2011年12月7日水曜日

ノロ

朝日新聞の投稿欄から

野呂さんという読者の方から、ノロウイルスのノロという読み方が姓と同じなので、いじめの対象になっている、ノロウイルスという名前を変えて欲しい、との投稿だった、

大人の世界のことではないだろう、きっと子どものことなのだと思う、
大人が野呂さんのことを、
「ワーイ野呂ってノロウイルスの野呂なんだー 」と、からかわないと信ずる、
日本人の幼児化がそこまで進行しているとは思いたくもないからだ、

子どもの世界は(自分の子ども時代を思い返してみても)、大人が信じているほど、大人が思い込みたいほど、美しくも純粋でもない、

相手の立場とか心情とかを汲み取る余裕も知識もないので、言いたい放題したい放題、
触れて欲しくはない心の傷にまで、どかどか入り込んでいく、
それが子ども、それが子どもの特権、
子どもだから、と許される範囲の中で、大人の守備範囲の中で子どもは人とのつきあい方を学んでいく、
人間との関わり合い方を学んでいく、

お釈迦様の手の平で暴れたあの猿のように、

それが、姓によっていじめ(いじめ?なのか)られるから、世間の通称である病原菌の名前を変えてくれだなんて、そこまでヨワイのかなあ
そこまで、抵抗力がないのかなあ、

世間にはいろいろな人がいる、そのことを十分承知しながらも、その主張は変でしょう、
と、絶対的な自信をもって断言したい自分がいる、

ぼくがおかしいのか、、、

0 件のコメント:

コメントを投稿