2015年7月27日月曜日

帰ってきた

4泊5日の検査入院を終えて、帰宅した
やっと口に合うものを食すことができると、なによりそっちをほっとしている

贅沢だといわれることを覚悟しあえていうなら、病院食、ほんとに口になじまない、
薄味でそれでいて甘みが強く、なにより塩気が少ない
高血圧患者や糖尿病患者のことを思えば塩分の制限は理解できるのだが、胃腸になんら問題がない患者には、たとえばぼくのような、食事を支給しないで、出前とか(院内にレストランあり)の方策もありそうなのだが、
それこそ贅沢だと叩かれ、一泊48000円も取られる特別室へどうぞといわれそうなので黙る、

06時起床
08時食事

12時食事

18時食事

午前中に血圧と体温の測定が一度あるのだが、それ以外は、ずう~~~~~~っと、ヒマ・・
今回の入院では、この空いた時間の使い方がかなり深刻な問題だった、

テレビはあまりみないし、ラジオもそれほど聴く方ではないし、本、本の乱読が趣味なのだが、
院内に設置してあるコンビニには、コンビニにあるような本しか置いてない、
当然といえば当然なのだが、それでは、こちらの要求にこたえてはくれない、

みないし聴かないし読まないで24時間を過ごすのは、これは大変だった、
お気に入りの本の長編ものを10冊くらい持っていけばよかったよ、とは本心、

まあ、こんなお気楽なことを書いていられるのも帰宅できた安心感からなのだろう、

しかし、局所麻酔はつらかった・・、





2015年7月18日土曜日

暴力的乳房

暴力的乳房を揺らし水着走る

7月の句会に投句したなかの一句、
主宰からお褒めをいただき、天賞にとっていただいた、
久しぶりの天賞だったので、少し嬉しい、

「この水着の女性は、はち切れそうなふくよかな胸をゆさゆさとゆすり走ってゆく。
傍目はいっこうに気にすることなく、むしろ自慢の肢体を浜辺の人々に見せつけているのでしょう。
それをまるで暴力のようだと表現をした。のびのびした現代女性の一面を炙り出してもいる。
暴力的という作者の目に、意外性があり、活写が効いていて映像も見えてユーモアに富んだ作品となっている」
との、評を頂戴した。

たまたま大きく振ったら、ホームランになったかのよう・・・、

句会にもいろいろあって、新しく入会した人、古くからいるのに最近顔を見せなくなった人、
認知症が始まり参加を家族に止められてしまった人などなど、

嬉しい言葉をきいた、
あなたが居たから私は今まで(俳句を)やってこられたのよ、と言われたこと

上手くもなくこれから上達もしないだろう自分だけれど、
どんなに駄作だと思える俳句も世界でたった一つの句、
自分の感性、自分目線を大切にしよう、人マネはぜったいダメ、
文法とか、句作のルールとかではなくて、句会のしきたりなどではなく、
言ってきたのは、ただこれだけだった・・、

それが良かったのか、どうなのか自分ではわからないのだが、途中で止めないで続けてきた人の背中をいくらかでも押して前へと進めたのだから、きっとよかったのだろう、



来週木曜日から検査入院で4泊5日、いよいよ本格的な抗ガン剤治療が始まる、

生検(生体検査・患部を切り取り、患部の状態と質を見極めるための検査)後の抜糸までの間、少し入院してください、といわれた、
患部を大きく切るので、念のための入院なんだとか、
6年前の入院以来の久しぶりの入院、局所麻酔による切開さえなければ、ベッドで寝ている時間ばかりのような入院なので気が楽なのだが、

パジャマを買わなければ、私物をしまっておくキャスター付き旅行カバンを買わなければ、ほとんどはそろっているのだが、この二つは、持っていなかった、





2015年7月7日火曜日

病状

実生活になんら支障はないものの、また腫瘍が大きくなってきた、

右鼠径部の放射線治療がかなり効果を上げ、まったく無くなってしまったとこの前書いた
今度は左鼠径部が膨らんできている
大きさは鶏卵より少し小さいくらいの大きさ、痛みも痒みもなにもないのだが、気になることは気になる、

大きくなって欲しいところはそうでもなく、ご近所なのに関係ない場所が大きくなるとは・・、苦笑

右の耳の下、首回りのリンパ腺も腫れてきている、
言われなければ気が付かないよ、とは友人の弁、

今日は通院の日、
放射線科の医師と面談、

気になるのなら鼠径部と首まわりを一緒に治療も可能ですから、と嬉しいことば、
ただし大学側が儲からないけどね(笑) だってさ、

明るい先生で助かった、

来週の月曜日は内科の診察日、いよいよ抗ガン剤治療が始まるのだろうか、
新薬ができて、治療が可能になったのだとか、
この前の抗ガン剤治療は今から6年前のこと、新薬治療をすればまた5、6年、4、5年は命を永らえることができるのだろうか、

血液の癌はいうまでもなく全身病、一部を切り取ったりつまんでみたところで根本的な解決にはならない、
抗ガン剤を全身に巡らせ、病巣を叩くしか治療法はない、のだ

まあ、こうして治療を続けながら、画期的な新薬の登場を待っている、

短くてあと4年、長くてあと9年だといわれたこの命、
どうなるのかなあ・・・、

どこかの女性に、もう一人、子どもでも作らせるか・・^^;

そんな冗談を言ったら、いくらあなたの子どもでも育てるのは私はごめんですからと、連れ合いが、、

そりゃそうだわ なあ?!