2015年7月18日土曜日

暴力的乳房

暴力的乳房を揺らし水着走る

7月の句会に投句したなかの一句、
主宰からお褒めをいただき、天賞にとっていただいた、
久しぶりの天賞だったので、少し嬉しい、

「この水着の女性は、はち切れそうなふくよかな胸をゆさゆさとゆすり走ってゆく。
傍目はいっこうに気にすることなく、むしろ自慢の肢体を浜辺の人々に見せつけているのでしょう。
それをまるで暴力のようだと表現をした。のびのびした現代女性の一面を炙り出してもいる。
暴力的という作者の目に、意外性があり、活写が効いていて映像も見えてユーモアに富んだ作品となっている」
との、評を頂戴した。

たまたま大きく振ったら、ホームランになったかのよう・・・、

句会にもいろいろあって、新しく入会した人、古くからいるのに最近顔を見せなくなった人、
認知症が始まり参加を家族に止められてしまった人などなど、

嬉しい言葉をきいた、
あなたが居たから私は今まで(俳句を)やってこられたのよ、と言われたこと

上手くもなくこれから上達もしないだろう自分だけれど、
どんなに駄作だと思える俳句も世界でたった一つの句、
自分の感性、自分目線を大切にしよう、人マネはぜったいダメ、
文法とか、句作のルールとかではなくて、句会のしきたりなどではなく、
言ってきたのは、ただこれだけだった・・、

それが良かったのか、どうなのか自分ではわからないのだが、途中で止めないで続けてきた人の背中をいくらかでも押して前へと進めたのだから、きっとよかったのだろう、



来週木曜日から検査入院で4泊5日、いよいよ本格的な抗ガン剤治療が始まる、

生検(生体検査・患部を切り取り、患部の状態と質を見極めるための検査)後の抜糸までの間、少し入院してください、といわれた、
患部を大きく切るので、念のための入院なんだとか、
6年前の入院以来の久しぶりの入院、局所麻酔による切開さえなければ、ベッドで寝ている時間ばかりのような入院なので気が楽なのだが、

パジャマを買わなければ、私物をしまっておくキャスター付き旅行カバンを買わなければ、ほとんどはそろっているのだが、この二つは、持っていなかった、





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