2016年11月3日木曜日

今月の句会

板橋区の文化事業の一環として、俳句界への支援がある、

区内の小中学生から俳句を募集し、板橋区俳句連盟主催の句会において表彰顕彰することもその中の一つ、
板橋区長賞、板橋区議会議長賞やら、区の役職を冠した賞などが上位に設けられている、

高齢化の現状は句界にももちろん及び、参加者の高齢化老人化が目立つ会場に、その日一日だけとはいえ小中学生の姿が溢れることは騒がしいけれど喜ばしい、

顕彰の前半は子どもたち、後半は大人たちの句が選句される決まりになっている、
前半が終わり子どもたちが退席するといよいよ俳句自慢の大人たちの出番、それからが本気モードになる、

板橋区の支援の一つには、区内数カ所に設置してある俳句掲示板もある、
区内にいくつかある句会が持ち回りで、選句された句を発表掲示することになっていて、今月は我が句会の番なのだとか、

今日、東武東上線大山駅の近くにあるその掲示板に、何句か掲示することになった、
行きませんか?
誘われたので行ってみることにした、

掲示される句の中に、先月、句会に発表し選句されて自分の句、

外来種棲みつく皇居肌寒し

が、あるということなので、その意味でも他人事ではないなと思ったからだ、

帰ってくると、いつもお世話になっている居酒屋「大松」さんの開く時間5時にちょうどいい、
ということで待ち合わせは成増駅改札3時半となったらしい、
シメまで行き届いていて、やることにはいつもほころびがない、笑

さて、
今月11月の句会は13日、

冬晴れや工事現場の腕相撲
冬晴れやニッカポッカの腕相撲

切らるるを承知で葱の首揃へ

貧でよし卑にはなるまじ星冴ゆる

独り身も柔肌恋し空つ風

凍蝶や手掌にあれば脚動く

包丁を研いでおだやか神無月


以上の句を提出しようかと思っている、
冬晴れの句は、ニッカポッカが労働者の作業服だと分かってくれればいいのだが、わからないと伝わらない、
工事現場の方が理解は早いのだが、句意は、作者としてはニッカポッカに気持ちが動く、

気持ちに素直に従い、ニッカポッカでいくかなあ・・、








0 件のコメント:

コメントを投稿