2012年4月28日土曜日

今日はこんな歌をきいている




曲がりくねったことを一生懸命やる!
世間的には真っ当でないことを、真剣にやる、

人が働いているときに、どうやって遊べば楽しいかなあ、と考え
人が地面を見つめるときに、海の向こうを見ている、
心はここになく、
子どもにも妻にも孫にも、心はここになく、

ずーーっっと、海の彼方をみている。。


もちろん、犯罪者でなく、だから当たり前のようにアウトローでもなく、
善良な納税者として、人に会えば腰を曲げ、礼儀正しく、挨拶もちゃんとでき、
しかし、心にはいつでも毒をもち、人の不幸を嗤い、噂話に聞き耳をたて、

嫁の悪口を言い、孫の自慢をし、、、、この辺から意味不明になるのだなあ


そんな人に興味があるかもしれない、のだなあ

2012年4月23日月曜日

深刻な不況

今に始まったことではないと、承知しながらあえて・・、

ぼくがお世話になっている電力関連の現場において深刻な不況の嵐が吹き荒れている、
4月1日以来まだ一日も仕事がない部署が多数ある、のだ、

親会社の子会社ともいうべき会社にまず仕事が下りなくなった、
親会社に例年おりてきた研究予算の4割が一律カット、その影響で子会社に回す予算がなくなり、なるべく親会社内で仕事をこなせという社長訓示があったのだとか、
(実際には訓示でなく、そういう内容のメールが各部署の責任者に届いたらしいのだが)、

当然、子会社の予算は大幅に削られ打ち切られ、その子会社から仕事を貰ってきた孫会社、ひ孫会社には一切、仕事が、当然お金が回らなくなった、

ぼくの場合は、そこ以外にいくつか現場を持っているので、なんとか急場をしのげそうなのだが、それでも現実的にはかなり厳しい事態が予想される、、

まして、30年以上もそこで専属的に働き、他に営業エリアを持たなかったA社、B社に深刻な影響が出ている、

まずA社、
現在居る正社員に社長より通達が出され、月給制の廃止と同時に日給制の導入が発表されたとか、
日給制も、会社に行けば毎日お金が出るという日給制でなく、実際に稼いだ日数に応じた額が支給される日給制、、

つまり、仕事があれば、その出勤に応じた額が支給される、仕事がなければ一円も出ない日給制なのだ、
早い話が日雇い、


また、それまで時給3千円で働いていた契約社員の時給を一挙に1千円に下げたとか、
一日働いて7千円(昼休みの一時間は差し引くからね)、
それでも無いよりはましと、働き続けるのだとか、50歳の年齢を超えた契約社員にはそこを辞めて他で働く場所も見つけられないと、諦めているのだろうか、、

仕事がないからこそ、働きたくても働けない状況なのに、稼げないのだから給料は出ない、という、、
こんなの、会社でもなんでもない、正社員の権利もヘッタクレもなんにもないじゃないか、

同じような制度?をB社も真似したのか、4月から月給制でなく日当制になったときいている、
仕事は自分で見つけなさい、見つけて稼いだ金額のうち5000円を納めれば、どんな仕事をしても会社は認めるから、とまでいわれたと、そこの若い社員からきいた、

社会保険も厚生年金から国民年金になり、これはもう、不況とかどうとかの話ではなく、
会社崩壊なのだ!
会社崩壊は社会の崩壊につながらないか?!

東京電力福島原発の未曾有の大事故の影響は、ただ高濃度の放射能を海に山に畠に町に村にまき散らしただけでなく、ぼくの周りで危機的な雇用不安を、現実的な就労困難を生み出すところまで達した、

これまで一緒に働いてきた、Sくんや、Mくん、顔を見ないけれど、どうしているのだろう、
まだ24歳と若いMくんならなんとかなるのかもしれないが、娘二人がやっと専門学校を卒業したよ、ずいぶん学費に取られたと苦笑していた47歳のSくん、

どうしている、何を考えている、、






2012年4月18日水曜日

Robert Doisneau

ロベール・ドアノー氏、フランスの写真家 (1912年4月14日 - 1994年4月1日


東京・恵比寿ガーデンプレイスにある写真美術館にて、氏の写真展が開催されているというので行ってきた、会場へたどりつくまであいにくの雨天で傘をさして恵比寿駅から徒歩、、
見終わったあとで、JR恵比寿駅から地下を通り抜け会場まで行けることがわかった、
まあ、そ、そうだよね、


