これが実は<ならない>のだなあ、
昔、高校で習った数学の等比級数という分野での話で、
(ここから記述が難しくなるのだが、その理由は、内容の難しさよりも、数式を視覚的にここで表現しようとしたとき、この手のブログでは数式を描くツールをもっていないので)
10のn乗分の1 このnに、1からはじまる整数を無限に与えたときのΣ(総和)は?
0.1+0.01+0.001+0.0001+・・・+0.0000000000001+・・・・・・・・・・+無限に続く
と無限に足し算をおこなっても、その総和は無限に(山に)ならないというものだ、
では、その総和はどんな数値になるのか、0.1以上になるのは間違いないのだが、0.2以下なのか、それとも0.3以下なのか、あるいは、1.0になるのか・・、
すでに答えは出ていて、その明解な説明もたしかあったはずなのだが・・・、
思い出せない・・・、うーーーん・・・・、
まあ、答えは
0.111111111111111111111111111111111111111・・・
となって、0.12さえ超えない、となるのだが 笑
どう見ても、いくら塵を足しても山にはならない、よね
そんなことを今朝考えていたら、いきなり数学をもう一回勉強したくなり、アマゾンの力を借りて
「新体系 高校の数学 上(ブルーバックス)」「新体系 高校の数学 下」の2冊を注文した、
このブルーバックスシリーズは、ぼくのように大学には行ったものの、ほとんど授業に出ないで、遊んでばかり?いた者が、もう一回、勉強がしたくなったときに、読み直す際、とても有効な本で、同じシリーズの「高校の化学」「高校の物理」はすでに入手し、たま~に再読している
これで、化学物理数学と理系の3部門がすべてそろったわけだ、
なんとなく嬉しいのだ、
理系学問には、文系のそれにはない良さがある、
人間の感情の外にある真理に近づこうとする学問なので、歴史や文学と違って、民族主義や一部イデオロギーに依存するような国家主義が入り込む隙間が無い、
徹底的にインターナショナルなのだ、
フランスで証明された理論は、ブラジルでもベトナムでも有効だということをそれは意味する、
香港のビル街でもアマゾンのジャングルでもエジプトの砂漠でも万有引力は常に有効だということ、
歴史観における互いの民族の相違というか違和感は、アメリカネイティブインディアンと騎兵隊の関係を想起すればわかりやすい、
お互いの英雄は、相手側からみれば人殺しでありゴロツキなわけで、ネイティブアメリカン、騎兵隊双方に共通の英雄など、あり得ないわけなのだ、
白人アメリカの繁栄の歴史はネイティブアメリカンにとって悲劇の歴史であり、清教徒たちによる西部開拓史は、ネイティブアメリカンにとって土地を奪われ食料を奪われた絶望の歴史でもあるわけなのだ、
塵も積もれば、から、話が飛躍しぼくの記述能力を超えてしまった、
まあ、あれだ、言いたいことは、ことわざだとか教訓めいた話をそのまま信じ込むのではないよ、ということ、
問題はつねに多面的であり、その多面性はまして人間ならなおさら、だということ、
何人もの人間を殺害した犯人がじつは大の愛犬家であったり、謹厳実直だと思われた校長先生がじつは無類の女性好きで買春を繰り返していた、などという現実を、ついこの前も、ぼくらは見たばかりなのだから、、、
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