2012年1月29日日曜日

お江戸~~♪






昔、そんな歌詞を歌にして歌ったバンドがあった、

歌舞伎メークで話題にもなったのだけど、番組が終了してしばらくはテレビにも出ていたようだったが、メークで話題になるのではバンドとしての音響的な魅力に欠けていたのかもしれない、
今は見なくなってしまった、、

まあ、お江戸といえば日本橋、ですよね?
東京につながるすべての道路の距離積算の基準に使われているとされる日本橋、
東京まであと50kmというのは、東京も広いので、東京のどこまでなの?という質問に応えるべく用意された解答のように、日本橋までの距離を計測しているのだとか、

板橋区でも杉並区でも足立区でもなくて、日本橋までが”東京まで残り何km”の元になっているのだ、

今日は、その日本橋まで、日本橋の三越デパートまで出かけた

お金持ちのおばさま、おばあさまがお客の8割を占めるデパート日本橋三越、あくまでも推測ですけど、
おおよそ1時間半の滞在のほとんどを本屋さんで過ごし、残りの時間を4Fにある喫茶店に、

持参していた本を開き、好きなモカマタリを喫み、たばこをすった、
久しぶりに、おだやかな時間を楽しむことができた、

好きな珈琲はモカ、ハワイコナも美味しいと思っているけど、学生時代の一時期から喫茶店でのむ珈琲はモカと決めている習性、
値段は1260円とお高い珈琲だったけど、本当に美味しい珈琲だった、
モカの酸味とこくと香りが好みなのだが、若い時にお茶の水で古本を買い求め静かに流れる音楽を背景に喫んだ、あの時の珈琲の味がした、

オーナー兼支配人の風格をした銀髪の男性に、
「とても美味しい珈琲でした」と、心からの感謝をこめて挨拶を交わしたほどに美味しかった、

日本橋三越の4Fにある「宮越喫茶店」、モカならお勧めです(他も美味しいと思うのだが、のんでいないので)

写真は、日本橋の欄干に彫ってある(置いてある?)彫刻の一部、
たぶん、麒麟だと思う、

アフリカのキリンでなくて、想像上の動物の麒麟、麒麟麦酒の瓶に描かれているあれ、です。
ドラゴンに見えないこともないような、、
いつだったか、テレビの番組でタモリ氏が紹介していた、、

皇居にも程近い日本橋も、江戸城の間近にある名橋であった日本橋も、その上を首都高という名の高速道路にすっかり覆われて、往年の景観をとどめてはいない、

これがパリだったら、ローマだったら、マドリッドだったら、そんなバカげた構造物を土地の所有者が企んだとしても、行政体が待ったをかけるのではないか、
日本の役人たちの文化観の底の浅さをいみじくも露呈している、その象徴のような日本橋、、、

二月日や古江戸麒麟の目に泪、


2012年1月26日木曜日

障害者です




乗車率120%ほどのある日の夕、山手線を池袋に向かって日暮里から乗車した、
次の駅で一人の若い男性が乗ってきた、
肩からキリン柄のバッグを提げ、銀色の短いコートを着、髪の毛のあちこちを金色に染め上げた、如何にもな今風のお洒落な男性、

車内に乗り込んだ彼は、シルバーシートとその昔いわれた優先席に向かい慌ただしく移動を始めた、
混んでいる車内のこと、彼の進路を妨害しないようにと何人もの乗客が身体をよけた、

優先席の前にたどりついた彼が、目の前に座っている三人の乗客に静かに声を掛けた、
 「障害があるんです、どなたか席を譲ってくれませんか」優しく女性っぽい声だった、

三人席の真ん中に座っていた会社員らしき人が慌てて立ち上がり、彼に席を譲った、

(注目するでもなく、座った彼の挙動をみていた)

キリン柄のバッグから同じくキリン柄の携帯用ミラーを取り出した、
(お洒落な人なんだなあ)
小さなポーチを取り出した、ポーチの中から化粧道具の小さく切られた脱脂綿様のものを取り出すと顔を拭き始めた、
白い肌だと思っていた彼の顔がみるみるうちに地の色になり、日本人らしい顔色が現れた、

目の下、眉、小鼻の周囲、頬、耳の下、何度も何度も拭ううちに元の顔とは別人の顔になった、
昔あった音楽グループの米米クラブのリードヴォーカルに似ていた彼 が、平板な顔立ちの奥目の男性になってしまった、

 そう、彼(?)は混雑している車内の中で下地から化粧を始めたのだ、
混雑した車内で立ったまま、そこまでの化粧はできないと判断したのだろうか、
池袋に着くまでの10分の間 、念入りな下地作りはまだ続いていた、

