2011年12月3日土曜日
増える本
西荻窪の通称「骨董通り」を散策しながら、目に留まるものといえば、骨董店はもちろんのこと、やはり古本屋さん、
あれば入店してしまう、
家人に骨董眺めをまかせ、ある古書店に入り立ち読みすること、数十分、
この時間は気にならないのだなあ、、
中年の男性が店番をつとめる店内にはおだやかなゆったりとした時間が流れているかのようで、棚を散見すると、レコードの解説書、ポスター類、などに力を注いでいると見受けられた、
それらにはあまり興味がないので、他の棚と店前に並べられた均一本の背中を眺める、
店先にあった、日本むかしばなし集一、二、三を3冊まとめて手にした、
3冊まとまっているので、買う気になった、
昔から、童話とか民話とか好きだ、
ほろっと泣いてしまいそうになる民話も数多い、
レコード関係のコーナーで見掛けた「フルトヴェングラー 音楽と政治」クルト・リース著も購入、
カラヤンの前のベルリンフィルの常任指揮者だった彼、
ナチスに利用されたことが原因で、戦後一時期音楽界から隠遁をよぎなくされた彼、
魔王的だとも表された彼の指揮に、ぼくは強く賛意をおぼえたものだ
他に、小沢昭一さんの「裏みちの花」文春文庫も購入、
表でなく裏と名付け、そこに関心と興味を寄せるいつもの彼がいる、
ネットの通販で、深沢七郎氏の「生きているのはひまつぶし」「言わなければよかった日記」中公文庫を購入、
やっと買うことができたKAWADE夢ムック「武田百合子」天衣無縫の文章家、も購入、
愛読書の一つになりそうな予感が大なのだ、
彼女の文章はあとでまとめて紹介することになる、
多くの文章家たちがみとめ、愛した彼女の文章のどんなところが好かれたのか、
自分なりにまとめて思いを強くしたい、
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