2016年4月24日日曜日

熊本

熊本県球磨郡西ノ村(現錦町)

そこは小学生の一時期と中学生での二年間育った場所、
東京ではあまり出来の良くなかった自分が、なぜか、おそらくは祖母の励ましと多能な教師群との
相乗効果で、勉学の楽しさを知り、もう二度とあのくらい勉強できないだろうと思われるほど
学習に励んだ土地、

東北大地震のあと、関東近畿を飛び越え、九州熊本で大地震が起きると誰が予測しただろう、
ニュースを聞いた自分も驚いたし、直接被害に遭われた多くの県民たちはもっと驚いたことだろう、

人吉市には叔母が住んでいる、
安否を確認したところ、夜は恐いのでコミュニティセンターに泊まり、朝になると自宅に戻る毎日だとか、

熊本市内に住む友人に連絡を取ったところ、屋根の瓦が一部破損し、ブルーシートで覆ってしのいでいるとか、
水道水が出ないので、ペットボトルや配給の水を貰って生活をしているのだとか、

ニュースによれば、いまなお6万人を越す人々が自宅を離れ避難している、

復旧にはかなりの時間と人手と金額がかかると思われるのだが、熊本空港の再開、新幹線の開通、ボランティアの活動など、着実に前へ進んでいる、

今年はクラス会の年、
オリンピックの年の8月13日夕方6時からクラス会だと、決めている、
参加も危ぶまれたのだが、

「こんな時だからこそ必ずおこなう、遠方に居るかつての級友たちもきっと帰ってくる」
と、クラス会の女性幹事の言葉、

この強い気持ちがあれば、これから予想される様々な苦難にもひるむことなく、立ち向かっていけるだろう、

熊本の女も男も強いのだ、
地震ごときに負けはしないのだ、


亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。



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