2015年3月2日月曜日

アメリカン・スナイパー

映画をみてきた、

何かと話題になっていた映画「アメリカン・スナイパー」
監督は、クリント・イーストウッド氏 

多数の映画人、タレント、評論家諸氏から賛辞を贈られたこの映画は、
サダムフセインを倒したあのイラク戦争に参加し、米軍海兵隊の突撃を後方から支援するスナイパーの話だ、

戦場のビルの一角に陣取り、海兵隊を狙う現地イラク人の狙撃隊を狙撃するという、
銃に取り付けられた高性能スコープによって次々とフセイン側イラク兵(らしき人物たち)を倒していく、
彼が殺した数は160人にものぼったという実在のスナイパー、クリス・カイル氏、
その彼の戦場での姿と、戦場からもどった一人の平凡な父親であり夫である彼の姿を、描いたもの、

多くの賛辞とは別に、この、アメリカ人によってアメリカの映画会社によってアメリカの資本で作られた映画は、当然のことながらアメリカ側からの視点から逃れることができない映画だと、ぼくには思えた、

戦場からもどり家庭で過ごす彼の日常、家族と買い物をし子どもとたわむれ妻と愛を語らう、その彼が撃ち殺した160人のイラク人にも、同じように平凡な家庭があったのだという視点がまったく欠落している、そんな風に思えたのだ、

アメリカ映画なので仕方がないといってしまえばそれまでなのだが、クリント・イーストウッド氏の作品だということで、また、多くの賛辞に刺激されて映画館まで足を運んだ者としては、少し、期待にそわないものがあった、

まだ観ていない人のために、ネタばらしは御法度だと承知しているので、多くを語れないのだが、そもそも、なぜ遠く離れたイラクにアメリカ兵が存在しているのか、核兵器をはじめとして大量の殺人兵器を隠匿しているとの疑いから、始められたイラク戦争、
時の日本総理大臣、小泉純一郎が、あるかないか行ってみなければわからないじゃないですか、と国会で答弁し、失笑を買った、あの時の映画なので、そこだけは興味深かった、

結局、噂された核兵器も大量の化学殺人兵器も発見されないまま、イラク戦争は終結し、多くのイラク人の心にアメリカに対する憎しみを植え付けたまま、今日の「イスラム国」ISIS、ISILの出現に一役も二役も買っていると思うのは、考えすぎだろうか、

あの戦争がどんな戦争であったのか、もう二度と語る事ができない死んでしまったイラク人やアメリカ人に代わって発言するとしたら、どちらか一方からではなく、その当事者両方から真実に迫って欲しかった、

アメリカが正義で他はすべて悪者でありならず者、殺しても拷問にかけても許される、そのような戯画化されたアメリカンヒーロー像が跋扈する時代はかなり昔に終焉を告げていると思っていたのだが、まだ生きているのだなあと、そんなことも思った次第、

アカデミー賞に6部門がノミネートされながら、期待したほどには獲れなかったことが、ある意味救いになっているのかもしれない、、
 

以下のすべてのコメントが、なぜかしら薄い!!!


