2017年11月30日木曜日

句会

今月は会場の事情から第一日曜日、三日に開かれる、
先月は同じ会場の事情で第三日曜日になったので、句会と句会の間の日数が
二週間しかない、
会員のため息が聞こえてきそう・・・、

兼題が「湯冷め」

今日、なんとか仕上がったので、ここにてお披露目 笑


燗酒の熾火落として店仕舞

抱き合ふて別れし後の湯冷めかな

白息を供に散歩す妻は古希

お地蔵の肩に宿とる寒鴉


百の顔百の粉雪百羅漢


一句目は、長年通った居酒屋が先週土曜日で閉店となったことを悼んだ句
女将とは俳句での付き合いもあり、女将と客以上のお付き合い、だと思っている、

お通しにツブ貝が出たり、彼女の郷里がある北海道網走から時々届けられる、
ならではの産物に、お酒がすすんだことを懐かしむ、

店は閉めても俳句は続けるそうなので、安心しているところなのだ、



2017年11月16日木曜日

言霊

言霊と書いて、ことだま、と読む

古来、言葉には力があると見なされてきた、
励ます力、勇気づける言葉もあれば、呪詛のように、呪い殺す恐ろしい言葉もある


あたし、いつ死んだっていいのよ、
でも、今日はイヤ





そうやって、毎日生きていきましょう!


2017年11月10日金曜日

jo太郎

11月9日夜半 jo太郎が旅立ちました、、、、

18歳でした、

今年に入り、お漏らしをするようになり、老化の兆しが見えていたのですが、
数ヶ月前から、それが一層ひどくなり、小はトイレでするものの、大はなぜかできず、
家のそこら中にするようになりました、

帰宅すると玄関に、廊下に、キッチンにと、それは散らばり
後始末に大騒ぎでした、

この二ヶ月、夜中に徘徊するようになり、普段とは違った別の声、ウオンウオンと鳴くようにもなり
「jo太郎、どうした、みんなここに居るよ」
などと、声かけをしてみたりしていました、

二日前から、立ち上がることもできず寝たきりになり、
鳴くことも、水を飲むことも、食事も、起きることもできなくなりました、

振り返れば、彼の記事が、読売新聞神奈川版に掲載されて、
それが、お店で昼食のラーメンを食べていたぼくの目にとまり、家に電話し、
保護先に連絡をとってもらったのです、

平塚市に彼は保護されていました、

マンション内に一七匹の猫を置き去りにしたまま、ブリーダーが夜逃げしたのだとか、
置き去りにされた、その中の一人が彼でした、

東名高速を車で飛ばし、自宅に連れ帰ったのが、17年前、

最初の二週間は慣れることもなく、部屋の隅からでてきませんでした、

ブリーダーからは捨てられ、一番はじめの里親からは、先住猫との折り合いが悪いという
理由にならない理由で、戻され、
彼にとって、人間というのは、冷たく、まったく無責任な、相手にならない存在だった
のかもしれません、

なんとか、慣れて、jo太郎、jo太郎と、本当に毎日可愛がってきました、

連れ合いも、息子二人もjo太郎が好きで、猫ではなく、一人の個性をもった、同じ哺乳類として、きちんと、対等に、面倒をみてきたつもりです、

性格は、穏やかで優しく、人によく懐き、そしてめちゃくちゃ弱く、しかし食欲は旺盛で、普段はそうでもないのに、モノを盗む時には見違えるように素早い、

連れ合いに甘え、一緒に寝るから早く布団を敷けと鳴く、
階段を上ってくる足音を聞きつけ、玄関で待っている、
頭を直角に、なにかで支えて寝る、
人間と同じ枕で寝るのが好き、
連れ合いと猫語で会話ができる、

そんな猫でした、、、

亡くなったばかりで、カナシイという気持ちが大部分、
でも、ほっとしたという気持ちもどこかにあります、

みんなが看取る前で、何度かの痙攣を繰り返し、静かに息を引き取っていきました、

火葬してもらい、お骨は返してもらうことにしました、
連れ合いの妹が山形に住んでいて、庭に桜の樹があるそうです、
その樹の根元に埋めてあげようと考えています、

春になったら、きれいな花が幾つも幾つも咲くことでしょう、、

猫ではなく、同じ哺乳類同士、十数年間同じ道を歩いてきた者同士として、
彼の思い出話に、きっと花が咲くことでしょう。。。




十一月九日夜半猫逝けり


2017年11月8日水曜日

情況

今現在の状態、様子を表すのに、普通は、状況という文字をつかう
なぜか、新左翼と呼ばれた諸君たちは、それを「情況」とつかっていた、

今日は、新左翼の活動家、たぶん、すでにジジーで、70歳とか、それ以上の年齢
なんだろうけど、いまだに、事務所(活動拠点)をもち、公安から目を付けられていて
アメリカ大統領訪日に際し、事務所の家宅捜索を受けたと、ニュースで知って
あー、まだやってるんだ、と おもわず笑みがこぼれた次第、、、

ま、そんなことはどうでもいいわ、

11月6日は、内科診療の日、だった
血液検査の結果 良
白血球の数値も3800と、以前よりさらに上昇し、健康人のそれになってきた

医師から、

血液の数値もよくなっています
腫瘍はいくつかある、のですが、まだ小さいのでこのまま放置しましょう
たぶん、2,3年後、大きくなるので、その時にまた治療ですね、
前回つかった抗癌剤は、また使えそうです、
この病気は、10年、20年と長くつきあう病気なので、

10年後20年後、どうなっているのかというのは、実は誰にもわからないのです、、、

はあ・・・

とてもわかりやすく情況を説明してくれる良いセンセイなのだ、

次は、来年2月の診察となった、
2ヶ月に一回だった診察が少し期間が長くなった、
放っておいても問題はない、と医師が判断したのだろうと、好意的にうけとめている、

たぶん、あたっている。。。