2017年9月30日土曜日

そのまんま、苔、


入手した新型iPhoneの、撮影能力のチェック用

iPhoneで撮るのは、主に記録とかメモ代わりに、
出かけた先の帰りのバスの時刻表であるとか、そんなものを撮っている、

カメラが好きなので、写真はやはりカメラで撮るというのが、ぼくの普段のスタイル、
SONYのRX100 初期バージョンをいつも鞄に入れて持ち歩いている、
町中のスナップ写真にはこれで十分、
本格的に撮りたい時にはNIKONを持ち出すけれど、そこそこ重量があるので、
最近は出番が少ない、

交換レンズ、三脚などを入れるとかなりの重さになる、
お年なのかなあ、、、



2017年9月25日月曜日

卑しい人

人を貶める言葉には、古今よりいろいろある、

人以外の生き物、犬とか猿とか、は虫類とか昆虫に例えられることも多い、
例えば、
犬畜生だとか、蛭みたいにイヤなヤツだとか、蛇みたいに執念深い、とか、いろいろ、、、

考えてみてほしい、
犬ほど、人類誕生の起源からお世話になった動物はいない、
犬ほど、人に忠実な哺乳類をぼくは知らない、
可愛がれば可愛がっただけ、愛すれば愛しただけ彼らは人間に報いようとする、

理不尽な仕打ちに対してさえも、主人には一生の忠誠を誓う、
その犬に対して、まるで見当違いの言い草はないもんだ、と日頃から思っている、

役立つことは何もしないかのようにいわれているあの猫だって、米や小麦など人間の食料を守るためにネズミたちと闘ってきた歴史を数千年もつ、

理性の無い行いや思想を、例えるならどのような表現が適切なのだろう、

もし糞便に例えても、それはあてはまらない、
実際問題、便通がなければ、日常生活もままならなくなる、
10日も便が滞ったとしたら困ったものだろう、、

入院経験があるならば誰しも経験済みとは思うのだが、毎朝の大小便の回数と量のチェック、胃の手術後の放屁のあるなし、それらを看護師から何度も訊かれたはずだ、

それだけ、生きている人間には必要な、大切な、ある意味、食事と同等の尊さをもっているともいえる、

人の卑しさや醜さ、悪どさを、人間以外の哺乳類やは虫類、虫やその他に例えるのは、
糞便に例えることさえも、おごりたかぶった人間の誤った考え方なのだ、

総選挙が近いのだという、

与党の自民党は自らが言い出したことでもあり、比較的落ち着いているかのようだが、寝耳に水?の野党の動きがなにやら慌ただしい、

民進党からの離党者も多く見受けられる一方、自民党の現職国会議員からも、小池百合子氏の人気にあてこみ、政党の鞍替えを目論む輩が出ている、
国会議員としての席を失わないよう、生活費をなくさないよう、藁にでもすがるかのようだ、

自民党の福田峰之氏・内閣府副大臣(衆院比例南関東)は、小選挙区で過去2回落選した経験を持ち、そのたびに、自民党の上位に登録された比例選挙名簿人制度によって助けられてきた人物、

自民党の内規では、小選挙区を落ち、2回比例で当選した人物を3度目は推薦しないことになっているのだとか、
今回の総選挙で、自民党からの推薦を得られないことが確定している彼がとった行動は、実質的な小池新党といわれる新政党に乗り換えることだった、

地元で2度も落選したということは、当選できるほどの力量、人望がなかったということだろう、
それを2度も自民党に助けられたというのに、、
内閣府副大臣という望外の地位も与えられたというのに、、

小選挙区で当選したのであれば、応援してくれた支持者に事情を説明し、自らの政治家としての理念を訴え、その達成のために自民党を離れることになったと、説明があってしかるべき、
しかしながら、そうではない、