『アメリカン・スナイパー』が描き出すのは、自らの帰宅にも気づけず、さまようしかない捨て子の現実だ。
阿部 和重(作家(芥川賞受賞、谷崎潤一郎賞受賞))
いまの時代こそ、個人の質を考えなきゃいけない。戦場に行く前のクリス・カイルと、戦場で英雄という役割を背負ってしまった彼は、変わってしまっている。帰ってきたカイルは自分を精神崩壊から救うには、「世の中に悪というものは存在していて、仲間の命を助けるためにはそれを排除することが大事なんだ」って言い続けるしか手立てはない。それを個人レベルで考えなきゃいけないだろう、というメッセージを僕は受け取りました。
新井 英樹(漫画家『ザ・ワールド・イズ・マイン』)
戦争は殺し合うこと。そこには勝者は存在しないということ。見終わってからしばらく言葉を失ってしまった。“今”だからこそ直視するべきストーリーがこの映画にはある。
安藤 優子(ニュースキャスター)
これは、戦争映画ではなく、子育ての物語でもあり、夫婦の物語。正義の為にも自分の居場所は戦地だと思い込んだ主人公の闇を覗く視線と、“あなた の居場所はココよ”と何度も言う妻の視線が何より現実。どこまでも深くえぐる“人間の心”の物語だった。
伊藤 さとり(映画パーソナリティ)
戦争ってなんだ?ヒーローってなんだ?いろんな目線から色々と考えさせられる映画。ブラッドリー・クーパーの表情、話し方、体つき、何かが乗り移ったかのように見えます。本当にすごい。
IMALU(タレント)
帰国後に彼が自宅に直行せず、夜中独りで酒場から妻に電話をかける場面が胸をうつ。それは彼がすでに平凡な日常を喪失してしまったこと、いやそんなものは初めから存在しなかったことを物語ってる。
大久保 清朗(映画評論家)
目を覆いたくなる激烈な戦闘シーン。でもこれが現実だ。戦争は人間の幸福を奪い、善良なひとりの男を悲しい英雄にしてしまう。クリント・イーストウッド監督、渾身の反戦映画だ。
大沢 悠里(ラジオ・パーソナリティー)
昨今の中東情勢や日本が置かれている状況などを含めて、社会性の強い作品ですが・・・何よりも映画として超一級品!!こんなにハラハラドキドキする映画、観たことない!!!
大根 仁(映画監督)
この映画は、戦場では剛健な性格を、そして祖国の家庭ではそれとは対照的に温和な性格を持つ、伝説のスナイパー、クリス・カイルに対する頌歌(しょうか)であるが、同時に戦争がもたらす悲劇を象徴する反戦映画でもある。
大野 和基(国際ジャーナリスト)
クリント・イーストウッドはスゴイ!!必見の1本です。なんという構成力、なんという映像、何ひとつ負をつけることのない名作!!
おすぎ(映画評論家)
主人公クリス カイルは実在の人物で“レジェンド”と呼ばれる程の超優秀な狙撃手。しかしこれは単なる戦争映画ではない。家族への深い愛、戦場での友情、そして祖国への忠誠心。カイルの心の底まで抉った一代エピックとも言える。カイルの男として、また人間としての生きざまは激烈なテンポで見る者の胸に迫る。これを見ずして平和は語れまい。名監督であり名優でもある監督のクリント・イーストウッドと主役のブラッドリー・クーパーに参りましたと頭を下げるほかはない。
落合 信彦(作家・国際政治ジャーナリスト)
アメリカン・スナイパーは、勇気ある素晴らしい反戦映画で、戦争の実態を知るために日本のすべての若者が観るべき作品です。
