2014年11月18日火曜日

高倉健さん逝く

健さんが亡くなったとニュースで知った、

まだ十代の頃に健さんの映画を観てファンになった、
ヤクザ映画、いや健さん主役の映画だけは任侠映画と呼びたい、の中で見せる、耐えて耐えて耐えぬいて最後に怒りを爆発させるその姿勢と、おこがましくも自分とを重ね合わせ酔いしれたものだ、

健さんの任侠映画はその筋の方々だけでなく、多くの労働者、学生に迎えられ、学生運動華やかな時代、東大紛争の最中に立てたれた看板、通称立て看に、止めてくれるなおっかさん背中(せな)の銀杏が泣いている、と文句が飾られマスコミの話題にもなった、

銀杏が東大のシンボルであることは説明不要のはず、

池袋文芸座でのオールナイト興行で、映画主題歌が流れると、場内の全員が声を合わせ歌ったこともあった、そんな場面はその後どの映画でも映画館でも体験したことはなかった、

任侠路線の終演とともに、東映は実録ヤクザものへ、日活はロマンポルノと進路を変え、そうした中に健さんの姿を見ることはなかった、

幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、遙かなる山の呼び声、などなど、でさまざまな映画の賞をとり、演技力を見せつけたりもした、

またその誠実で実直な人柄から、共演した多くの女優男優、監督、スタッフなどから賛辞が寄せられ、健さんの悪口を言う人は一人もいないとまでいわれている、

その多くはもう既にいろいろなメディアで紹介されているので、ここで書くことは何もない、
Wikipediaで見てほしい、

健さんが亡くなったら、告別式には是非礼服で参列しよう、と誓った人が昔いた、
彼女はスナックのママだった、
そのスナックもすでになく、ママが何処へ行ったのか、ぼくは知らない


2014年11月13日木曜日

追い出し会のあれこれ

麻雀をしたり酒を飲んだりしていた年下の友人が、地元を離れることになり、追い出し会をやることになった、
彼の婚約者らしき彼女も参加し、総勢8人、スナックを貸し切り状態にして11日の夕方6時からそれは行われた、

カウンターに横並びに座ったので、端に座った人同士は話すこともままならない状態での追い出し会、結局は、カラオケ大会の様相に終始したのだが、まあまあ楽しかった、

ハイボールを3杯飲んだところから、調子が上がり始め、その後何杯飲んだのか、正確には覚えていない・・・、くらい飲んだのだろう、

男性会費三千円、女性は無料だという追い出し会、幹事に訊いたらあとで徴収するといわれたのだが、まだ払ってはいない、
それが気になる、、

今年の板橋区俳句会が、8日に行われた、
ぼくが所属している句会からの参加者は、ぼく一人だけ、
前もって投句してある中から、選者によって句に点数が付けられ、その点数の発表が会の全容、

その間に(一般の部の発表の前に)、小学校中学校の部の発表があり、小学校30位まで、中学校30位までの句の発表と表彰・・、この時間がイヤになるほど長い、、
途中で帰りたくなるほど長い、
ただ、所属する句会からの参加者はぼく一人だったので、なんだか句会の代表のような立場になってしまった気になって、途中退場はできなかった、

自分の句には大して点も入らなかったし、帯状疱疹でお尻は痛いしで、修行の気持ちから椅子に座っていた4時間、つらかった、、

会場で一番受けた俳句は、小学三年生の少女の句、一位ではなかったけれど、
夏休みおばあちゃんちは天国だ 

小学生の素直な気持ちが込められていて、どっと会場が沸いた、

交通事故で父親を亡くした少女の句、天国はもう秋ですかお父さん が以前話題になったことがあった、
あれこれ技巧を凝らした海千山千句よりも素直な句が感動を呼ぶことは間違いないようだ、、