最近まったく偶然に名前を知ったくらいの浅い知識しか持っていなかった彼なのだが、行ってよかった、
氏の写真を見てよかった、と思っている、


作品の何枚かをアップしておいたので、そちらを見て欲しい、












パリで撮影されたと思われる子どもの写真、キスをしている若いカップル、いずれもモノクロ写真なのだが、白と黒だけの写真の中から温かみ、人の肌の温もりのようなものが伝わってきそうじゃないか、、
併設されていたショップで、何枚かの葉書になっている写真と、写真集を買った、


考えたら写真集を買うのは生まれて初めてのこと、その意味でぼくにとっては記念すべき写真集なのだ、
宮沢りえ嬢や杉本彩嬢の写真集でなくて、ロベール・ドアノー写真集を初体験の相手に選ぶ自分の感性に安堵している、



2012年4月10日火曜日

タレント

talent 《生まれつきの》才能、天分、《特殊な》すぐれた才能、手腕、知能
※リーダーズ英和辞典初版 研究社

昨今目にする我が国の、いわゆるタレントたちや、マスコミによるタレントという言葉の取り上げ方に、前から疑問をもっていた、
歌手でもなくスポーツ選手でもない、まるで取り柄の見えない、また親の七光りを背負っているだけの、才能も天分も何も感じられない多くの日本の<タレント>たち、
それらの存在を、呆れて諦めて苦々しく横目で眺めていた、

タレントの対極にあるべき無知や無恥を堂々と武器にし渡りあるく「おバカ」タレントなるものまで登場するようになって、既にかなり久しい、

他人のことをとやかく云えるほどの才能も特技も持ち合わせていないぼくだけど、タレントというからには、何か才能を感じさせる存在、他にない何かを持っている、そのようなものが求められるはずなのになあ、と常々思ってきた、

他との相違点が、あまりにも常識に欠ける、義務教育レベルのこともよくは理解していない、そのことを小利口な進行係、MCというのか、それがイジル、
そして、笑う、嗤う、会場も一緒になって嗤う、いったい何がそんなに楽しいんだい

テレビで極たまに取り上げられる珠玉のような番組は、多くドキュメンタリーに限られ、ドラマ、歌、バラエティなどなどに見るべきものは皆無といってよい今の現状、、

本当の意味でのタレントたちは、目に触れない何処かの場所に潜伏しているかのようだ、、

そうした潜伏中の、真の意味でのタレントたちに光をあて、才能を開花させ、地下に潜っている才能を発掘する、そのための場所とチャンスを提供する、
そうした番組が実は世界のあちらこちらで放映されている、
アメリカで、イギリスで、中国で、韓国で、ブラジルで、タイで・・、

天使の歌声と称された6歳の少女コニーさんや、スーザンボイル嬢の登場はそうした番組から発見発掘されたものだった、、

今日、紹介したいのは、その中の韓国版番組で発掘された多くのタレント・才能の中の一つ、、

ハングルはわからなくても、英語の注釈が画面を流れるので、発見されたタレントの事情なるものがいくらかは把握できる、
会話が主の簡易な英語なので、画面を見ながらでも理解することが可能なのだ

この動画を見ながら、22歳のこの韓国人青年、チョイ・スン・ボンさんの歌を聴きながら、一度ならず二度までも泣けてきて、なぜなんだろうと、自分でもわからないまま、この文章を綴っている、

”ただぼくは他の人のように<普通>になりたかっただけ
歌はうまくないかもしれないけれど、歌っている時だけ、別の人になっているかのようだった”

以下、下手を承知で和訳を、、もっと上手な訳があったら教えてください、


家族欄が空欄になっているけど、なぜなのかしら?と審査員に問われ、
”3歳のときに孤児院に収容されました”
”5歳のときに、そこで叩かれたことがいやになって逃げ出しました”
”その後、道ばたでガムを売ったり水を売ったりしながら生活してきました
そんな生活を10年間も続けてきました”

だれかと一緒に暮らしたことはあるの?
”いいえ、ぼくはずっと一人です・・・”
じゃあ、5歳の時からずっとひとりで暮らしてきたの?
”はい・・・”
”椅子の上で寝たり公衆トイレの中で寝てきました”

学校へは通ったの?
”いえ、GED試験で小学校と中学校の卒業資格を得ました”
”高校がぼくが初めて通った学校です”

