2018年10月28日日曜日

秋季俳句大会

昨日、秋季俳句大会があり、無事に終了

裏方として参加し、パソコン入力やらその後の手直しなどで苦労したので
終わってほっとしている、
大きな大会としては次回の春季大会、来年に開催、まで何もない、

俳句の文言の校正、固有名詞の見直しなど、いやいや日本語は難しいと
改めて感じた次第、
日本でうまれ育ったぼくでさえこうだもの、外国の人は慣れるのに大変だろう、

斉藤じゃなく、齋藤だったり、
古屋でなく古矢であったり、まあ、いろいろあるわけだ
わたなべ姓だけでいくつの、わたなべがあるだろう、、

一人の選者から、最高点いわゆる天賞をいただき、副賞として色紙をいただいた、

沖縄を生きてひめゆり黙の壕

この句が天賞句となった、
すなおにうれしい

今年の四月に沖縄に住む孫の入学式に参加したとき、空いた時間で
南部の史跡巡りをした
そのときにできた句なのだ、

現地でできた句だけにうれしい
って、いつか同じようなことを書いたっけ?

2018年10月12日金曜日

体調は・・・

相変わらず、あまりよくはない、

口のまわりにできた潰瘍は悪化し、化膿し出血し、切れ痔も治っていない、
もう二ヶ月以上この状態が続いている、
自然治癒を待つしかないのですよねえ、と医者は、、

抗ガン剤の使用によってガンが小さくなりあるいは消滅し、そして再発してきた
この十年、
おかげで生きてこられたといえばたしかにその通りなのだが、その代償として
失ったものも大きい、
もしかしたら生命以上にかけがえのないものを失ってしまったのかもしれない、
と、しみじみ思う秋この頃、、

体の深い部分を損傷し二度と回復しないまま、一生、死ぬまでこの状態とおつきあいを
続けていくことになる、

んーーー、、、、


沖縄を生きてひめゆり黙(もだ)の壕

この句が直近の俳句大会にて、ある先生から天賞に選んでいただいた、
沖縄に、ではなく、沖縄を、と云えたところが作者の志向

沖縄という場所だけでなく、沖縄の歴史と今を、戦争による日本唯一の市街戦の場所、
戦争被害者である沖縄だけでなく、南方独特の明るい色彩や自然、困難を乗り切っていくたくましさ、それらすべてを継承し、後継していく、
そんな意味合いが、沖縄を、の、をに、こめられているのだ、

今度の日曜日は句会、
久しぶりに参加しようかと決めている、といっても体調との相談であるのだが、、

翅の幅開けて秋蝶放ちけり

地図なくて生きる此岸や雁渡る

以上、二句が投句しようと考えている句、
なんだか、少しずつ、俳人への道を歩み出しているような、そんな気がしているのだ、