まずは読んでいただこう
誰だって戦争なんか行きとない 三重県 毎熊 伊佐男
すばらしい意見と思う「行きたくない」 東京都 林 葉子
朝日川柳 西本空人選 2015・8・6 より
自民党代議士 武藤滋賀4区氏のあのツイートに対する明確な回答となっている、
ここで書くことは、できるだけ他とは違ったことを書くようにつとめてきた、
しかし、日々伝えられるニュースの中で沖縄に関係するできごとや動きに、沖縄に浅からぬ縁をもつぼくは、決して無関心ではいられなかった、
普天間基地移設から辺野古埋め立て問題へ、いろいろ取りざたされてきた、それらをニュースで知るたびに胸にざわざわと波が立つような気がした、
それほど沖縄に思いを寄せながら何も書かなかった(書けなかった)理由らしきもの、それは、書くならば正確な事実と確かな状況把握に基づいて書きたいから、というのが一つの大きな理由、
それは膨大なニュースの中から一つ一つ事実を取り上げ積み重ねていくという重く限りない時間を要する仕業となる、その作業に、今のぼくは体力がもたないことがまた別の、かといって無視できない大きな問題、
ならばぼくと同じ観点からものを書いてくれる世の識者の意見を紹介することに(たぶんコピペで済むはずの比較的楽な作業となるはず)、努めたほうが、より良い
そして、そのコピペで済むだけの話を、ここで披露することへのためらい、
それらが複合的に噛み合わさって、結局何も書かなかったわけだ、
70年代の学生運動の末端をかじったぼくは、仰々しいスローガンや、声高く反戦を訴えることに、それが時には必要なことだと熟知していながら、ただそれだけでは力にならないことをわきまえている年齢になった
それら聲高なもろもろは、大河の上を流れていく木の葉のようなもの、本流の力はもっと深いところを静かに流れていくものなのだろう
安保法制の問題をめぐり、専門家である憲法学者だけでなく、国会議員が、主婦が、女子大生が、老人が、医療従事者が、弁護士が、そしてもうすぐに選挙権をもつであろう高校生までもが反対の声を挙げている、
戦後70年の今年といわれている、
70年が節目ではなく、69年も71年もそして75年も、二度と戦争を繰り返してはいけない節目であることに間違いない、
普天間だけでなく沖縄のあらゆる場所から、日本のすべての土地から異民族であるアメリカの軍事基地の撤廃を、
夢でなくぼくはそう思っている、
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