彼を議員に選んだのは地元住民ではない、
自民党関係者ならびに自民党支持者の皆々様たちなのだ、

彼を今まで当選させてきてくれた自民党支持者に向かって、自民党関係者に対して、
今回の鞍替え問題について、彼の口からどんな説明がなされるのだろう、

結局、この人物は、政治家としての理念も政策も、およそ人としての潔さも持ち合わせてはいなかった、ということなのだろう、、

新党は彼の入党を受け入れる方向で協議が進んでいるらしい、

これほど、卑しいという言葉がふさわしい人物に、ぼくは久しぶりにお目にかかった気がする、
過去何度も支持し応援してこられた、自民党とその支持者に心からご同情申し上げる、、

裏切り?反党行為?除名処分?
「ただ叩き切るだけだ」と言った自民党幹部もいたらしい、

日頃、この手の話題を取り上げないことを念頭において書いているこの場だけれど、
さすがに、これは、イカンでしょう、との思いから、つい、、、

糞便にも劣る卑しい人 この表記で手を打ちます、、、


2017年9月20日水曜日

匂ひ 臭い

自分が匂いに敏感だと気が付いたのはいつのことだったろう、

ひとが苦手だというブルーチーズの匂いは気にならない、というか好きだし
弱火で炒めたガーリックの匂いも好き、
もちろん、太陽に干しあげた布団の匂いも好き、

苦手な匂いは、いつか書いたかもしれないが、海老の塩焼きのソレ、
海老に限らず蟹などの甲殻類に熱を加えたときの匂いが、臭いに感じられて
大の苦手、
不機嫌になり、やめてくれ、とマジメに訴えたくなる、

新潟は越後湯沢駅の構内で、イカの塩焼きを売っていたのだが、そっちも無理だったなあ、
タレ焼きはまだ我慢できるのだが、塩焼きになると、特に臭いが強調されるかのようで、
一刻も早くその場から逃げたくなる、
そしてもちろん息を止めて逃げる、、


地元成増で、ホームレスの年配の女性をみかけるようになって、数年が経つ、
年齢は60歳から70歳の間くらい、身長153cm、体重56kg(未確認)、
やや小太りの、人の良さそうな(これも未確認)彼女、
どんな事情があってホームレスになったのか、ぼくにはわからないのだが、やはり気になる、

大きなカートにおそらく全財産だと思われる衣類やら毛布やら洗面道具やら、貴重品も(たぶん)詰め込み、終日、駅入り口や階段下に座っている彼女、
日除けの傘を大きくさして、その中で一日中を過ごしているかのよう、

夏の暑い日も、冬の寒い日も、彼女をみかけない日はない、

スーパーのレジに並んでいる姿もたまに見かけるので、お金をまったく持っていないというわけではないのだろうが、彼女が、だんだん臭ってくるようになった、
駅に向かうエレベーターを開けると、すでに臭う、
見れば行き先の向こうに彼女が座っている、

免疫力のないぼくは、彼女に申し訳ないと思いつつ、息を止め足早に彼女の元から立ち去る努力をする、

初めてみかけた頃には、臭いもしなかった、
どうしてなんだろう、彼女自身は自分の臭いに気が付かないのだろうか、

近くには無料で使用可能なトイレも洗面所もある、
女性であるから、裸になって身体を拭くことは無理かもしれないが、トイレに入って、
ちょっと汗をぬぐうことはできるはず、、

以前、読んだ別のホームレス男性の手記に
「臭うようになったらもうダメなんです、復帰はできません。
 臭わないように、こまめに身体を洗っています。いつか来るかもしれない復帰に
 備えて」と、、

駅前には交番もあり、警察官も彼女を目撃している、
板橋区には当然、福祉の制度も完備し、相談員もいるはず、

なのに、衆人からは無視され、行政からも手をさしのべられてはいないかのようだ、

たまに行くレストランのママと彼女の話になった、

「彼女と同年配の女性が、エレベーターに乗り込もうとした彼女に
『アンタ、臭いから乗らないでよ』と、強く言ったのを目撃したわ、
 わたしは、臭いから彼女が来れば乗り過ごすか、階段を使うけど、
 同年配なのに、よく、そんなことを言えるわよねえ、
 あたし、びっくりしちゃった」と、