それでは歌を聴かせてください




こういう才能「タレント」にこそ、もっと光を、もっと機会を、もっと広く、もっと多くの人の眼に、、
すごい才能が、本物の才能が世には埋もれているのだなあ・・・、、





2012年4月9日月曜日

句会

昨日は4月の句会の日、新人の方(男性、63歳)の入会があった、
出席者だけでなく、遠方であったり高齢である理由から、会場まで来られない投句だけの方もいて(欠席投句とよぶらしい)、集まった人数以外の俳句も毎回25句ほど投句される、

それらを全部(昨日の句会では80句)、自分のノートに書き写し、自分が良いと思った句を8句選んで公開する、その書き写す作業がなかなか大変なのだなあ、

会員相互に選びあい、自分の句を何人が選んでくれたのか、その数を競って楽しむのが句会なのだが、選ばれなかったといってその句が悪いとか下手だとかということではなくて、感性の違い、内容認識ができない(知らない、わからない)ことから、選句から漏れる句も多いときいた、

作句も選句も、その人の力量と同じものになるのは当然のこと、
初心者はどうしてもわかりやすい初心者の句を選ぶし、熟達者はやはり熟達者の句を選びがち、

そんなことから、昨日初めて参加された方の句は一句も選ばれなかった、
「ぼくも最初はそうでしたよ、だから気を落とさないで次回も来てください」
と、先輩会員から話しがあって、会場は温かい拍手に包まれた、、

ぼくの句には

花降るや被災児童のランドセル に 5点

春うらら土日に丸つくカレンダー に 2点

席題 「花曇」

素足見ゆ紅の小袖や花曇 に 1点

合計8点をいただいた、感謝感謝


写真は、昭和記念公園の1シーン、
せっかく撮ったのでPCの肥やしにしておくのももったいないので、ここにアップするのだ(笑)

しかし、ぼくのデジカメの記録メディアは、CF(コンパクトフラッシュ)の4GBなのだが、
サイズをL、画質を最上級のFineにしても、400枚以上撮影可能、、
フィルムカメラの時代には、いつも24枚撮りフィルムを一本いれ、予備としてもう一本持ち歩いて撮影していたのだが、予備に手を付けることはあまりなかったように記憶している、

それなのに、デジカメでは400枚以上撮すことが可能な時代になってしまった、
なってしまったと嘆くかのように書いているのは、24枚撮りの頃の習いがいまだに身体から離れないで、24枚以上を撮すことがないからだ、

そんなに撮れないよ-、というのが率直な感想、

それならば、4GBと値段も高く容量も多いメディアを買わないで、もっと安い1GBにすればよかったと思うけど、あとの祭り・・、なのだなあ と詠嘆。。





足元のタイルが綺麗に装飾されていたので、撮ってみた、
そういえば、ここのトップ画面に採用している画像も、いつも使っているバス停近くの地面、
地面が好きなのか、足元を撮ることも多い、

よく下を見て歩いているせいか、なにかと拾いものも多い・・、
携帯ストラップ、ハンカチ、折りたたみ傘、そんなものをつい拾ってしまう、
ハンカチは、高そうなブランド物も何枚か(3枚)拾った、、
子どもの頃、トウキョウの下町では、地面から拾い上げる行為を「拾い乞食」と呼び、バカにしていたのだが、、、



2012年4月8日日曜日

国営昭和記念公園

JR立川駅まで自宅からおおよそ一時間、
東武東上線、武蔵野線、中央線と乗り換えの回数は多いものの、こちらの線を利用すると新宿回りより長閑な景色を眺めることができる、

立川駅前に設置された案内板を見て、目的地の昭和記念公園の位置を確かめる、
春用の登山ズボン、薄手のフード付きジャンパーを着ていったのだが、天候のわりには風が冷たい、

春だというのに北風にあおられ~♪

公園は有料で、大人は一人400円、シニア(65歳以上)は200円なのだが、まだそんな歳ではない、
400円を払い園内へ、



国営というので、どこが管理しているのか気になって調べたら国土交通省の管轄だった、
お堅いイメージがある省(そうか?)なのだが、園内に飲食物の持ち込みは自由だし、予約制なのだがバーベキューもできるし、レンタサイクルもあってかなり自由度が高い、
千葉にあるトウキョウディズニーランド(まだ一回も行ったことはないけど)よりも、よほど良心的に思えた、


