明日も出張、、
茨城県潮来市、この前と同じ場所、
ぼくらが泊まっているホテルは、昔は栄えたホテルだったらしいのだけど、潮来市の市としての地盤沈下と一緒に、すっかりさびれてしまった、、
このあたりは昭和40年代に栄えた街、昭和という時代が去って早何十年、
往時を偲ぶ人さえ東京にはいないのかもしれない、、
出張の楽しみは、夜の食事と酒、
ちょっと飯でも行きますか?
と誘われて、飯なんか一回も食ったことがない、結局は酒、酒、酒の、男の世界を生きてきた、、
楽しみにしている酒の世界が、この地盤沈下街ホテルのせいで、近所に飲む場所が少ない、
少しお高めの割烹があるけど、若い人たちは一晩にちょっと飲んで5000円も払う気がしない、
で、最近は現場仕事が終わると、一同そろって大型スーパー店に行き、夜食、次の日の朝食をめいめい買うことにしている、、
コンビニで買う缶コーヒー一本125円が、そこで買えば88円、
どちらが得なのか、子どもでもわかる計算、、
宿にもどり部屋で落ち着き、いや、落ち着かない・・、
外に出て飲みに行った、、
みかけたのが花火屋さん、花火専門の店、
びっくりした、
この街に、ある意味こんな流行らない場所で、花火専門店がある・・、
こんばんわー、こんばんわーと、いくら問いかけても誰も出てこないし・・、
やっとでてきたおばさんは、ぼくの顔を見て慌てたかのように店の奥に身を隠すし・・、
次にでてきたおじさん、、
「なんでしょうか?」 (花火しか売ってないんだろう、花火を買いに来たのに決まってるし・・)
「んー、花火を」
「・・・、」
「あのー、花火が欲しいのですけど」
「あーー、はいはいっ」
さあー、それから花火の説明が・・。途絶えることもなく約20分、
なので買いました、価格にしておおよそ3000円、
そんなに花火を買ったのは生まれて初めてです、奥様(どの奥様。。)、
線香花火、これは国産なんです、中国製の安い花火は玉ができずにすぐ落ちますけど、これは必ず玉ができて、あのパチパチが楽しめます、、
見たら、熊本県製品じゃないか、
一袋10本入りで、370円、値段なんか問題じゃない、買うでしょ、、
今夜、マンションのベランダに水入りのバケツを持ち出して、線香花火を上げた、
上げたというのか、線香花火なので下げた、、
で、なにが面白かったのか、
家人と次男と、少し早い「冬の花火」に大盛り上がりだったという、お話なのだ、、、
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