そういう男性だけが集まるお店への出勤途中なのかしら・・・、
性同一性障害の男性なのかな、障害といえば障害だけどなあ・・・、


「障害があるんです、 どなたか席を譲ってくれませんか」

彼の化粧の間中、席を譲って彼の前に立っていた会社員らしき人物の憮然とした横側が気になりながら、池袋駅で下車した、、、




2012年1月22日日曜日

プチ幸せ

お年玉付き年賀状の、当選番号が発表された、

4等が2通当たった、1通だけ当たることはあっても2通は初めてのこと、
約50通の 年賀状のやり取りの中での二本の当たり、、

お年玉は切手シートかなにか、それほど高価なものではないと知っているのだが、
当たらない人もいるのだから、当たったことを素直に喜ぶ、
験(げん)をかつぐわけではないのだが、今年は何か良いことがありそうな、予感、、


2012年1月20日金曜日

出勤

土日月火水と寝込んでしまい、やっと起き上がって仕事先に行ったのが昨日、
予定していた仕事の材料がまだ入荷していないとかで、担当作業者全員が別の仕事をしていた、
(こんなことならもっと休んでも良かったなあ・・・、)

病み上がりとはいえ通常と同じ仕事をこなし、帰り際、

「ようし、これでメンバーが揃った、明日は新年会やるべえ」だって、
(おいおい・・・、)
「まだ体調が不調だから酒は飲めないよ」
「ならウーロン茶飲んでれば、とにかく席に座っているだけでいいから来てよ」
「だなあ・・・、」

つうことで、(どんなことだよ)、今日は新年会、
いつもの楽しいメンバーだけの集まり、会場は寿司店、
お酒は美味いし肴も美味いし、なにより会話が美味いから言うこと無しなのだ、

2012年1月16日月曜日

ダウン

ウイルス性腸炎に罹ったらしく、土曜日曜月曜と三日間も寝っぱなしの生活をおくっている、

先週の木曜日の深夜、突然、水便に襲われ、なんでかなあと不思議に思ったまま、次の日は現場での仕事があったため、そのまま仕事へ、

仕事中もお腹が張っている感じがずっとしていて、胸もむかむかと気持ち悪い感触が続いていた、

仕事から帰ってきて、それからが大変、
吐き気、腹痛、水便の三重苦に苛まされ通し、腹痛、お腹が痛いだなんて、子どもの頃以来、50年以上ぶりのこと、
我慢できないお腹の痛みもあるのだと、この歳になって教えられた、
いやいや、まいった・・・、

仕事先にはメールで連絡、
「今週はそれほど忙しくないので、完治するまで休んでください」との返信をもらった、
明日もう一日だけ休むつもり、

今日あたりは、だいぶ体調も治ってきて、トイレに行く回数も正常にもどりつつあるし、 吐き気も幾分和らいできた、

じじいだものね、あちこちにガタも来てるし、もうそんなに若くはないのだよ

2012年1月13日金曜日

相棒







まず写真を見てほしい、
長年一緒に生きてきた相棒のシャープペンの姿を、
左側の指でつかむ部分の軸の色が剥げ落ちてしまっている 、
金属に塗装された色が人間の使用頻度だけで剥げてしまうのは、何万回使えばそうなるのだろう
考えていたら、 少し、涙腺が・・、

何年使い込んだのか、10年は経っている、もしかしたら15年以上かもしれない、
製図用の芯径0.9mmという芯が少し太めのシャープペンなのだ、

普段使いでなく現場用として、全国あちらこちらをこの相棒と一緒に働いてきた、
芯には三菱UNIの硬さBを愛用常用し、たまにドイツ製の芯に入れ替えて使ってみたりした 、
いつもいつも作業服の左胸のすぐ取り出せるところにこれを仕舞い、野帳に書いたり手帳にメモしたりと、ぼくの仕事を長い間、助けてくれた、

先日、この相棒にも寿命なるものが訪れた、
先がぽっきりと折れてしまったのだ、
長野の雪の中、厳寒の日もあったし、我孫子の真夏の暑い日には汗臭い胸で我慢してくれていた、
現場で花見をしたときには、作業服のいつもの場所にいたっけ・・・、秋には、
感傷的になるから、なにも春夏秋冬でそろえることもないか、、

芯径はお前と同じ0.9mmの新しいシャープペンを購入し、もう今日から使っているけど、
君のことを忘れられなくて、折れた先のまま、今でも机の上に置いてある、

使えないのだから、捨てればいいじゃないか・・・、なあ



2012年1月11日水曜日

料理に凝っているのだ


「向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る100冊」

脚本家、作家、エッセイストの向田邦子さんが好きだ、
あんな文章が(エッセイしか読んではいないけど)書けたらステキだなあ、と憧れているといつか書いたことがある、
どんな文章かは彼女の実作を読んでいただくとして、、

彼女が彼女の妹さんと二人で始めた小料理屋がかつてあった、
「ままや」という名の店だったらしいのだが、 突然の彼女の死に驚いていて、ついに行くことはなかった、

その彼女が、料理が好きでもちろん飲むのも食べるのも好きで、磁器や陶器から始まり骨董にも趣味の範囲を拡げたのだということを読んで知っていた、
酒飲みだもの、旬の味を、小粋でも気取りのない 酒の邪魔にならない小品を知っているだろう、