今日もこれから、駅まで出かけていく、

臭いに弱いぼくは、今日も、足早に彼女の元を通り過ぎる、
どうしたの?と、声をかけられない自分が、ひどく弱い人間であることを自覚しながらも、声をかけたところで、応えを聞いたところで何もできないだろうことをわかっているぼくは、
その自分の弱さに、ますますイヤケがさしながら息を止めて通り過ぎる、、、






2017年9月16日土曜日

今月の句会

天と地の映る一滴石の露

↑これはいいんじゃないかなあ  汗
一滴と露が、つきすぎかしら、、 よくわがんね、


朝食は秋刀魚一尾の徹夜明

名月や女一文字波が消し
三日月や恋の一文字波が消し
波が消す恋の一文字海の月
砂に描く恋を消す波大満月


洗ひ終えし赤子受け取る月の夜
                秋の夕
                新の月 ← これが一番いいかも、だなあ、、、

胃袋を出して滝にて清めたし


恋を詠む歳にあらざり秋寂し
恋詠まぬ歳になりけりそぞろ寒

女生徒の笑顔爽やか哲学道
女生徒の涼し足裏秋小径

新涼や白き便箋青インク

上の中から四句選んで出席するのだけど、まだ決まらない、



今月の兼題(先月の宿題)は、名月
名月は、桜と並ぶ大きい季語なので、毎年5万から数十万の俳句ができている(はず?)、

名月に何を取り合わせるのか、問題はそこ、

名月は月だから、土星とか冥王星とか、そっちもありかな、なんて考えてもみた
んだけどさ・・・、


主宰から、
「山河ちゃん、そろそろ本気でやろうか」と、言われた、、
山河というのはおいらの俳号ですわ、奥様、、


あのー、けっこういつも本気でやってるんですけど、、、

んーーーー・・・




2017年9月11日月曜日

和牛日本一

5年に一回の、和牛日本一を決める大会?が今日おこなわれるのだとか、

5年に一回なので、2020年東京オリンピック・パラリンピック時には
今日選ばれた和牛が、その時にも「日本一の和牛」という称号を名乗ることができる、
のだとか、

日本一になれば、その価格も10倍20倍と跳ね上がり、名誉と経済効果と
その両方を手中におさめる、

連覇している宮崎牛をはじめ、全国から、日本一を決めるために、牛はもちろん生産農家も参加する一大イベント、

肉牛でなく、種牛の大会、品評会なので、参加した和牛たちが、大会後、
食されることはないのだが、
ないのだが・・・、

「シャンプーも一番高いものを使い、人間以上です」
「ストレスを与えないよう、優しく声をかけています」

毛並み、体高、体長、顔の面積の大きさ、歩き方の品位、背中と腹の線が平行であること、などなど、
いくつかの基準に応じて審査される和牛たち、、

審査後には、各出品者自慢の牛肉が無料でふるまわれ、それをあてこんで一般参加者も
数十万人に達すると、、

高級?和牛肉がタダで食えるとなれば、手間も時間も惜しまず馳せ参じる我が同僚、
日本人たち、

大会は和牛日本一を決めるためのもの、
しかし、それって、主役の牛たちにとって、どんな意味があるのだろう、

彼が産ませた多くの仔牛たちが成長し、食える時期になれば、結局は殺され食われる、

牛に限らず豚も鶏も、家畜とよばれる人間以外の多くの動物が人間の腹を満たすために
命を奪われる、

こういうオレだって、美味い牛肉は好きだし、豚肉も大好き、
(鶏はあんまし・・・、)

いただきます、という食事の前の挨拶は、命をいただきます、という意味だと
ある仏教家が語っていた、

感謝していだだかなければ、それこそバチが当る、


思うに、

高級でなくてもよい、最低でも、選外でもよい、
ぼくの子孫を食わないでおくれよーーー!

牛たちの声がオレには聞こえるのだけど、どうだろう、、