昨日と今日の二日間、税務署の調査が入り、立ち会いということで会社(自宅兼用)から出られない、
調査は朝10時から夕方4時まで、
今日もその時間帯となる予定なのだが、昼に終わる可能性と、夕方までかかる可能性と五分五分、
30を少し過ぎたくらいの若い税務署員は、調査の間、比較的よくしゃべってくれるタイプの人物で、高校時代に柔道部に所属していたのだとか、
元柔道部がなぜ仕事として税務署職員を選んだのか訊いてみないのでわからないのだが、彼なりに考えるところがあっての職業選択だったのだろう、
もちろん売り上げなどをごまかしてはいないし、悪いことは何もしていないので胸を張って対応できるのだが、消費税が値上げされたことによって、5%なのか8%なのか、仕切りが微妙な時期があり、そこを追及されることにはなるのかもしれない、
うちの決算の締めは11月末なので、、
8%の消費税、来年10月にはさらに2%の値上げが確定し10%となる、
増え続ける健康保険料に対応するためだとか、年金の安定的支給を目指すとか、耳障りのよい言葉を並べ続けて、増税にgoサインを出した、自民党公明党、それに手を貸した民社党、
二大?政党と、それに追随する虎の威を借りる狐のような宗教政党、、、
といつもこいつも同じ穴のムジナ(狢という動物には申し訳ないのだが)に見えてくる、
8%に上がる前、増税対策に備えてトイレットペーパー(12ロール)を10個、生理用品を10箱まとめ買いし、カート4台を連結させて押していた若い女性をスーパーで目撃した、
上がる前のまとめ買いくらいしか思いつかない彼女の文字通りの若い知性を笑う気はないのだが、数々の無駄なモノ造りや公共投資と称しての不必要な道路工事ダム建設などで国家財政を散財してきた施政の責任者たちを追及するというところに何故目が行かないのか、
自分にも言い聞かせるつもりでこれを書いている、
ぼくのアホ頭で何を考えてもあまり世間に及ぼす力は生まれてこないし、自民党は金持ちの味方、共産党は貧乏人の味方という短絡的な図式くらいしか思いつかない、
公明党はというと、庶民の味方の面をしながら、自民党単独では成し得ない数々の悪法成立に手を貸してきたというこの党の路線からして、とてもとても庶民の味方などとはいえない、
保守政党の補完勢力くらいの役回りが精一杯のところだろう、
政局を左右させるだとか、自民党が悪い方向に向かわないように内部から見守るなどというこの党代表のコメントを読んだことがある、
本人たちはそう思っている、思いたいと願っているのだろうが、外から見ている限り、選挙時の集票力だけをあてこんで自民党に取り込まれている哀れな宗教団体にしか見えない、、
かつて存在した”労働者の味方”面をした民社党が、実質のところ、経済団体の提灯持ちに終始し、つねに経営者側の代弁者であり、労働者の根本的な利益にあらゆる面で反していたということと酷似している、
まとめ買いをした若い女性、使用量の一年分くらいは買い込んだのだろか、
10%に上がる前に、また8%消費税でまとめ買いをするのだろうか、
そこが少し気になる今日このごろなのだ、
んんーーーー、、、
2014年4月25日金曜日
2014年4月16日水曜日
友だちの母のこと
進行性胃癌、それは食道にまで拡がり、もし手術をするのなら、胃と食道とその両方を切除し、大腸を切り取ってそこに埋め込む大手術になるからね、と医師から言われたそうだ、
治療を諦め、穏やかな死を迎える準備をすることも選択肢の一つになりそうだ、
彼の父親は三年前に他界し、いま実家には彼の母が一人で暮らしている、
父も母も元教員で、退職金にも年金にも恵まれ生活には困っていないというのだが、息子の病状を憂える母の心境は他人には計り知れないほど不安と苦痛に満ちたものだろう、