訪れた目的の最大、桜見物は肌寒い気候のせいなのか、二分三分咲きがほとんど、
少し落胆した、
ただどの桜の下にも、学生らしき若い人たち、家族連れ、年配者だけのグループと、何グループも集っていて、それぞれの流儀で花見を楽しんでいるように見えた、

こちらはといえば、花の下に座ることもなくただただ広い園内を歩き回り、桜見物のための移動に終始、、
一時間以上も歩き回って草臥れた(くたびれたと書くよりも、こちらの草臥れたは、疲れて草の上につっ伏す感じが出ていてわかりやすい、高田渡のあの歌を思い出した)


歩いていると、目の前の景色に関係のないことまで、いろいろ浮かんでくるのだなあ、、





北風なのか、その後も肌寒いまま暖かくならないので、園内のすべてを見回ることはかなわなかったが、早々と帰宅することにした、

そうそう園内にはレストランも設置されていて、そこで焼かれたパンや、パスタなども売られている、
家人はパン二つ(一つ300円)+珈琲、ぼくはパスタのミートソース(900円)を選んで食した、
味は・・・、うちで作るペペロンチーノの方が数倍美味いと感じた程度なので、立川駅に隣接してある駅デパートで好きなものを買うか、自宅から持参することをお勧めする、、

持ち込み自由だからね、お好きにどうぞ、、



2012年4月6日金曜日

孫まご

孫がやってくる、





写真では何度か見たのだけど、生孫は初めて、
比較的早くに結婚をしたのだけど、子どもも早くに生まれたのだけど、その子どもから子どもがなかなか生まれなくて、去年の4月に、生まれたよとの一報が、、

嫁さんの身体が今風なのか、とても細く華奢で、産めるかなあと心配していたのだけど、どうやら無事に出産してくれた、
まずは嫁さんに感謝だなあ・・、

出産は男子が経験できないことでありよくはわからない、
しかし、女子にとってある意味命がけの一大事業、のようなものだとは思っている、
その昔、出産時の異常によって母子とも命を落とした事件も見知っている、

医者がいて設備が整っている場所での出産ならば、そのようなことも今はないのだろうが、それでも産まれるまでは、心安まらない、、

とにかく今日、孫がくる、

ぼくの生命の遺伝子が少なくともあと80年くらいは、この地球上に継続するということなのだろう、
どんな子になるのか、育つのか、
本人の好き嫌いでなくて勝手に存在してしまうのだから、意義のある存在にはなってほしい、

あっ、意義や意味がなくても存在してもかまわない・・、
エライ人間ばかり居てもツマラナイもね、、

ね、ことりちゃん





2012年4月2日月曜日

二億円

行きつけのカラオケスナックで飲んでいて、カウンター越しにママとおしゃべりしていたら、
ママのケイタイが鳴りだした、メールの着信音のようだ、

「ちょっとごめんなさい」というので、しばし沈黙し、ママの行動を見るともなく見ていた、
「あら!」というので、なに?と訊いたら
「お客さんが宝くじに当たって、しかも二億円、今までのツケを払うだって・・」
「ふうん、すごいな」
「ホントかしらね、今、電話してみるわね」

お客に電話、相手がでる・・、
まあやだー、ほんとイヤねー、ママの嬌声だけがこちらの耳に届く、

なんだって?
「まったくどうしようもないわ、エイプリルフール(4月バカ)だってさ (笑)」
「そうなんだ(笑)」

4月1日をエイプリルフールといい、この日限りはおおっぴらにウソをついてもかまわないと、誰がいつどこで決めたのか、ぼくは知らない、

たぶんアメリカの習慣が戦後持ち込まれたものなのだろう、と思う(未確認)、
清教徒の移民を先祖の一部にもつ彼の国は、宗教的な規律にふだん厳格に縛られ、それはそれで集団生活を円滑に営む上で意味をもっていたのだろうけど、あまりにもきつく締めすぎると人はたまらない、
どこかで息抜きを欲しがるものだ、
それが年一回の「ウソをついてかわまない日」の存在理由なのではと、、

遅れてやってきた友人が、開口一番、「まいったよ、娘が自殺未遂でさあ」というのを聞いて、
ママとぼくと思わず顔を見合わせ苦笑してしまった、

どうやらそっちは、本当の話だったらしく深刻であったけど・・、