んむー 帰ってきた・・、
そんなに偉そうにいうことでもないけれど、とにかく帰ってきたから、これはお祝いなのだ、
昔、島で暮らしていた、
島の、とくに船乗りの(それがエビ網船でも、ただのサザエ獲りでも)、海に出るということは即ち危険なことだと、本人も家族も、とくに船乗りの奥さんは自覚していた、
だから・・・、明日は海に出ると決まっていた、それがわかっていたその晩には、特別なルールがあった、
夫婦なのだから合体もあったかもしれない、それが長年の今はもう心ときめかない合体であっても、明日この夫は死ぬかもしれないと思った熱烈な合体であっても、とにかく、特別な夜を過ごしたのだ、そのはずだ、、、
そのどちらにでも、酒がつきものだった、
舟が出れば出舟祝い、無事に帰ってくれば入り舟祝い、、
なんだかんだと祝ってばっかりなのだけど、それだけの決めごとというか、死ぬかもしれないという覚悟があった、
だから・・、無事に帰ってこれたということを、もっと喜ばなくてはいけないと、ぼくは思うのだ、
今は、一般的な交通手段としては、稼ぎの糧としては、舟のかわりに車だろう、
車ででかけ車で帰ってくる、それが当たり前のことではなく、覚悟が伴うものだと、誰しもが自覚すべきだという論は、まだ成熟してないのだろうか、いまだに未熟なのだろうか、
無事に帰ってきたのだから、もっと大げさに喜べ、、
上にも下にも置かないくらいに喜んでも、、、
あまりにも、夫がでかけそして無事に帰ってくるのがフツウになったのだから、それは無理な相談なのだろうなあ・・・、
昔はよかった、などと思い出に浸る気は毛頭ない、
まあしかし、たまには、夫の帰りをおおげさに喜ぶ妻が、立場を変えれば夫がいてもいいのでは。。
ということで、今日の歌は、久しぶりに紹介するのだが、斉藤和義さんのこの歌、
彼は、反原発のあの歌以来、ぼくが注目している歌手なのだ、あんな歌を歌えば生活に支障があるのではないか、山本太郎さんのことも気にかかるし、、、
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