場合は、嚢胞の根元から、直径6mmくらいの白い球状の結晶が摘出された、

女医さんが「こういうのが取れましたよ」と、ピンセットの先で摘んでみせてくれた、
摘出されたものが癌系の悪性のものでないか、検査科にまわして調べてくれるらしい、
悪性の心配は99%ない、はず、、

歳のせいなのか、いろいろでてくるなあ、、、





写真は、抜糸もまだしていないのだが、我慢できなくて居酒屋で呑んだ酒、
お通しは、山菜と油揚げの煮浸し、なぜかこの頃、どこの店も山菜付いてる、
毎年春になると、菜の花だ芥子菜だ芹だと騒ぐものだから、その影響かもしれない、

季節に敏感になる、四季がある日本に生まれたのだもの、その季節を十二分に謳歌しようよ、
良いことだ、、





2 件のコメント:

  1. joさん、お酒は・・・
    やめておいたほうが・・・
    良いのでは・・・(-_-;)

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  2. う、うん
    ですよね・・・

    でもさあ、呑んじゃったもねえ ^^;

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