2014年5月22日木曜日

ああ勘違い

車道ボクシング

右ストレート、左ジャブ、右アッパー、左ボディ、
上下を黒色か灰色のジャージーで固め、その上からナイロン製かビニール製のジャンパーを着て、早朝、一人ボクシングをしている若い人をたまに見かける、
ジム内での練習でなくて、屋外、車道で練習しているので、車道ボクシングだとずっと思っていた、

実際には、車道でなくシャドウ、shadow(影)ボクシングだと知ったのはだいぶ後のこと、、
相手がそこに居ないにもかかわらず、居るように意識して、影の相手めがけてパンチを打ち込んだり、相手からの攻撃をよける練習をしていたわけだ、

この手の勘違いをよくする、

ENGLANDではなくて、INGLANDだと覚えていたことがあった、
中学一年生の頃、現在進行形(死語?)のINGを覚えたばかりの頃だった、

「総長賭博」という、任侠映画(ヤクザ映画)の中でも上位三本の傑作に入るといわれた映画を、早朝賭博、だと思っていたこともある、
賭博が好きで好きで、朝早くから、その手の人たちが集まって丁だ半だとやっているのだろうと、勝手に思っていたわけだ、
実際の映画のタイトルバックを見て、間違いに気が付いた、
映画館の中で、つい声を出して笑い、まわりの人から不審な目で見られたようだった、、


この手の記憶違い、勘違いは人を傷つけるわけでもなく、間違ったところで自分が笑われるだけなので、罪がない、
気が付いた時点で直せばすむので、大したことではないだろうと、今でも思っている、

そういえば、最近の映画で、まだ観てはいないのだが、昆虫を主役とした映画が流行っているらしい、
そのテーマソングをよく耳にすることが多い、


蟻の~ままで~♪♪


2014年5月20日火曜日

サクランボと薔薇

バラでもよかったのだけれど、漢字で薔薇と打った方が頭が良さげにみえるみたいで・・、
ただし、書けといわれてもちゃんと書けるかどうか自信はないのだが、、

あまり仕事もなくて、会社兼自宅でパソコン、読書三昧の日々をおくっている、
家にいるばかりで飽きてくるし、身体にもよくないと思い、今日は近くの公園まで散歩、

この時期、4月5月6月7月、お盆過ぎくらいまでは例年仕事の量が圧倒的に少ない、
3月に予算をすべて執行し、4月から新規の予算枠が決まるはずなのだが、まだ一年もあると安心しているのか、なかなか仕事が動かない、

一年通して仕事量と見合った金額を配分し、毎月決まった額の売り上げが見込まれれば経営が楽なのだがと、この何十年も顧客に伝えているのだが、実行された試しはない、
結局、お盆過ぎからの半年間で、一年分の仕事をこなし売り上げを上げることになってしまう、
今は楽なのだが、その分のツケがいずれ回ってくる、、

ぼくが生きている間はずっとこの状態が続くのだろう、、

写真は、マクロレンズで撮ったもの、
花の写真をよく撮るのだが、撮ったあとどうするという予定も計画もなく、ただパソコンのゴミと化している、
風などで動きがあるから、シャッタースピードを早くして揺れを止めようとか、撮す花の一番手前の花びらや雄しべ雌しべに焦点が合うように撮そうとか、そんなことを意識しながら撮ることだけはしている、

その結果がこれなのだが、元の大きさの縦横15%くらいに縮小しているので、迫力はないなあ・・、

いつか花の写真展で、背景をすべて真っ黒く塗りつぶした作画を見たことがある、
なかなか迫力があり、特に蘭の花なんかは妖しさが強調されて力があった、

編集ソフトで塗りつぶしたものなのか黒い背景を花の裏にセットして撮したものなのか、どのようにして撮ったのかと興味があるのはそのことくらい、

サクランボは食用ではないので、甘くもなくただ苦みと酸っぱさがあるだけのものなのだが、成っていれば口にする、
季節感のあるものは基本好きなのだ、、

色が黒いのでアメリカンチェリーの仲間なのだろうと勝手に解釈している、
本場山形で口にした佐藤錦には程遠い、
あれと一緒にしないでよ、比べられた佐藤錦に怒られそうだ、、