オノ・ヨーコ
地獄の戦場そして帰還兵を待つ混乱と狂気。しかし戦争映画ではない、「人間」映画だ。イーストウッド監督の最高傑作にして集大成。船上結婚式で流れるヴァン・モリソン、エンディングのエンニオ・モリコーネの曲、その後5分に以上にわたる無音の音までシンプルで強力。音楽的演出は勿論、イーストウッド監督の音楽的才能もすごい!
亀渕 昭信(ラジオDJ)
祖国を、家族を、友を、彼は守った。 彼が放った銃弾が、見えない弾となって彼に撃ち返しされて来ても、彼は他者を思った。その半生に、うちのめされる。
小堺 一機
ビシ!突然崩れ落ちる兵士、凄まじい銃撃音の応射!静かにトリガ―を引くスナイパー。遥か遠くで兵士が倒される。伝説の狙撃手の半生は、非常な現代戦の実体と、戦場で必死に人間であろうとした男の葛藤を伝えて哀れ。
齋藤 安弘(ラジオパーソナリティー)
背景に戦争があるものの、この映画が語るのは、愛、使命感、葛藤という人間ドラマ。だからこそ、世代や国境を超えた観客に感動を与えているのだ。
猿渡 由紀(LA在住 映画ジャーナリスト)
恐るべき底力だ。戦場の兵士の無意識をこんな風にあぶり出す作法がまだ残されていたのか。プロパガンダから遠く離れた深い映画だ。
芝山 幹郎(評論家)
これは、ヒーローの映画なのか、悪魔の映画なのか?現実が用意したあの衝撃的な結末がなかったら、この映画は、一体どんな方向のエンディングで話をまとめ得たのだろうか?――あの大胆なエンドロールの演出は、その《問い》を我々観客にも突きつけてくる。 「いかなる誘導もしないから、後はお前が自分で考えろ」と。
下村 健一(元TBS報道キャスター)
愛する男性を送り出す女性目線描写は、もしも自分だったら…と、深く共感。そして、戦場シーンよりも何よりも胸を締めつけられるラストシーンの妻の眼差し。息が止まるほどのあの衝撃、一生忘れない。
新谷 里映(映画ライター)
観終わって、家族のことを考えました。大切な友達に逢いたくなりました。故郷に思いを馳せました。戦争は誰も幸せにしない。何も残らない。悲劇の連鎖を絶とう。
陣内 貴美子(スポーツキャスター)
映写が始まった瞬間に、時空を超えて、イラク戦争の最前線に立っていた。飛び交う銃弾、総毛立つ恐怖、映像は完璧なロケの賜物だが、そこに映る全ては真実の戦場だ。テレビニュースは、イラク戦争について何も伝えていなかった。今、その事実に愕然としている。
辛坊 治郎(ニュースキャスター)
観終わった後、言葉を失いました。 特に印象的だったのは、妊婦の妻が戦地の夫と近況を微笑ましく話している矢先、夫が敵軍に襲われるシーン。 自分ごとのように、彼女の悲しみが心に刺さりました。 ただ戦争を描きつつも、心に残ったのは―主人公の友を想う気持ち、そして妻や子供たち、家族へのあふれる愛。 壮大なストーリー。まさに今の映画。是非、女性たちにも観て欲しい。
杉山 愛(元プロテニスプレーヤー)
なぜ人は人を殺すのか?これは人間の本性をめぐる哲学的な問いかけであり、『許されざる者』以来、イーストウッドが一貫して問いつづけてきた根源的な問題なのです。
中条 省平(フランス文学者)
これは過去の物語ではなく、今の中東の原点だ。アメリカはイラクで消耗した。最強の狙撃手クリスも硝煙の中で心を消耗していく。イーストウッド渾身の反戦映画だ。
露木 茂(テレビキャスター)