その彼女が紹介するという、冒頭に書いた料理の本100冊、題名だけは全部読んでみた、
芥川龍之介の芋粥から、苦労して働く少年に腹いっぱい寿司を食わせるという「小僧の神様」も入れてあり、数を100にするために無理繰り挙げたような本もある・・・、
本当に向田邦子さんが選んだのだろうか、彼女の感性ってこうだったっけ、疑問の念を抱きながら、その100冊の題名だけをじっと見ているのだが、、

もしかしたら、関係の深かった文藝春秋社の「仕掛け」なの?
そんな深読みをすることもできそう、
まあ、どうでもいいや、ぼくも料理に関心がないわけじゃないし、自分で作ってみることも多い、
鶏の砂肝を使ったものとか、炒飯とか、カレーとか、おでんとか、 芹のおひたしとか、グラタンとか、そんなものだけどさ・・、

炒飯は豚バラ肉から脂肪を取出し、強火にかけたフライパンで融かしたそれで米を炒めると 味がとてもよくなるし、おでんの大根はまず塩水で30分茹で、そのあとだし汁で30分茹で、最後に冷ますと味がきゅーっと大根にしみ込み美味しくなるのだ、

以下の本は100冊の中で、買って読みたいと思った本の何冊か、
赤い字の本は持っているか、今回の記事を元にして新たに買い求めた本、
気になった本があれば買ってみて、
できれば、いくつか実際に作ってみてください、
食べてみて笑うものもあり、んーーーこれは、と唸るものもありで、料理は面白いから

荻昌弘 男のだいどこ 文芸春秋
壇一雄 壇流クッキング
壇晴子 壇流クッキング入門日記
金子信雄 新・口八丁手庖丁
牧羊子 おかず噺
獅子文六 食味歳時記
内田百閒 御馳走帳
池田弥三郎 私の食物誌
丸谷才一 食通知ったかぶり
邸永漢 食は広州に在り
浅野陽 酒飲みのまよい箸
日影丈吉 味覚幻想
甘糟幸子 野生の食卓





2012年1月8日日曜日

今日は句会

新年はじめの句会が今日ある、
たぶん終わった後に新年会と称し一杯やることになるだろう、句会の後には必ず毎回しているのだから、、

今回の席題は「嫁が君」 最近きかれない言葉だけれどこれはネズミのこと
ネズミといわないで洒落て「嫁が君」というらしい、
シャレなくてもいいし、ネズミはネズミでよいのではと思うのだが、俳句の世界の決まり事らしいので、初心者のぼくには発言できるようなことでもない、



初春の寿ぎ未だ仮設の居
三日にはカレー食ひたき腹になり
自分史の新たなページ年明ける
達者かなフクシマに住む嫁が君

以上四句で参加しようと思っている

2012年1月7日土曜日

ジョジョリオン





「ジョジョの奇妙な冒険」第8部になるという(もう、そんなになるのかあ)新しいシリーズ、「ジョジョリオン」が始まった、
始まったというのは少し不正確な表現で、連載として既に始まっていたのだが、それがまとまって本になり発行された、というのが正確な表現、
地元駅改札口の前に小狭な本屋があり、別の本を買おうとして立ち寄ったらレジの前の棚にこの本が、、
買うしかないよなあ・・

シリーズの第4部の舞台だった杜王町が、ジョジョリオンの舞台でもあるらしい、
まだ一巻しか読んでいないので、どのような展開になるのか見当もつかないのだが、今まで以上に”ぶっ飛んだ”出だしになっている、

あの地震の影響なのか(作者の荒木氏も3・11の大震災に何かを感じたのだろう、早速作品の中に取り上げている)、突然地面の中から埋もれた状態で発見される裸の少年、町のあちらこちらで見かける隆起した土の塊、浴槽に閉じ込められていた全裸の少女、

まとまってからイッキに読むために、その時の喜びや達成感を高めるために、書店で見かけても立ち読みはしないと決めているこのジョジョシリーズ、新しいシリーズの登場を心から歓迎する

2012年1月4日水曜日

明日から仕事

長かった(長くもないか)、年末年始の休みも今日で終わり、明日からまた仕事が始まる、
手伝ってほしいとの依頼もあって、一年の初めから忙しくなりそうだ、

仕事が無くて困っている人も大勢いるのだとか、仕事があるだけでも幸せなのかもしれない、
最近疲れ気味な体調であるが、あと数年は、10年くらいは働きたい、

ではでは、行ってくる

2012年1月1日日曜日

新年

毎年書いていることなのだけれど、明けましておめでとう、ばかりの人でもないだろうと思っている、

なので、不特定多数の人に公開されているこうした場を通じて、おめでとうと呼びかけることはしていない、
おめでたい人だけに、直接、めでたいですねと言祝げば よい

相変わらずの小難しい小理屈からのご挨拶、本年もよろしくお願いいたします。