2014年5月14日水曜日

診察の結果

12日は1日におこなった検査の結果発表の日だった、

腫瘍の大きさに変化はなく、小さくなったものもあり大きくなったものもあって、プラスマイナスゼロなのだとか、

このままでいきましょう(抗ガン剤の治療はしないで)、と医師からの提案、

この病気が発病して丸6年、
医者が違えば、病院が違えば、治療方法が異なるのは前からわかっていたのだが、以前ここで書いたように、あまりにも真逆な治療方法にとまどっていたり、安堵していたりと、心が揺れ動く、

前の医師は、積極的に抗ガン剤治療を進める人で、年に最低でも3回は服用していた、
5日分で約3万円ほどかかる高価な抗ガン剤の錠剤、苦くて小さなその錠剤をのむと何故か便秘がちになるのだが、少々の便通の不自由さも命には替えられないと、黙々と指示されたとおりにのんでいた、

治療を引き継いだ若い医師は、抗ガン剤治療を勧めないタイプ、
抗ガン剤どころか、放射線の照射をともなう検査にも、(癌の部位に)刺激を与えないほうがよいので、と難色をしめす、

鼠径部にある大きさ3cmほどの腫瘍にも、命に別状はないので放っておきましょう、との診断、
結局、去年4月から始まった新しい治療方針の中、一度も抗ガン剤をのんではいない、

のまなくても、普通の生活を営んでいるし、映画を観たり、デパートにも出かけ、友人と酒をのんだりしている、
もちろん、あれば仕事にも行くし、普通に、まったく普通に、過ごしているのだ、

「あなたの病気に効く薬の開発が2、3進行しています、それが完成したら新しい局面が生まれるかもしれません、生涯治る見込みのない病気なのですが、(癌と)上手にお付き合いをし、少しでも命を永らえるようにしてくださいね」と、言われた、、

10年で半数の人が、15年でほとんどの人が亡くなるといわれたこの病気、
ぼくの場合は、発病して6年なので、10年過ぎたら残り次の壁は15年、
そうすると、計算では、長くて9年くらいかな?

初孫の小学校の入学式には、なんとか参加できそう、
ちょっと安心(笑)

☆次男につきあっている女性ができ、明日もデートなのだとか、
もしかしたら明日、家に連れてくるからと、夕飯の時にいわれた、
相手は21歳、ブラック企業で有名なチェーン店系の居酒屋で働いているのだとか、
お酒を一切飲まない次男、タバコもすわないしギャンブルもしたことがない次男、
そんな次男のどこが良いのか、会ったら聞いてみたいものだ、、、

☆座右の銘 死ぬこと以外かすり傷 というのを見つけた、なるほどなあと、ちょっと笑った、、



2014年5月11日日曜日

久しぶりの句会

今日は、5月の句会の日だった、

先月は主宰が病気のため中止、兼題の「葱坊主」の句他、何句かを作ったのだが披露することはなかった、
今日の句会も、席題もなく、先月中止のままだったので今月用の兼題もなくて、5句すべて自由題で作ることになった、

主宰の罹った病は骨肉腫、足の一部がおかされてしまい、治療としてはその悪い部分を切り取って新たに金属を埋め込むというものらしい、
御年74歳の主宰にとって大変な肉体的負担が予想される大手術になるだろう、
その後のリハビリを考えれば、今後2、3ヶ月は出席できないのでは、、

本人は、松葉杖を突きながらでも出席したいと副主宰に話したらしいのだが、この際しっかりと休養し、何ヶ月かかってもかまわないのでちゃんと治してそれから参加すればという、会員全員の意志を伝えて貰うことにした、、

もう一人の仲の良い会員は54歳、胃癌、食道癌、咽頭癌が発見されて、今月20日くらいに手術が予定されている、
肝臓の一部にも転移が認められるとかで深刻な結果が予想される、

胃癌のため胃の全摘出を行い体重を20kg以上減らしながら今でも参加してくれている82歳の方もいる、

男性なのに乳房が大きくなって乳癌ではないかと危惧されたのだが、服用している薬の副作用だとわかりほっとしている74歳の人、
涙が止まらないので、句を筆記することができなくなりしばらく句会を休んでいる73歳の女性、
血液の癌におかされている僕をはじめ、今、我が句会は満身創痍状態なのだ、

