たまに寄るリサイクルショップがある、
元々はそこに行こうとしたわけでなかったのだが、自称「おいしい」ラーメン屋さんを探していたときに、見つけたのだ、
ラーメンはあまりおいしくはなかったけれど、リサイクルショップが目に留まった、
それ以来、たまにバイクを飛ばして見に行くことにしている、
あまりこの店で買うことはしないのだけど、幾つか買ったことがある、
たとえば、、
梅酒用の大瓶とか、柚子胡椒を盛るための蓋付きの小鉢とか、韓国製の金箸とか、ラーメンを作るときのお湯切り用ザルとか、 蓋付きの綺麗な瓶があれば、2,3皿買ったかもしれない、、
なんだよ、けっこう買ってるじゃないか、、、
で、店の奥に足を運んで、隅々まで探してみると、本のコーナーが目についた、
入り口近くには置いていないのに、なかなか見つけられない場所に何冊かの本がある、
昔の雑誌の付録のようなものに混じって、少し厚手の本があった、
それがこれ・・、
ぼくが集めている福音館書店のあの本だった、
しかも好きな作家、フランス人作家のジュールヴェルヌ作じゃないか、
ジュールヴェルヌは、海底二万哩を読んで以来の、子どもの頃からの大好きな作家、
海底二万哩は今でも胸をときめかせて目を通している、
孤高の反逆者、ネモ船長、すべてのものは海に在るというその主張、塩ばかりでなく砂糖でさえも海から調達できると宣言しかつ実行する、
仲間の船員が大蛸との戦闘に傷つき死亡してしまうその葬儀の模様、ジュールヴェルヌが描いた時には、たぶん実在しなかった潜水服を着て弔うその厳粛な光景、何度読んでも飽きることがない・・、
そして見つけた「二年間の休日」
最初の何ページか読んですぐわかった、これって15少年漂流記の原作だっ
そうなんだ、15少年漂流記の原題は 「二年間の休日」なんだなあ・・・、
なんだか嬉しいぞ(笑)
こんなに見つけて嬉しい本なのに、値段を訊いたら、本はなんでも100円ですよ、だって・・、
1000円は出せないけれど、900円なら即買うこの本、
(1000円出すなら新品を手に入れたい、本も新品というのか・・)
それが100円だなんてさ、たぶん、売った人は10円か20円しか貰ってないと思う、
僅かな金額を手に入れて、この本を手放すその気持ちが理解できないけれど、ぼく的にはとてもありがたい・・、
またぼくの福音館書店シリーズが一つ集まったことにとても感謝している今日なのだ。。
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