いかなる戦争も凄まじい毒を孕んでいる。「伝説のスナイパー」も愛する国家や家族のためにと必死に大義にすがりつくのだが、戦争という名の病に侵された兵士に命を絶たれてしまう。この悲劇に言葉を喪ってしまった。
手嶋 龍一(外交ジャーナリスト)
狙撃手のモラルジレンマが全米で物議を醸した話題作。大勢の戦友を助ける孤独な狙撃手の使命感が忘れられない。戦場から戻ってからの生活が新たな戦いになり幸せになれるか。ブラッドリー・クーパーの抑制された演技が、狙撃手が必要とされる冷静さそのもの。正当化しにくい戦争の中で義務を果たすカイルに心を動かされた。ヒーローになりたくないヒーローは興奮ハラハラのストーリー展開。最後まで映画館のシートにしがみついた。クリント・イーストウッドらしい作品が図星!これほど「的」な映画は久しぶり。本当に「的」な映画!
デーブ・スぺクター(放送プロデューサー)
「国のために」迷うことなく、戦場で銃の引き金を引き続け、レジェンドとなった英雄。 彼の悲劇は昨今の世界こそが胸に刻みつけるべきではないか。
戸田 奈津子(字幕翻訳者)
イーストウッドは、『硫黄島』『星条旗』などこれまでの作品と一貫して、1個人そして家族にもたらされる悲劇を描くことで、戦争の残酷さ、痛さをリアルに見事に描ききった。私たちにとって、決して遠い国の話ではなくなった“今”だからこそ観て欲しい。必見。
鳥越 俊太郎(ジャーナリスト/ニュースの職人)
ただの英雄伝説ではない。戦士であることの苦衷も的確に織り込まれていて、それが最後に深い感動につながってゆく。良質のリアリストである監督の面目躍如。80代半ばで、この力強さと繊細さは、奇跡と言うほかなし。
中野 翠(コラムニスト)
たった一人の兵士を描き尽くすことだけが、戦争のすべてをみせる唯一の方法だと感じさせる映画だ。戦争は戦略でも経済でもない。戦争そのものなのだ。
名越 康文(精神科医)
日本はほんまに平和ボケ。そんな頭をガツンとやられるこの映画。愛国とは何なのか、人命は本当に尊いのか。その答えを見失なわせるのは戦場シーンのド迫力と臨場感! 是非この思いを共有してください。
ハイヒール・リンゴ(漫才師)
強き者、それは使命に殉じ、限りない優しさに包まれている存在である。 そして常に「孤独」という代償を払わなければならない。強い男ゆえの寂寥(せきりょう)と宿命に涙せざるを得ない。
橋本 五郎(読売新聞社 特別編集委員)
素晴らしい作品を次々と送り出すクリント・イーストウッドの凄さをあらためて実感させてくれる大傑作!ブラッドリー・クーパーの演技に本物のスナイパーの怖さと苦悩を実感出来て肌が粟立つほどの映像です。
ピーコ(ファッション評論家)
戦場におけるリアリティは時代ごとに異なり映画の表現がそれを代弁している。この作品が示すものは、死との距離感だろう。それは前線とはまるで異なる静謐さの中で行なわれる。近くて遠い生死の距離が日常を狂わす。
藤原 カムイ(漫画家)
ー戦争は何も産み出さず、人間を人間でなくしてしまうーこの作品は冒頭からそんな命題をまざまざと私たちに突きつけます。
その衝撃的な感覚は物語の展開とともに薄れ、ある種の麻痺状態に陥りました。
戦争における‘人間性の喪失’を本作品で疑似体験するかのように。
狙撃銃のスコープ越しに主人公カイルが見たもの。。。
それはまさに戦争の異常性。