その母の遺言は、わたしが死んだらお父さんの骨と一緒に粉にしてどこかに撒いて欲しい、というもの、
亡くなったご主人を心から愛していたのだろう、
見かけは仲が良さそうなご夫婦なのに、妻が死ぬ最後の言葉として子どもたちに託す願いが、お父さんと同じお墓には入れないで、というものだったり、夫の退職と退職金の入金を待って離婚する夫婦の存在が、漫画的存在でなく実在する昨今であることを、ぼくは知っている、
そんな時代に、亡くなった夫の骨と一緒に混ぜて粉にして、と頼む彼の母親、
ぼくのうちはどうなんだろう、、、
おふくろより俺が先に逝きそうだよ、
どこか遠くを見つめながらそう話す友だちと、昨日もいきつけの居酒屋で酒をのんだ、、
治療を諦め、穏やかな死を迎える準備をすることも選択肢の一つになりそうだ、
彼の父親は三年前に他界し、いま実家には彼の母が一人で暮らしている、
父も母も元教員で、退職金にも年金にも恵まれ生活には困っていないというのだが、息子の病状を憂える母の心境は他人には計り知れないほど不安と苦痛に満ちたものだろう、
その母の遺言は、わたしが死んだらお父さんの骨と一緒に粉にしてどこかに撒いて欲しい、というもの、
亡くなったご主人を心から愛していたのだろう、
見かけは仲が良さそうなご夫婦なのに、妻が死ぬ最後の言葉として子どもたちに託す願いが、お父さんと同じお墓には入れないで、というものだったり、夫の退職と退職金の入金を待って離婚する夫婦の存在が、漫画的存在でなく実在する昨今であることを、ぼくは知っている、
そんな時代に、亡くなった夫の骨と一緒に混ぜて粉にして、と頼む彼の母親、
ぼくのうちはどうなんだろう、、、
おふくろより俺が先に逝きそうだよ、
どこか遠くを見つめながらそう話す友だちと、昨日もいきつけの居酒屋で酒をのんだ、、
2014年4月13日日曜日
友だちのこと
自分も歳を経ってきたので、友人たちも歳をとってきた、
もう三十年もつきあっている飲み仲間のひとりが、数ヶ月前から、脇腹が痛い脇腹が痛いと訴えていた、、
若い時には、一晩にバーボンのボトルを二本もあけるほどの酒豪だった彼、
会社を興し、それがうまく軌道に乗り、景気の良かった頃には一軒のスナックの支払いだけで月に70万円ほどだったとか、
銀座ではなく、ここ成増での毎月70万円を超える散財、どのくらい酒を浴びたのか想像ができるだろうか、、
あまりにも痛みが激しく、またある日、真っ黒な便が出たのがきっかけとなって、病院嫌いで通っている彼も国立埼玉病院へ診察を受けに行ったのだとか、
胃潰瘍か十二指腸潰瘍の疑いがあると、診察時に言われたのだが、その後の精密検査の結果、胃癌であることが判明した、、
かなり進行していて食道の方にまでその腫瘍範囲が拡がり、おそらく他の臓器にも転移があるでしょうとの診断、
入院し手術をすることになった、
その入院日が決まるのが明日、4月14日、
飲み仲間であり将棋仲間であり俳句仲間でもある彼、
温厚な人柄から誰からも好かれる彼、
どんなに酒を飲んでも声を荒げることなど一切なく、怒った顔を見せたことがない彼、
食道ばかりでなく一部リンパ節にも転移が認められると診断を受け、気落ちしているだろうと思って、お茶でもしようかと会ったのが、金曜日の昼、
「好きなことをしてきた結果なので、覚悟はできている、
死ぬことがこわくないといえば、それはわからないけど、これだけ酒を飲んできたのだから、まあ仕方が無いかな」
60歳にはまだ数年ある若い彼、
彼の母親はまだ健在で、彼のことが気ががり気がかりで、来なくていいからと言うのに診察のとき病院まできたらしい、
母親には二度ばかり会ったことがある、
穏やかで上品な老婦人だった、
