天国は「おとぎ話」にすぎない
ホーキング博士が語る (CNN)
英物理学者、スティーブン・ホーキング博士(69)が英紙ガーディアンとのインタビューで、天国や死後の世界は実在せず、「おとぎ話」にすぎないとの主張を展開した。
15日付の同紙によると、ホーキング氏は人間の脳を「部品が故障すれば機能が止まるコンピューター」と考えていると述べた。そのうえで、「壊れたコンピューターには天国も死後の世界もない。それは暗闇を恐れる人々のためのおとぎ話だ」と主張している。
同氏はまた、21歳で筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)と診断された自身の死について「私は過去49年間、早死にすると言われながら生きてきた」「死を恐れてはいないが、急いで死ぬつもりもない。その前にやりたいことがたくさんある」と語った。
ホーキング氏は昨年9月に出版した著書「The Grand Design」(邦題:ホーキング、宇宙と人間を語る)で、宇宙は神が創造したのではなく、重力の存在によって「自然発生的」に生まれたとの見方を示していた。
博士が語った見解には、ぼくも全面的な賛意を捧げるものだ、
同時に、科学者としては至極当然の結論であり見解であると思うのだが、イギリス人である博士の発表ということを考えるならば、 今後、博士に寄せられるであろう、キリスト教会やら頑迷な保守主義者によるさまざまな攻撃を思うと、心配になる。
天国なんかない、ただ青い空がひろがっているだけ、と歌ったジョン・レノン、ホーキング博士もレノン氏も同じことを違う観点から述べたに過ぎない、
イギリスには、産業革命以来、伝統的に科学的視野や、手法、哲学が確立されている一方、いまだに王室を堅持し、イギリス国教会の勢力も庶民の生活や慣習に大きな影響力をもっていることなどなどから、今回の博士の見解が全面的な賛同を得るとは考えにくいからだ。
至極真っ当な意見である、天国=おとぎ話説、
神が人間を創ったのでなく、人間が理想を求め自らに似せて神を造った、ぼくも前からそう思っていた、ホーキング博士とぼくとは比べようもないのだが、一流の科学者と同じ意見をもてていることに少し喜びを感じる。。
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