生活にゆとりがあり、時間にも暮らしにも追われることのない、いわば特権階級の手慰みであるかのような一面も持つ我が国の俳句界、
それは俳句誌のトップを飾る、結社30周年記念パーティやら、句集出版記念謝恩会に参加されている紳士淑女たちの服装やら衣装が写し出された写真やら、その会場をみればわかる、

新宿京王プラザホテルしかり、帝国ホテルしかり、お金持ちの匂いがぷんぷんする場所での催しなのだ、、

そんな方々が生み出す花鳥諷詠の句が悪いとは思ってはいないのだが、それだけに終始する句なら僕には縁はない、

日雇い労働者たちが、日々の厳しい労働環境の中から詠み、句集となって結実したあの「車座」、
それに感動したというその気持ちをまだ胸の中心に据えているのなら、たとえ癌になろうとも、たとえ生還の見込みのない死病に罹ろうとも、そこから生まれる句もきっとあるはずなのだ、

肩に力を入れないで、粛々と淡々と日々を過ごしていければいい、
そんな思いで句作を続けていこうと思っている、

☆5月8日は初孫の3回目の誕生日、本人とその妹に、可愛らしいと思った服を贈った、
とても気に入ったからと、さっき電話をもらった、

ありがとう、と小さな声が電話を通して伝わった、

また今日、熊本からメロンとデコポンが届いた、

そんな日常の、決して大きくはない積み重ねの中で、ぼくは元気を貰っている、
予想できるあまり長くはない残りの時間、できれば、楽しいことだらけで過ごしたいものだ、

などという、年寄りじみた感想をもってしまった今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか(笑)





歌は、予襲復讐  by マキシマム ザ ホルモン
歌詞が好きなのだ、

中2、中2以下亮の脳~~♪ 亮というのはバンドのリードギターの名前、
ドラム担当の女性とは兄弟姉妹の関係、、











2014年5月1日木曜日

浜離宮

休日を利用して新橋から徒歩10数分にある浜離宮恩賜公園まで出かけた

ここは、今から55年前に行ったことがある公園、
水上バスの発着場があり東京湾を経由してお台場、浅草につながっている、

昔、訪ねたとき、公園に備えてあるベンチの上で、昼間だというのに見知らぬ男女があからさまな営みをしていて、そばを通りかかったぼくの目にもその光景は飛び込んできたのだが、何をしているのか当時のぼくには理解できなかったことを記憶している、

ただ一緒に行った自宅近くに住むおばさんが、子どもの目の前で何をやってるんだいと、かなり怒りを露わにして、営み真っ最中の男女を叱り飛ばした、
葛飾区という下町出身のおばさんは口も気性も荒く、他人といえども目に余る行為に対しては遠慮無く真っ当に怒るのだ、

そんなことと浜離宮という名称が下半身的にぴたりと合い、あまり行きたいとも思わない公園だったのだが、あれから数十年、本当に久しぶりにでかけてみることにした、

園内には外国人の、おそらくツアー客なのだろう、スペイン語を話す集団も20人ほど散策していて、その後尾に付いて回る格好になってしまった、

どうして外国の女性たち、おそらく中南米出身の女性たちだと思うのだが、身にふりかける香水の量があれほど大量なのだろう、
後尾に位置していたと思ったら別の同じような集団にも近寄られてしまい、前と後ろ両方を囲まれた格好になってしまったその両方から鼻を押さえたくなるほどの香水の臭いが塊となって襲ってくる、
体臭を消すためなのか、民族的な習慣なのか、どちらにしても普段そういうものとは縁がないぼくと連れ合いには、日本庭園にそぐわないその臭いに大いに閉口した、、

そこから浅草へ、
行きつけの食器屋で、ご飯茶碗を一碗買い、帰宅、
浅草から上野を出てアメ横を見てみようかという元気もなく、まっすぐ帰ってきた、







タンポポは、ニホンタンポポの一種、おそらくカントウタンポポだろう、
西洋タンポポに押され、今ではあまりみかけなくなっしまった、
浜離宮ではなぜか目にしたタンポポのほとんどがニホンタンポポであり、ある場所では群生を作っていた、
嬉しい光景だった、

ニホンタンポポがんばれ!!