この母親だからこそ、あの彼が育ったのだなあ、そのことが十分納得できた、、
年老いた母親よりも先にいくなよ、それが一番の親不孝だぞ、
そんなとりとめの無い繰り言に、ただ笑顔の彼だった、、、
もう三十年もつきあっている飲み仲間のひとりが、数ヶ月前から、脇腹が痛い脇腹が痛いと訴えていた、、
若い時には、一晩にバーボンのボトルを二本もあけるほどの酒豪だった彼、
会社を興し、それがうまく軌道に乗り、景気の良かった頃には一軒のスナックの支払いだけで月に70万円ほどだったとか、
銀座ではなく、ここ成増での毎月70万円を超える散財、どのくらい酒を浴びたのか想像ができるだろうか、、
あまりにも痛みが激しく、またある日、真っ黒な便が出たのがきっかけとなって、病院嫌いで通っている彼も国立埼玉病院へ診察を受けに行ったのだとか、
胃潰瘍か十二指腸潰瘍の疑いがあると、診察時に言われたのだが、その後の精密検査の結果、胃癌であることが判明した、、
かなり進行していて食道の方にまでその腫瘍範囲が拡がり、おそらく他の臓器にも転移があるでしょうとの診断、
入院し手術をすることになった、
その入院日が決まるのが明日、4月14日、
飲み仲間であり将棋仲間であり俳句仲間でもある彼、
温厚な人柄から誰からも好かれる彼、
どんなに酒を飲んでも声を荒げることなど一切なく、怒った顔を見せたことがない彼、
食道ばかりでなく一部リンパ節にも転移が認められると診断を受け、気落ちしているだろうと思って、お茶でもしようかと会ったのが、金曜日の昼、
「好きなことをしてきた結果なので、覚悟はできている、
死ぬことがこわくないといえば、それはわからないけど、これだけ酒を飲んできたのだから、まあ仕方が無いかな」
60歳にはまだ数年ある若い彼、
彼の母親はまだ健在で、彼のことが気ががり気がかりで、来なくていいからと言うのに診察のとき病院まできたらしい、
母親には二度ばかり会ったことがある、
穏やかで上品な老婦人だった、
この母親だからこそ、あの彼が育ったのだなあ、そのことが十分納得できた、、
年老いた母親よりも先にいくなよ、それが一番の親不孝だぞ、
そんなとりとめの無い繰り言に、ただ笑顔の彼だった、、、
2014年4月6日日曜日
桜
今年初めての桜の花見、
東京は大都会という顔をもちながら、桜の花見で有名な場所があちこちにある、
浅草の大川(隅田川)端もそうだし、新宿御苑、皇居内北の丸公園、吉祥寺の井の頭公園もいいな、
毎年、この時期になると桜をみようと、どこかへ出かけていくのだが、今年は近場ですませ練馬区にある光が丘公園まで、
花を愛でることもそうなのだが、デジカメ撮影に気持ちがはいっているので、久しぶりに一眼カメラを取り出し、バッテリーのチェックをすませたり、動作の確認をしたりして心うきうき、、
もう一方の趣味に海釣りもあるのだが、釣ることよりも前の準備、仕掛けを作ったり道糸を巻き直したり、天候や潮の時間を調べたりだとか、そちらの時間の方も愉しいこと愉しいこと、、
行為そのものもだが前戯も、、いや、なんでもない、、
今年初めて訪れた光が丘公園は、例年とは違ってたくさんの屋台が出ていた、
この公園は都立なので、東京都が出店を認可したのだろう、
各地や各国のさまざまな食に出会え、腹を満たす分には便利だし楽しいのだが、人出の多さに辟易する、、
目には見えない埃も大量に舞っていることだろうし、心ない人々があちこちで落としていく割り箸や包装紙がゴミとなって、花見の興を削ぐことはなはだしい、
出店のことを知らなかったので、昼にネパールカレーの大きなナンを食べてしまった腹には、もう何も入らない、
だから余計に人の多さが邪魔だと感じたのだろう、、
東京は大都会という顔をもちながら、桜の花見で有名な場所があちこちにある、