爆弾を抱えているかもしれない男の子を果たして撃つべきかどうか・・・苦渋の決断を迫られた彼の葛藤は、圧倒的なリアリティを持って私たちの意識に語りかけます。
まるで、ひとつの間違った選択で命を落としかねない戦場にいるような、そんな緊張感が全編に漂い、カイルが直面する‘平和と戦争’‘秩序と混乱’そして‘任務と家族’というジレンマが私の感覚を支配します。
160もの敵兵の命を奪いながらも、家族に対して常に良き夫であり父でありたいと願うクリス、そのジレンマは彼の心を徐々に崩壊し、憎しみの連鎖が支配する戦場では‘決して勝者など存在しないのだ’という事をこの映画は語っています。
“英雄”として尊敬されながらも、絶えず心の奥底で葛藤を抱いたカイルの人生を通じて戦争とは何なのかを私たちに教えてくれる作品だと思います。
藤原 紀香(女優)
対テロ戦争なるものに猛り狂った愛国心の化け物をイーストウッドが抑えつける。アクシデントにより製作後に変更された衝撃の幕切れは、まるで戦争に突き進む全世界の指導者に突きつけた天からの最終警告のようだ。
前田 有一(映画批評家)
戦場とはいえ160人も殺した男が英雄なのか?アメリカで大論争!しかし、イーストウッドは問う。
本当の悪はどこにいる?
町山 智浩(サンフランシスコ在住 映画評論家)
英雄か殺戮者か、反戦か好戦か、そんな簡単に二分できるような映画ではない。暴力と共にあるアメリカを描いてきたイーストウッドが出した答えは、 沈黙だった。
松江 哲明(ドキュメンタリー監督)
イラクに身を置いた日々よりはるかに緊張感の高い濃密した2時間を体験できた。
宮嶋 茂樹(報道カメラマン)
ヒーロー映画として見続ける観客もいよう。だが最後まで見れば戦慄に襲われる他ない。理不尽と不条理を描く監督の真骨頂を見た。
宮台 真司(社会学者)
戦場を描いているのにも関わらず、画面には静謐感が漂う。イーストウッド監督によって戦争映画の傑作がまたひとつ生まれた。いや魂を描いた傑作が。
吉川 美代子(フリーキャスター)
イラク戦争で兵士がこう教えてくれた。 「一度戦場に足を踏み入れた者は、必ず戦場に戻ってくる。」  兵士として、父として、そして夫として、何をすべきなのか。戦場の狂気から誰も逃れることはできない。
渡部 陽一(戦場カメラマン)
本作の結末には正直言って激しく動揺させられた。戦争の傷跡はあまりに深い。はたしてアメリカは事態とどう向き合っていくのだろうか。この映 画に叙情的なシンフォニーは存在しない。無音で流れゆくエンド・クレジットは我々に、今この瞬間、自分自身の頭で思考し続けることを求めている。
映画.com 牛津 厚信
アメリカの英雄と呼ばれる男を描きながら、巨匠はただただ戦争の現実、理不尽さをつきつけ、低い声で地鳴りのような反戦の歌を唄うのだ。
ELLE JAPON 3月 久保 玲子(ライター)
クリスカイルを英雄として描いていない。戦争の英雄となってしまった悲しい夫であり、父親であり、ただのひとりの男として描いている。そのためにこの映画は冒頭で、兵士になる前のクリスの意外といい加減な普通の青年の部分も、しっかり描いているのだろう。
CUT 古河 晋
戦争という名目のもとに、次々と命が失われていくことの重みを突き付ける名匠のメッセージがズシリと響く一作だ。
シネマトゥディ 石井 百合子(編集部)
「アメリカン・スナイパー」は映画的な美にあふれた傑作であると激賞したい。
SPA 黒住 光(ライター)
無音のエンドロールが心に刺さっ た。静かに涙を流しました。
週刊朝日 2月27日 号 LiLiCo(映画コメンテーター)
ヒロイズムの代償を苦く描く。84歳でこれだけの大作を精力的に撮りあげたことが驚異的。
週刊朝日 2月27日 号 わたなべり んたろう(監督、映画ライター)
イーストウッドはカイルの内面を静かに見つめる。戦場という地獄の悲痛さ、生々しさは印象的だが、戦争映画である以上にヒューマンドラマとして力強いのだ。
週刊女性 若林 ゆり(ライター)
一見、アメリカの正義、アメリカの“英雄”の言動をそのまま映像化したようなイラク戦争映画だが、現役後のカイルに待ち受けていた運命がすべてを逆転。
週刊新潮 2月19日号 北川 れい子(ライター)
砂塵の戦場、狙撃音、壊れゆく男、 臨場感ある音に引き寄せられ、モリコーネで突き放す“西部劇”?!是非 Dolby Atmosで体感を‼
週刊文春 2月26日号 洞口 依子(女優)
この作品はアメリカの表と裏を見事にえぐり出している傑作だと思います。
ビーズアップ 3月号 有村 昆
本作は、今年85歳になる巨匠が”最後のカウボーイ”のひとりとして、かつての西部劇の魅力を解き放ったスリリングな一作でもある。だから、衝撃作や感動作の一言では簡単にくくれない。
Forbes JAPAN 3月号 門間 雄介(ライター)
西部劇でのお馴染の砦をめぐる攻防に対する明らかなオマージュ―だ。
BRUTUS Vol.794 門間 雄介(ライター)
西部劇での正義のヒ―ロ―映画を観るときは、ヒーロー=守る側よりも、守られる側がどう描かれるのかに興味がある。だから主人公以上にその妻に注目したが、かなりグッときた。
POPEYE 3月号 三宅 唱(映画監督)
長年ヒーローを演じてきたイーストウッドが、ヒーローと呼ばれた男の光と影を力強く描き出す。
men's FUDGE  Vol.70 村尾 泰郎(映画/音楽ライター)




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