浅草の大川(隅田川)端もそうだし、新宿御苑、皇居内北の丸公園、吉祥寺の井の頭公園もいいな、
毎年、この時期になると桜をみようと、どこかへ出かけていくのだが、今年は近場ですませ練馬区にある光が丘公園まで、
花を愛でることもそうなのだが、デジカメ撮影に気持ちがはいっているので、久しぶりに一眼カメラを取り出し、バッテリーのチェックをすませたり、動作の確認をしたりして心うきうき、、
もう一方の趣味に海釣りもあるのだが、釣ることよりも前の準備、仕掛けを作ったり道糸を巻き直したり、天候や潮の時間を調べたりだとか、そちらの時間の方も愉しいこと愉しいこと、、
行為そのものもだが前戯も、、いや、なんでもない、、
今年初めて訪れた光が丘公園は、例年とは違ってたくさんの屋台が出ていた、
この公園は都立なので、東京都が出店を認可したのだろう、
各地や各国のさまざまな食に出会え、腹を満たす分には便利だし楽しいのだが、人出の多さに辟易する、、
目には見えない埃も大量に舞っていることだろうし、心ない人々があちこちで落としていく割り箸や包装紙がゴミとなって、花見の興を削ぐことはなはだしい、
出店のことを知らなかったので、昼にネパールカレーの大きなナンを食べてしまった腹には、もう何も入らない、
だから余計に人の多さが邪魔だと感じたのだろう、、
2014年4月1日火曜日
散骨の白く輝き木の芽雨
板橋区春季句会、席題が「木の芽(このめ)」
散骨の白く輝き木の芽雨
自信があった句に一点も入らず、その場で作った句に、俳句連盟会長から地賞をいただいた、
わからないものだ・・・、
他の句にも何点か入り、全体で17位だった、参加賞と500円の商品券をもらった、
今は俳句即(つ)いている、
アル中の友人が、やっと病院に行く気になり、診察の結果、即入院を、だったらしい、
それを断って通院でなんとかと頼んだのだが、医者が「通院では治療に限りがある」と、、
4月の10日に、入院の日程が決まる、
飲まないと手が震え文字も書けない友人だった、
句会では書くことが多いので、句会の前には酒が置いてあるコンビニ店に立ち寄り、数本の酒を呷ることで、手の震えを抑えてきた彼、
結局のところ、酒を飲まない、酒を断つことになるのだろう、
一晩にバーボン二本空けてもなんともなかった彼、そんな生活を何十年も続けてきたのだから、身体のあちこちにガタが来ているのだろう、
温厚で人なつこい彼には慕って寄ってくる友人、後輩も多い、
早く治して、還ってきてほしい、、
ZiZi も、なんとかなるからさ、、
散骨の白く輝き木の芽雨
自信があった句に一点も入らず、その場で作った句に、俳句連盟会長から地賞をいただいた、
わからないものだ・・・、
他の句にも何点か入り、全体で17位だった、参加賞と500円の商品券をもらった、
今は俳句即(つ)いている、
アル中の友人が、やっと病院に行く気になり、診察の結果、即入院を、だったらしい、
それを断って通院でなんとかと頼んだのだが、医者が「通院では治療に限りがある」と、、
4月の10日に、入院の日程が決まる、
飲まないと手が震え文字も書けない友人だった、
句会では書くことが多いので、句会の前には酒が置いてあるコンビニ店に立ち寄り、数本の酒を呷ることで、手の震えを抑えてきた彼、
結局のところ、酒を飲まない、酒を断つことになるのだろう、
一晩にバーボン二本空けてもなんともなかった彼、そんな生活を何十年も続けてきたのだから、身体のあちこちにガタが来ているのだろう、
温厚で人なつこい彼には慕って寄ってくる友人、後輩も多い、
早く治して、還ってきてほしい、、
ZiZi も、なんとかなるからさ、、
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